アカデミアチャンピオン
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「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGXの登場人物」の記事における「アカデミアチャンピオン」の解説
ヨハン・アンデルセン 詳細は「ヨハン・アンデルセン」を参照 オースチン・オブライエン 声:川本成、幼少期:知桐京子 ウエスト校3年生。 使用デッキは魔法、罠、効果を攻撃の主軸とする【ヴォルカニック・バーン】。 元傭兵。コブラから命を受けて十代とデュエルを行う。十代との対戦の後、ウエスト校のデスデュエルに無かった疲労感に疑問を持ち、独自の方法でコブラのことを探る。その後、コブラの元へ向かう十代達と協力する。サバイバル知識に長けているため、第一の異世界ではリーダーシップを発揮していた。その後、アカデミア内で警備部隊(ブルーベレー)を結成し、発電施設でツバインシュタイン博士の通信を確認した。 現実世界に戻った後、十代の戦友として異世界に向かうが、自分とジムとの約束を無視した十代に見切りをつけて一度離れる。ジムと共に行方をくらました十代を探していたところで覇王と対面し、覇王が十代であることに驚愕する。ジムの消滅後、間近で見た覇王のプレッシャーの前に逃げ出してしまい、覇王の影に怯えながら異世界を放浪する。しかし、ジムから託された形見の「オリハルコンの眼」と道中で会った海神の巫女をはじめとする自分の力を必要としている人々から与えられた勇気で立ち直る。その後、覇王とのデュエルで「オリハルコンの眼」の力を使い十代を心の闇から救い出す。だが、自らのライフポイントも尽き消滅した。 ユベルの事件が解決した後、他の留学生同様に元のウエスト校へと帰っていった。 4期は藤原の存在について十代の依頼で調査していた。その後ペガサスからのミッションでアカデミア本校を再び訪れ、オネストに襲われた吹雪を救助し、十代達と合流する。その後、無人となっていた童実野町で調査をしている途中でミスターTと遭遇し、デュエルを行う。父の姿を借りたミスターTの言葉に翻弄されながらも冷静に対処しようとするが、自らの母と類似しているヴェルカニッククイーンから冷静さを次第に欠くようになる。最後は両親の命を秤にかけてしまったという闇を植えつけられ、紙一重で破れた。ダークネスの事件が解決した後、他の生徒同様に現実世界に戻ってきた。 英語版での名前はAxel Brodie。 ジム・クロコダイル・クック 声:岩橋直哉 サウス校チャンピオンの3年生。 使用デッキは融合素材を相手の墓地から選択するという【化石(フォッシル)融合】。 常にワニのカレンを背中に背負っている。幼少時にカレンを救うために怪我を負ったため右目を包帯で覆っている。右目にはオリハルコンの眼がはめられており、かけがえのない友を救うためにその力を発揮する。地質学と考古学の専門家でティラノサウルスの化石を発掘した経験もある。日本語と英語を組み合わせた独特の口調を使い、剣山を「ダイノボーイ」、明日香を「トゥモローガール」と呼んだり、剣山に「待ってろhere」などと言う。 首に巻いたバンダナはカレンが暴れた時の目隠しにも使用される。デュエル・アカデミアで突如発生した電磁波の調査中に暴走した剣山とデュエルして勝利するがデスベルトに剣山と共にエナジーを吸収される。しかしその代償としてデスベルトの正体を知り、保健室で剣山と共に療養していた。その後、十代達と共にSALの研究施設へ乗りこみ、カレンと共にコブラの罠に落ちた明日香を救出した。 デュエル・アカデミアが異世界に飛ばされた後、ゾンビ生徒の襲撃対策としての扉を塞ぐバリケード作りを担当。地質学と考古学の専門家であるため、異世界でも変わった環境を調査し、生徒達をサポートした。その後、ヨハンを助けに行くため、再びカレンを連れて異世界へ向かいオブライエンとともに行動する。