あかざ【×藜】
アカザ
あかざ (藜)
●インドあるいは中国が原産といわれています。わが国へは古い時代に渡来し、食用として栽培されていました。今では各地の畑や荒れ地に帰化しています。「シロザ」の変種で、若葉の表面が紅紫色の粉状毛に被われます。8月から10月ごろ、葉腋から穂状花序をだして黄緑色の花を咲かせます。茎は軽くて丈夫なため「アカザの杖」として利用されてきました。
●アカザ科アカザ属の一年草で、学名は Chenopodium centrorubrum。英名はありません。
藜
アカザ (植物)
(藜 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/23 04:53 UTC 版)
アカザ(藜[3]、学名: Chenopodium album var. centrorubrum)は、ヒユ科[注 1]アカザ属の一年草。畑の縁や空地などに多い雑草。繁殖力が強く、草丈2メートルほどになる。古くから食用雑草、民間薬として利用されている。
注釈
出典
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Chenopodium album L. var. centrorubrum Makino アカザ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月2日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Chenopodium centrorubrum (Makino) Nakai アカザ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月2日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 金田初代 2010, p. 38.
- ^ a b c d e f g h i 馬場篤 1996, p. 12.
- ^ a b c d e f g h i j k l m 高野昭人監修 世界文化社編 2006, p. 31.
- ^ a b c d e f g h i j k 篠原準八 2008, p. 6.
- ^ a b c d e f g h 貝津好孝 1995, p. 8.
- ^ a b c d e f g h 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2012, p. 105.
- ^ 金田初代 2010, pp. 38–39.
- ^ a b 本山荻舟『飲食事典』平凡社、1958年、4頁。OCLC 10032783。全国書誌番号:59001337。
- ^ “アカザ茶の効果・効能や味とは? 正しい作り方やおススメ入手法も徹底解説!”. お茶ラボ. 2019年12月10日閲覧。
- ^ 金田初代 2010, p. 39.
- ^ “アカザ”. 熊本大学薬学部薬草園植物データベース. 2022年1月18日閲覧。
- 1 アカザ (植物)とは
- 2 アカザ (植物)の概要
- 3 亜種・変種、雑種
- 4 参考文献
- 5 関連項目
藜
「藜」の例文・使い方・用例・文例
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