その他の登場キャラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:49 UTC 版)
島田のおばちゃん(しまだのおばちゃん) 難破家のお隣さん。やかましい性格。難破家を煙たがっているが、割と仲良く付き合ってもいる。 難破家がハワイ旅行に行っている間松を預かっていたが、その返礼が定番もいい所の箱入りチョコと悪趣味な歯ブラシであることに憤慨した。佐藤が難破家に訪れた際、シャバい家を取り繕っていた場面に回覧板を携えて登場。シャバい格好に大爆笑して、本当はヤンキー一家であるとバラした。 伍代里美(ごだい さとみ) 伍代の母。有名な料理評論家で、TVにもしばしば出演しており、母子家庭にあっても暮らしぶりは豊かである。しかし忙しさも手伝って、息子の面倒はほとんど見られず親子関係は冷え切っていた。しかし剛が伍代宅に押しかけ、半ば強引に息子との食卓を囲わせたことによってそれも多少は改善されたようだ。その後は息子とハワイ旅行に出かけるなどもしている。 酒癖が悪く、剛があさって発見したシャトーディケム(1945年もの)を持ち出されたショックでヤケになり、飲み明かした結果、松を捕らえて息子の直樹に関する愚痴をこぼし続けた。松曰く「父ちゃんの愚痴よりハード」。 切山カズミ(きりやま カズミ) 猛の彼女。猛に負けず劣らずの豪快な性格。横浜でも多くの傘下を持つレディース「邪須眠(ジャスミン)」の頭を張っていた。 高校時代に猛とタイマンを挑もうとするが、猛にたびたびはぐらかされたことに腹を立て、猛の母親のことをネタにして挑発。これには猛も思わず激昂し本気の拳を放つが、それでも立ち上がり、立った直後気絶。その後彼女は入院することになるが、それが縁で付き合うことになった。 チャッピー 難破家の近所の岡さん家のペットの犬で、松の舎弟。犬種はチワワ。 松に憧れており、男らしさを磨こうとしているが適わず、飼い主にいつも犬用の服を着せられている(松たち犬にとって犬用の服は侮蔑の象徴と見なされている)。故にいつも親分の松から非難を受けてきたが、後にワイハー帰りの剛によってお土産の星条旗柄の服を着せられていた松を見て「センス悪っ!」と今までの非難を覆した。 沢田アキオ(さわだ アキオ) 難破兄弟の妹である吟子に難破の名前を利用するために近づく。 難破の名前を利用してカツアゲ行為を繰り返すも、その名を知らぬ関西から来た人間を相手にしてしまい、返り討ちにされるが尾行していた剛の登場で事なきを得た。 その後本性を知った吟子にフラれる。 真宮(まみや) 伍代の中学生時代の友人で、当時は伍代と向かう所敵なしのコンビだった。殺人犯の息子という不遇な生い立ちを持つ。 その生い立ちから伍代と手を切れと学校の大人たちから差別され、所詮自分は殺人犯の息子として生きるしかないのだと、裏社会で生きることを決意する。それからはタチの悪い連中と付き合い始め、他校から上納金を納めさせたりしていたが、それをやめさせようとした伍代ともみ合いになり、顔面に大きな傷を負う。 以来伍代を憎み、島崎を誘拐して伍代をおびき寄せ復讐しようとするが、伍代の説得と思いを込めた拳によって改心する。 愛子(あいこ) 難破一家行きつけの喫茶店の店長。ナオミとは喋り友達。 猛曰く「客が少ない」らしいが、コーヒーやバナナジュースが旨いらしく、特にバナナジュースは剛やサダが気に入っている。 口調は悪くも親しみやすい性格。 亜仁丸(あにまる) 猛が働き始めたペットショップの店長。 当初はチンピラ衣装でやってきた猛を断るつもりだったが、獰猛な土佐犬をひと睨みで降伏させた猛の強さを見て採用を決定した。猛曰く「犬好きの気合入った奴」。喋り方がオネエっぽいが、猛は彼の犬に対する気合いの入った想いを悟り、気に入った。 猛が秋風号を死なせた事で篠崎に殴りかかったときには体を張って猛を止め、剛と猛を説得した。 篠崎(しのざき) 猛が働き始めたペットショップの客。金儲けしか考えていない悪徳ブリーダーで亜仁丸も嫌っている模様。 「赤竜号」と呼ばれていた頃の松の顔に傷をつけた張本人であり、松の元の飼い主。自分の不注意で怪我をさせた松を河原へ投げ捨てた。 それから6年後ペットショップへ来ていた剛と松を見てその時の子犬と気づく。その後松が元々自分の犬である事を理由に剛と猛に接触し松を返せと迫るが2人はこれを拒否、反対に松の母犬、秋風号を譲れと彼に交渉する。その際には「50万円を渡せば譲ってやるし松も諦める」という法外な要求をしてきた。秋風号を見殺しにした事で猛の怒りを買い手下と共に制裁を受けた。 秋風号(あきかぜごう) 松を産んだ母犬。松の他にも子供を産んでいたが、全員篠崎に金儲けの道具として奪われる。 幼少の頃の松を「ぼうや」と呼んでかわいがっていた。篠崎に虐待されていたためかなり衰弱しており、人間恐怖症になっていた。剛と猛と松が篠崎の犬舎に連れてこられた際に松と再会できたが、剛が引き取りに来た時にはすでに死んでいた。その後彼女の墓は松の犬小屋の隣に建てられた。 長谷川(はせがわ) 萬中の教師。吟子の現在の担任で過去に剛、猛も受け持っていた。生徒に対しては厳しくも親身になって接するタイプ。 剛にとっては、普通の青春を送りたいという自分の願いを聞き入れ、親身に相談に乗り、家族にも秘密のまま白百合入学を色々と手助けしてくれた恩師。 剛の二重生活が上手くいっていることに安心しているが、同時に難破家には後ろめたい気持ちを持つ。 佐藤順一(さとう じゅんいち) 吟子が外出した際に知り合った優等生の少年。仲良くなった吟子に勉強を教えることになる。 ヤンキーという人種を嫌っており、吟子は彼に嫌われたくないために、自分がヤンキーであることを隠すための様々な嘘をつく。彼が家に呼ばれる際、吟子は家族全員に普通の格好をさせたが、彼はすでに難破家がどのような家か事前に知っており、吟子のためにそこまでしてくれる難破家を見て、ヤンキーに対する見識を改めたようである。 大森(おおもり) 熱海を仕切る地元のヤンキーグループのアタマ。 旅先で付き合っていた彼女に金を持って逃げられたことから地元に帰り、倉田と金町のいざこざに割り込んできたが、猛を見た途端怯えて撤退。その理由はかつて関東を制覇した猛に惨敗した過去があるため。 降参した後は猛が捕まえたカブトムシを1000円で購入したが、すぐに逃げられてしまった。 倉田(くらた) 大森がいなくなった熱海を仕切る座を巡って金町と対立状態にあった。剛の発言に怒った猛に一瞬で倒された。 金町(かねまち) 熱海を仕切る座を巡って倉田と対立状態にあった。倉田同様、猛に一瞬で倒された。 章彦(あきひこ) 通称「アキ」。地元でのいざこざを終わらせたいために遊びに来た剛と大丸に「金町派」を打ちのめすよう頼みいれた。 サングラスを掛けているが、外すと強面なイメージが崩れるほどギャップが激しい。 道信(みちのぶ) 通称「ミッチー」。章彦と共に剛たちに地元の抗争を終わらせるために頼み込んだ。 ぽっちゃりした外見から、女子からは「プーさんみたいで可愛い」と言われているらしい。
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