その後はオブライエンとともに翔を救助するが、約束を破り独断でブロンに挑んだ挙句明日香達を失った十代を、ただ一人最後まで側で支えようとした。しかし、目を離した隙に失踪した十代をオブライエンと共に捜索していた。覇王の脅威から逃れて暮らしていたバーガンディの村が襲われた怒りから覇王にデュエルを挑むが、覇王の正体が十代と知り、オリハルコンの眼が十代の心を見せてくれたことで自分の親友として十代を救い出そうとする。 だが、ライフを削られながらもの必死の説得は最後まで十代に届かず、覇王の超融合で召喚された「E-HERO ダーク・ガイア」によって死敗北。オブライエンに十代の心の闇の深さを告げ、「オリハルコンの眼」を遺し消滅した。 しかし、自分の遺志を継ぎ絶望から復活したオブライエンの覇王とのデュエルの際、最後の最後で起死回生の一手を引く手助けをしたり、十代を心の闇から救い出すなど、敗れてもなお重要な役回りを果たした。 ユベルの事件が解決した後、他の留学生同様に元のサウス校へと帰っていった。 アモン・ガラム 声:峯暢也、幼少期:寺井沙織 2005年度イースト校チャンピオンの3年生。 使用デッキは序盤は行動妨害を戦略の柱とする【雲魔物(クラウディアン)】。エクゾディア入手後は、エクゾディア発動を容易にする為、サーチ・サルベージなどの手札補充を重視とした【特殊勝利】。 どんな相手にも冷静に対応できる柔軟な思考力を持ち、デュエルは哲学的なゲームだと思っている。その正体は世界でも五本の指に入る石油・重化学工業・IT部門で莫大な利益を上げている企業を束ねるガラム財閥当主のゴア・ガラムの養子。幼い頃に両親から捨てられ、雲を見つめながら死を待っていたところを拾われた。しかし後に、ガラム夫婦の間に実子シド(声:ふくざわるみね)が生まれたため、ガラム家の跡取としての価値を失う。投げやりになり、シドを一度は殺そうとしたものの、その後はシドとガラム財閥のために一身を捧げる覚悟をする。その決意は幼馴染であり遊び相手であるエコーに宛がわれ、ユベルに「強靱な鉄の意志」「アモンにとっての神」と言わせるほどに強固な物である。現在はシドのことを誰よりも大切にしており、シドが難病から回復した際には嬉しさのあまり泣き崩れていた。 プロフェッサー・コブラの陰謀に誰よりも早く気付き、彼について色々と調べていた。温厚に見えるが、コブラを罠にはめるために多くの生徒を利用したり、十代達を囮に使うなど冷酷な面を持っている。潜水艦で指令を送るエコーに従い、コブラが持つカードを手に入れようとしていた。本人曰く、体力や腕力には自信があり、軍人のコブラとは互角の肉弾戦を行なっている。 アカデミアが異世界へ飛ばされた際には十代達と協力する傍らでユベルと接触するなど中立的な立場で行動しており、アカデミアが元の世界へ戻る際に異世界へ残った。その後、ユベルの手下となり、異世界の王となるために必要な力「エクゾディア」を手にする為自分が最も愛する女性であるエコーを生け贄に捧げる。エクゾディアを手にした後は、ユベルの首をエコーに捧げようとする。 エコーやエドを犠牲にしてまで異世界の王となろうとしていたのは、誰もが平等に苦しみや憎しみなく暮らせる世界を作る為で、その願いは完全に純粋なものである。ユベル城でユベルと対峙した際、ユベルでさえアモンの心から闇を見つけ出すことができなかった。ユベルとのデュエルでは後一歩のところまで追い込むが、自身に取り付いていたエコーの心の闇を糧とし、自らフィールドに現れたユベルに敗北し消滅。現実世界には最後まで帰還することがなかった。 なおPSP版『タッグフォース3』では異世界から帰還しており、エンディングにおいて未だ異世界に取り残されているエコーを救うためアムナエルと共に再び異世界に赴いた。 一人称は「僕」だが、モノローグでは「俺」を使用している(110話のみモノローグで「ボク」を使っている)。 英語版での名前はAdrian Gecko。
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