藜とは? わかりやすく解説

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あかざ【×藜】

読み方:あかざ

ヒユ科一年草空き地路傍生え、高さ約1.5メートル堅いひし形に近い卵形で、縁は波形若葉紅色をし、食べられる晩夏黄緑色小花穂状密生する中国原産近縁種シロザがある。ヒユ科双子葉植物は、草原荒地塩分の多い土地などに生育し、ホウレンソウ・アリタソウなども含まれる。《 夏 実=秋》「宿りせむ—のになる日まで/芭蕉


アカザ

アカザ
科名 アカザ科
別名: -
生薬名: レイ(藜)
漢字表記
原産 インド 中国
用途 古い時代入ったとされ、畑などに自生する一年草木本化し丈夫なのでとして利用されます。若葉食用として歯痛虫さされなどにも利用されます。
学名: Chenopodium album L.
   var. centrorubrum Makino

あかざ (藜)

Chenopodium centrorubrum

Chenopodium centrorubrum

インドあるいは中国原産といわれています。わが国へは古い時代渡来し食用として栽培されいました。今では各地の畑や荒れ地帰化してます。シロザ」の変種で、若葉表面紅紫色粉状毛に被われます8月から10月ごろ、葉腋から穂状花序をだして黄緑色の花を咲かせます軽くて丈夫なため「アカザ」として利用されきました
アカザ科アカザ属の一年草で、学名Chenopodium centrorubrum。英名はありません。
アカザのほかの用語一覧
アカザ:  ケノポディウム・ボヌスヘンリクス  河原藜  白藜  藜  裏白藜
アリタソウ:  有田草
オカヒジキ:  陸鹿尾菜


読み方:アカザ(akaza)

アカザ科一年草

季節

分類 植物


アカザ (植物)

( から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 04:53 UTC 版)

アカザ(藜[3]学名: Chenopodium album var. centrorubrum)は、ヒユ科[注 1]アカザ属一年草の縁や空地などに多い雑草。繁殖力が強く、草丈2メートルほどになる。古くから食用雑草、民間薬として利用されている。


注釈

  1. ^ 最新の植物分類のAPG植物分類体系ではヒユ科であるが、古い分類体系のクロンキスト体系新エングラー体系ではアカザ科に分類されている[1]

出典

  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Chenopodium album L. var. centrorubrum Makino アカザ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月2日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Chenopodium centrorubrum (Makino) Nakai アカザ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月2日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i j k l m 金田初代 2010, p. 38.
  4. ^ a b c d e f g h i 馬場篤 1996, p. 12.
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 31.
  6. ^ a b c d e f g h i j k 篠原準八 2008, p. 6.
  7. ^ a b c d e f g h 貝津好孝 1995, p. 8.
  8. ^ a b c d e f g h 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2012, p. 105.
  9. ^ 金田初代 2010, pp. 38–39.
  10. ^ a b 本山荻舟『飲食事典』平凡社、1958年、4頁。OCLC 10032783全国書誌番号:59001337 
  11. ^ アカザ茶の効果・効能や味とは? 正しい作り方やおススメ入手法も徹底解説!”. お茶ラボ. 2019年12月10日閲覧。
  12. ^ 金田初代 2010, p. 39.
  13. ^ アカザ”. 熊本大学薬学部薬草園植物データベース. 2022年1月18日閲覧。


「アカザ (植物)」の続きの解説一覧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 05:50 UTC 版)

発音(?)


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