わざぼー使い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 08:41 UTC 版)
技風 むむ(わざかぜ むむ) わざぼー使いの少年。相棒はわざこ。帯の正面側に青い玉がついている。 わざ武王の手下としてみみみの前に立ちはだかり、彼女にはじめての敗北を味わわせた。第1部では、わざ武王の真の目的に勘付き、みみみ討伐の指示に従わず裏切る気配を見せたことがその逆鱗に触れて氷漬けにされてしまった。幼い頃に黒マント姿の人物から渡されたわざぼーの力に魅入られて、黒マントの言いなりになりながら同じ一族であるみみみと共に数々の村を滅ぼしてきた、という忘れていた過去を氷の中で「悪夢の記憶」として見せられた。そのため疑心暗鬼に陥るが、救出に来たみみみが血を流す姿に気づき迷いと氷を打開。わざ武王と手を切り、彼女と協力してこれを撃破した。以来、第2部でも何かとみみみを気にかけている。初対面の技星めんめんを警戒していたが「技々みみみのチカラになってほしい」の言葉を受けて打ちとける場面もあった。それでも、ゴルデンとの一騎打ちで窮地に追い込まれ戦う理由を「仲間のためか」と詰られた際には「オレのためだ」と啖呵を切っている。物語の終盤、復活しつつあるわざ武王の触手からみみみを庇って倒れる。 名前に「風」のはいった技をよく使う。単行本(3巻)カバー裏の紹介文いわく、“キュウリが苦手でぞうきんがけにはかなりうるさい。新幹線の切符の買い方がよくわからない。ようか(8日)と、はつか(20日)をよく間違えてしまう。ビデオの予約を3回に1回失敗する。彼の作る肉じゃがは絶品であり、「お前は主婦か!」とよく言われるらしい。ゴリラの物まねがとても上手いらしいが、だれも見たことはない。” 続編『わざぐぅ!』では、鼻眼鏡にマント姿の技風むむらしき人物が「Mr.シタキリ」の名で登場。バトルクリフ最終トーナメントの6試合目で裏血まタローと当たるはずだったが、洋式トイレの便器にはまって抜け出せず不戦敗となっている。最終決戦を終えた3年後には地球の高校に入学。メガネをかけて本を読む姿が描かれた。わざこ 使い手は技風むむで、技風むむの一番の理解者。女性のわざぼー。顔はピンク色で、みみみいわく「キモイ」容姿を持っている。表情の変化はあまりない。わざぼーが口を開かないのに対し、こちらの口は常に開いている。また、むむの物にはじめてなった際には顔はなかった(第3巻を参照)。 大勢で掃除を行う際は指示だけだして自分はなにひとつしない。TVの内容に文句ばかり零す。機嫌が悪くてもパスタが美味しい店を教えるとなおり、クーポン券集めが趣味らしい。時々「ダイエットしようかしら」と呟く事がある。 技星 めんめん(わざほし めんめん) わざぼー使い。相棒はわざっチ。猫のような容姿で、みみみからガキと言われたように小柄。額に巻いた黒い鉢巻の真ん中に黄色い玉がついている。 第2部中盤から登場し、技神まーの精鋭部隊「闇の三闘士」の最後の一人としてみみみの前に現れた。到着時、先発隊のズラームがみみみと交戦中だったが、劣勢だった同僚を「弱いヤツはキライ」と切り捨ててしまった。勝気な口ぶりとスピードでみみみを翻弄。圧倒的な力の差を見せつけて降伏を迫った。実は、過去の戦いで「のろい」をうけて目が見えず、そのときの仇敵を破るため協力者を求めていた。みみみを挑発する言動は力試しで、自分のことを破った力量を認めると協力を頼んだ。また、暗黒ま城で鉢合わせたむむにも「力になってほしい」と願い出ている。そもそも技神まーの仲間になったのは情報を集めるのに都合がよかったからであり、まーはそのやり口を「うらぎり者」「弱虫やろう」「サイテー」と言って責めている。目的を果たすために形振り構わず行動しためんめんだったが、みみみを狙うわざ武王の一撃の前に立ちはだかり、倒れる。今際には「おねがい、ぼくのかわりに」と涙しながら無念を言い残した。 仲間になってからはみみみを「みみみちゃん」と呼んでいる。むむは呼びすてである。5巻、カバー裏の紹介文いわく”ラジオが好きで毎週かかさず聞いているラジオ番組が35本くらいあり、冷蔵庫の食べ物のニオイを嗅ぐだけで賞味期限を特定できる。しょーもない豆知識をかなり知っているようでやたらと周りに教えて”くれようとするらしい。 続編『わざぐぅ!』では正体を隠して戦いの崖の中で重要な役割を務めていた。わざっチ 使い手は技星めんめん。他のわざぼーと違い取手が付いている。顔はあるが喋っているシーンは現在無いが、持ち主のめんめんが攻撃された時に涙を流すシーンがあり感情を持っている様子。顔は黄色である。口は×の形をしていて、目は猫目である。 膨らますことで空を飛ぶこともできる。 技神 まー(わざがみ まー) 性格は残忍。慈悲の心は一切ない。第二部のワンパン以降の敵は、すべてこの男の命令で動いている。みみみに出会うまでは、自身の額についている玉を成長させるため様々な敵と戦っていた。女の子のみみみに躊躇することなく攻撃する残忍な性格。しかし、みみみに執着もしている。 わざぼー使いではあるが、わざぼーだけに限らずバケラーを幽霊にしたり、ワープ移動や相手を自分が生み出したバリアに閉じ込めるなどの魔法のような力も操る事ができる。 自分の身体に己のわざぼーをしまうことができるため、服装は胸元が大きく開いたパンク・ファッション。肩にツノが生えているため上着はノースリーブである。下半身はチェーンベルトとつま先にニードル付きのブーツを履いている。 第二部最終戦での暗黒ま城倒壊に巻き込まれるが、後に『わざぐぅ!』において登場する。 わざ武王 使い手は技神まー。他のわざぼーと違い顔は無く巨大な眼球がついているが普段は顔の無い黒無地のわざぼーである。 相手に近づかなければ威力が発揮できないほかのわざぼーと違い頭から触手を出して遠距離攻撃する事も可能。詳細は不明だが諸事情にて本来の力を出せない状態にある為第一部での戦いのように宇宙を生み出す事はなく技神まーのわざぼーとしてみみみと勝負する。 第二部での敗北後、その詳細は不明。
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