こ・える【肥える】
読み方:こえる
1 人や動物のからだによく肉がついて、太る。からだつきがふっくらとする。「丸々と—・えた子犬」「—・えて脂ののった秋鯖」⇔やせる。
こ・える【越える/超える】
読み方:こえる
1 (越える)物の上・間・境界などを通り過ぎて、向こうへ行く。「打球がフェンスを—・える」「山を—・え、また谷を—・える」「海を—・えてきた便り」「国境を—・える」
2 (越える)区切りとなるある日時が過ぎる。時を経過する。「—・えて翌年の春を迎える」「齢(よわい)八〇を—・える」
3 ある基準・数量を上回る。超過する。「四万人を—・える観衆」「危険水位を—・える」
4 地位・段階などで、順序をとばして先になる。飛びこす。「先輩を—・えて重役になる」
5 他のものよりすぐれる。ぬきんでる。「力量が衆を—・えている」
6 ある考えや主義にとらわれず先に進む。また、ある基準・範囲の外まで出る。超越する。「互いに立場を—・えて手を結ぶ」「想像を—・える」「常識を—・える」
こえる
こえる【肥える】
こえる
出典:『Wiktionary』 (2021/07/22 06:33 UTC 版)
語源
古典日本語「こゆ」
動詞・越、超、踰
- 【越】障碍や境界を通り過ぎて向こうへ行く。
- 【越】ある日時が過ぎる。
- 【超、越】相手を下位に落とし、自分が上位に立つ。
- 【超、越】ある基準を上回る。
- 【超、越】段階を省略して先へ進む。
- 【踰】道義や規則から外れる。
活用
発音(?)
東京アクセント
- こ↗える
京阪アクセント
- ↗こえる
動詞・肥
こえる【肥える】
活用
発音(?)
東京アクセント
- こ↗え↘る
京阪アクセント
- こえ↗る
肥
肥 |
肪
肭
腯
腴
膆
超
越
越 |
跇
踰
躝
逾
隃
駜
「 こえる」の例文・使い方・用例・文例
- 私たちに声が聞こえるように,もっと近くにお寄りなさい
- 聞こえる方の耳で,私はそれが何の音か知ろうとした
- 「トミー,聞こえるかい」「うん,聞こえるよ」
- 部屋はしーんとしていたので針が落ちても聞こえるほどだった
- 聞こえるところで
- あなたの声がよく聞こえるには声を張り上げなければいけません
- 彼の新しいアルバムは前作にとても似た感じに聴こえる
- 針1本落ちても聞こえるほど静かだった
- 遊んでいるときの子どもたちの興奮が聞こえるようだ
- 彼が言っていることは本当らしく聞こえるかもしれないが,信じてはだめだ
- これら2つの語は同じように聞こえるが,つづりは異なる
- 彼らの説明はもっともらしく聞こえる
- 町中でその時計が鳴るのが聞こえる
- 本当らしく聞こえる
- 聞こえる範囲内で
- ぐっすり眠りなさい.私は呼べば聞こえるところにいるから
- はっきりと波の音が聞こえる
- Xがわたしの耳に聞こえる
- 彼女の息づかいが聞こえる声はセクシーで好きだ。
- ワライカワセミの鳴き声は笑っているように聞こえる、
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