ゾイド -ZOIDS-
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『ゾイド -ZOIDS-』は、トミー(現タカラトミー)の玩具「ゾイド」をモチーフにした日本のテレビアニメ。1999年9月4日から2000年12月23日まで毎日放送(MBSテレビ)・TBS系列(テレビ山口除く)で毎週土曜18時00分から18時30分(通称土6枠)に放送された。
注釈
- ^ 元々、同時間帯の放送枠は1999年8月までウルトラシリーズを放送していたが、トミー(現タカラトミー)がゾイドシリーズを強力に売り込んだことから同シリーズは中断していた[3]。その後、2001年10月に新作『ウルトラマンコスモス』の放送が決定したが、円谷英二生誕100周年を記念し、7月に前倒しされた[3]。最終的に同放送枠の「ゾイド」アニメシリーズは『ゾイド新世紀スラッシュゼロ』2001年6月30日放送分(最速ネット放送分)で終了している。
- ^ アニメ制作用の初期資料では、「クロケット砦」「マウントアーサ」「ヘリックシティ」といった惑星Zi中央大陸の地名が用いられていた。これらは本放送時にあたってはマウントオッサなど、他の地名へと変更された[6]。
- ^ 小学館より刊行された「ゾイドエンサイクロペディア」においては「青い星」とのみ記述されている[10]。本作における惑星Ziの現人類が異星からの入植者である説明は第26話や第49話でなされているが、作中では他の星や青い星という表現に留まっている。
- ^ ただし、アニメ本編では第3話の時点では過去の戦争時期を50年以上前としており、第6話の時点では20年以上前に(のちにバンが搭乗する)シールドライガーの登録が抹消されたとしている。また、この停戦条約に触れられるのは第7話のみである
- ^ なお、フィーネの綴りはfineであるが[26]、これはイタリア語で「終わり」を意味する。
- ^ コーヒーに塩を入れて飲むのはエチオピアで実際に行われている。
- ^ 第28話でエリーナ役と兼ね役で演じている。
- ^ 2度目の撃墜の際は、海上に落下するも情報を伝えるために部下と共に海を泳ぎ渡り生還している[39]。
- ^ キャラクター原案を担当した上山は「ルイーズという名前は何となく意志の強そうな響き、テレサはマザー・テレサから、キャムフォードは、オックスフォードとケンブリッジを一緒に言うときの言葉で頭が良さそうだから」と自身のホームページで語っている[41]。
- ^ 作中のナレーションも担当。
- ^ 書籍『ゾイドエンサイクロペディア』においてはギュンター・プロイツェンを古代ゾイド人とする記述も存在するが、アニメーション第66話においてヒルツの口頭によって「プロイツェンとは異なり自身は古代ゾイド人である」という旨の発言がなされていることから、これは誤記となる。
- ^ アニメ作中での生死は不明だが、PlayStation 2専用のゲームソフト、「ゾイドタクティクス」においては生存し、ネオゼネバス帝国に雇われている。この時の搭乗ゾイドはデススティンガーZS。
- ^ アンビエントとの兼ね役。第一部ではデリスとロカイも兼ねている。また次作の『スラッシュゼロ』では、主役のビット・クラウド役で出演している。
- ^ これらの設定は第65話でフィーネ、ダークカイザー(プロイツェン)が語るところによる
- ^ この回のみ17:30からの放送。
- ^ TOKYO MXの再放送ではED曲はオリジナルのままで、前述した裁定・適用云々のテロップ表記も無いので、孤児著作物云々の件はネット配信の権利関係に限定してのものとなる。
- ^ ゾイドシリーズとしては『ゾイドジェネシス』が本作に先立ち別作品で参戦済み。
出典
- ^ 「機獣新世紀ゾイド」はコロコロコミックに連載された上山道郎による漫画のタイトル。 - 上山道郎Twitter 2019年7月12日
- ^ 『美術手帖』2000年4月号、美術出版社、146-147頁。
- ^ a b 円谷英明『ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗』講談社、2013年6月、137-138頁。(ISBN 978-4062882156)
- ^ 「別冊兄弟拳増刊号」ZOIDS日記 - ウェイバックマシン(2007年9月28日アーカイブ分)
- ^ 『月刊コロコロコミック』1999年10月号、小学館、30-31頁。
- ^ 『ゾイドエンサイクロペディア』小学館、2009年1月、149頁。(ISBN 9784796870566)
- ^ 『ゾイドエンサイクロペディア』小学館、2009年1月、134頁。(ISBN 9784796870566)
- ^ 「ZOIDS BOOK 2002」『電撃ホビーマガジン』2002年4月号、メディアワークス、付録冊子、4-5頁。
- ^ 『アニメディア』2001年3月号、学研プラス、156-157頁。
- ^ 『ゾイドエンサイクロペディア』小学館、2009年1月、11頁。(ISBN 9784796870566)
- ^ 第6話参照
- ^ 第7話参照
- ^ 第18話参照
- ^ 第19話参照
- ^ 第26話参照
- ^ 第32話参照
- ^ 第34話参照
- ^ a b 第35話参照
- ^ 『ゾイドエンサイクロペディア』小学館、2009年1月。(ISBN 9784796870566)
- ^ アニメ23話
- ^ アニメ16話
- ^ アニメ12話
- ^ アニメ1話
- ^ アニメ25話
- ^ アニメ8話
- ^ 「ゾイドバーニング2000サマーカレンダー」『月刊コロコロミック』2000年8月号、付録カレンダー。
- ^ アニメ35話より
- ^ 「フィーネ・エレシーヌ・リネB」『ゾイドバトルカードゲーム エキサイティングブースター』トミー、2001年7月発売、収録カードの記述。
- ^ a b 『ゾイドミニコレクション シャドー』トミー、2000年発売、商品パッケージ。
- ^ アニメ29話より
- ^ アニメ28話より
- ^ アニメ3話
- ^ アニメ13話
- ^ アニメ15話
- ^ アニメ5話
- ^ アニメ32話より
- ^ アニメ6話
- ^ アニメ7話
- ^ アニメ17話
- ^ アニメ10話
- ^ 別冊兄弟拳 共和国大統領 - ウェイバックマシン(2007年9月28日アーカイブ分)
- ^ a b 『アニメージュ』2000年10月号、徳間書店、38-39頁。
- ^ アニメ21話
- ^ アニメ33話より
- ^ 別冊兄弟拳・帝国皇帝 - ウェイバックマシン(2007年9月28日アーカイブ分)
- ^ アニメ18話
- ^ アニメ19話
- ^ アニメ22話
- ^ この際はアーラ・バローネ登場時の口上を披露した上、乗機を撃墜されたヴィオーラに代わり「Catch your later」と決め台詞を残して帰投した。
- ^ アニメ26話より
- ^ アニメ34話より
- ^ アニメ31話より
- ^ アニメ4話
- ^ 「アーラ・バローネ(赤仮面)」『ゾイドバトルカードゲーム エキサイティングブースター』トミー、2001年7月発売、収録カードの記述。
- ^ アニメ11話
- ^ 『ゾイドフィギュアコレクション アンビエント』トミー、2000年発売、商品タグ。
- ^ アニメ37話より
- ^ アニメ36話より
- ^ アニメ9話
- ^ 『アニメディア』2000年11月号『TV STATION NETWORK』119 - 121頁
- ^ アニメ『ゾイド-ZOIDS-』のブルーレイBOXが遂に発売決定! - 2013年1月18日付CDジャーナルより。
- ^ 伝説のアニメ『ゾイド』再放送決定 - 2023年3月6日付 KAI-YOU.netより。
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