テレビアニメ第2期の用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 11:35 UTC 版)
「新幹線変形ロボ シンカリオン」の記事における「テレビアニメ第2期の用語」の解説
超進化モバイル Zギア 声 - じんぼぼんじ 碓氷トコナミ(ザガン)が思念波で送った設計図を元にアブトが開発した運転士用のスマートフォン型デバイスで、ShinCaが「モバイルShinCa」としてインストールされている。ZギアのモバイルShinCaをシンカリオンZ運転席の読み取り機にかざすと、新幹線形態のシンカリオンZが発進し、画面のZキーをタップすることで変形・Z合体(後述)が行われる。シンカギアと同様に発進・変形・合体・モードチェンジには音声アナウンスが流れる。なお、スマットはシンの持つZギアが変形した姿である。シンカリゲッター Zギアにインストールされたアプリ。Zギアと同様にトコナミが開発したもので、日本全国のJR各駅を通過することで自動的にチェックインされるシステム。ネットワークを通じて全ての運転士の履歴が連動している。全駅を制覇すると「TRAVEIN」が閉塞解除され「ダブルZ合体」に必要なZコードが表示される。 Zコード ザイライナーを運用するためのQRコードに似たコード。ZコードをZギアに読み込ませることで、搭乗したシンカリオンZとZコードに対応したザイライナーの合体(Z合体)が可能となる。トコナミがシンカリオンZやザイライナーとともに開発したものであり、アストレアに帰還を強要されたため、日本各地のブラックストーンの近くに密かに隠した。 Z合体 #Z合体とザイライナー 黒い結晶体 / クサビ石 / ブラックストーン 地下空間に存在する石版状の結晶体。シンカリオンZよりはるかに大きく、黒い結晶体に橙色の幾何学模様が浮かび上がる。超進化研究所では「ブラックストーン」、テオティは「クサビ石」と呼称している。作中では竜飛崎・秋田・盛岡・遠野・長野・横川・上野・富士樹海・犬山・関ヶ原・比叡山・大歩危・大宰府の13箇所で確認されている。 古代地球においてテオティの先祖がアラバキを封じるために利用したもので、新幹線の路線沿い(≒旧街道沿い)の大深度地下空間に存在している。地球の奪還を目指すテオティの一派は、人類排除にアラバキを利用するために破壊を企てている。アラバキを利用しようとする一派に対し難色を示しつつ、カンナギも幾つかアブトに破壊させた。超進化研究所では地軸と連動しているとの分析もあり、周囲の地下水や川が枯渇するとの報告があり、最悪の場合は地球規模に影響が及ぶ可能性も推測されている。なお、物語終盤で組成に塩分が含まれていることが判明する。 アラバキ #アラバキ 超進化電導ケーブル トコナミが鉄道総研の超電導き電ケーブルの技術を応用し、超進化電力の送電専用に開発した特殊ケーブル。彼が超進化研究所に戻ると開発はストップしてしまうが、未完成ながらも十分実用に耐え得るレベルのケーブルとして残されており、トコナミの設計図どおりにアブトが作ったものの「シンカリオンZ N700Sのぞみ」と「ザイライナー HC85ヒダ」のZ合体テストはケーブルが原因で失敗したが、この超進化電導ケーブルを使用したことにより後日成功した。 また、ユゴスピアでトコナミ自身もこのケーブルを完成させており、テオティの民が提供したエネルギーを電力に変換しチーム・シンカリオンの協力で超進化電力が存在しないユゴスピアでのE5のZ合体を成功させダークシンカリオン撃破に貢献した。 デアボル 宇宙に現れる生物。テオティの本拠地ユゴスピアを時折襲うモンスターで、ムカデ状の形状が多数確認されている。 ヴァルトムがブラックストーンの破壊に使った。 トレランティア テオティの持つ負の感情で怒りや憎しみ、悲しみに似ているとトコナミは説明した。感情が高まると爆発的なエネルギーが発揮されるが、暴走して制御できなくなる危険性も持っている。 誰でも知っているわけではなく、初めて聞く言葉にカンナギがトレランティアとは何かをトコナミに問いただした。 ユゴスピア テオティの本拠地で、小惑星に偽装した超巨大宇宙船。シンはその見た目をブラックナイト衛星に例えた。テオティの民が暮らす街、畑や水路が備わっているほか、宮殿やダークシンカリオンの発着する宇宙駅と複数のプラットホームも備えられている。 桜島実験線 かつてキトラルザスの本拠地があった桜島の地下に設置された超進化研究所の研究施設。超進化速度を超える「第2超進化速度」の研究が行われており、列車を宇宙に打ち上げるための「超進化マスドライバー」が設置されている。超進化マスドライバー 桜島実験線で秘密裏に開発されていた施設で、第2超進化速度(時速40300キロメートル = 第2宇宙速度に相当)に到達させることでシンカリオンをユゴスピアへ送り込むために用いられた。桜島の外周地下に設けられた軌道を50周回して第2超進化速度に到達させたのち、打ち上げ用の軌道に転線の後、山頂付近から宇宙空間へ向けて射出される。第2超進化速度に到達するためには超進化銀河鉄道に改修されたヴァルドルとの連結が必須だが、ヴァルドルが牽引できる重量の関係で宇宙空間に一度に運搬できるシンカリオンもしくはザイライナーは1編成のみで、しかもヴァルドルに残留している光の粒子を用いる関係上、合計で2回しか運搬できない。 移動艇 テオティの球体の乗り物。偵察任務で地球に降下したトコナミやアブトを救うための助けを求める使者としてトコナミに送られたセツラ、逆恨みの復讐に暴走したカンナギ、改心し超進化研究所と和解したカンナギによりアラバキ討伐作戦に参加すべく地球に召集されたテオティの戦士たちが搭乗した。 ダブルZ合体 物語終盤に登場した究極のZ合体形態で、1体のシンカリオンZが複数のザイライナーと合体するZ合体の進化形。Zギアの「シンカリゲッター」で閉塞解除された特別なZコードを使用し、日本中のエネルギーを鉄脈を通してシンカリオンZに届けることで合体が可能となる。作中においては以下の2体が登場した。シンカリオンダブルZ E5 - E5はやぶさを中心としたダブルZ合体。右腕にE235ヤマノテ、左腕にE353アズサ、右脚に883ソニック、左脚にE259ネックスが合体し、背面には800つばめの翼が装着される。運転士はシンに加え、ハナビ・タイジュ・ヤマカサが搭乗する。武器はヤマノテエキスカリバーに加え、左肩にネックスキャノンを備え、ソニックパンタグラフボウガンなど合体に関わるシンカリオンZの武器も使用可能。 ダークシンカリオンダブルZ - ダークシンカリオンアブソリュートを中心としたダブルZ合体。右腕にHC85ヒダ、左腕に323オオサカカンジョウ、両脚に261ホクトが合体する。運転士はアブトに加え、ナガラ・ギンガ・メーテルが搭乗する。武器はヒダハイブリッドナギナタなど、合体に関わるシンカリオンZの武器も使用可能。
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