篠栗線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 16:08 UTC 版)
使用車両
電化後、使用車両はすべて電車となっている。
- 787系
- 南福岡車両区所属で、特急「かいおう」に運用される。
- 813系
- 筑豊篠栗鉄道事業部直方運輸センターに福北ゆたか線用として3両編成9本(100番台6本、200番台1本、1000番台2本)が所属し、普通・快速列車に使用される。いずれも鹿児島本線などで使用されていた編成を転用したもので、転用にあたり前面やドアなどが赤色から灰色に塗り替えられ、2両編成であった100番台については中間にオールロングシートのサハ813形500番台を組み込んで3両編成とされた。ワンマン運転に対応する。
- また、2015年3月14日のダイヤ改正から1000番台2本が福北ゆたか線仕様になり運転を開始した。
- なお2023年6月頃より一部編成に車外カメラが取り付けられている。
- 817系
- 筑豊篠栗鉄道事業部直方運輸センターに福北ゆたか線用として2両編成14本(1500番台3本、1600番台4本、2000番台7本)が所属し、普通・快速列車に使用される。各番台ともワンマン運転に対応する。電化にあたり0番台19本が新製配置されたが、2003年から順次1000番台(現在はロングシートの1500番台に改造済)・1100番台(現在はロングシートの1600番台に改造済)に置き換えられ、0番台(2012年の2000番台投入による1000番台の一部も含む)はすべて他線に転出した。2022年9月のダイヤ改正前までは、朝夕のラッシュ時には南福岡車両区の817系3000番台も運用されていた。
- BEC819系
- 筑豊篠栗鉄道事業部直方運輸センターに2両編成18本(0番台5本、100番台1本、5100番台1本、5300番台11本)が所属し、福北ゆたか線では0番台のみが定期運用で普通・快速列車に使用される。0番台以外は基本的に香椎線で使用されているが、検査等で0番台が不足している際は代走することがある。2017年3月4日より福北ゆたか線(篠栗線)での運転を開始した。JR九州初の交流蓄電池電車であるが、福北ゆたか線区間では蓄電池を使用せずにパンタグラフを上げて架線集電で走行するほか、一部電力で充電走行を行う。朝ラッシュ時には博多側に増結され、817系との混結による6両編成で運転する場合がある。ワンマン運転対応。
- 821系
- 3両編成10本が存在する。ワンマン運転対応。夕ラッシュ時に博多 - 篠栗間を往復する運用がある。福岡地区での運用が残るが、2022年9月23日のダイヤ改正より全編成が熊本車両センターの所属となっている。
過去の使用車両
電車
気動車
国鉄非電化路線としては最多形式の走行路線であり、実に多彩な編成で運行されていた。筑豊各線から合流した列車を増結し、最大10両を組成して博多口のラッシュ輸送に対応していた。主なものは以下の通り。
- キハ10・17形(1980年まで)
- キハ20・25形
- キハ55・26形
- キハ30・35形
- キハ23・45形
- キハ28・58形
- キハ65形
- キハ66・67形
- キハ40・47・147形
- キハ31
- 熊本から転属後、筑豊地区を中心に運用された。
- キハ200系
- 1991年に直方気動車区(現・筑豊篠栗鉄道事業部)に新製配属され、快速(通称「赤い快速」)や普通列車に充当された。電化後に他区所へ転出。
- ^ 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』1959年9月17日、24頁。
- ^ a b FACt SHEETS 2017 - JR九州
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年
- ^ 〜 運行情報のご案内を充実 〜 「JR九州アプリ」で列車位置情報を表示します! (PDF) - 九州旅客鉄道、2016年12月20日
- ^ a b “訪日外国人のお客さまに、安心してご利用いただけるご案内を目指します!北部九州エリア157駅に「駅ナンバリング」を導入します” (PDF). 九州旅客鉄道. 2018年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年9月28日閲覧。
- ^ a b c 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '02年版』ジェー・アール・アール、2002年7月1日、191頁。ISBN 4-88283-123-6。
- ^ 「鉄道院告示第54号」『官報』1909年10月12日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道院年報. 大正2年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『鉄道省年報. 昭和10年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ “日本鉄道建設公団30年略史”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 8. (1993年3月23日)
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '92年版』ジェー・アール・アール、1992年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-113-9。
- ^ JR九州 20年史
- ^ 「JRワンマン運転線区一覧表」『JR気動車客車編成表 '99年版』ジェー・アール・アール、1999年7月1日、197頁。ISBN 4-88283-120-1。
- ^ 、2001、「RAILWAY TOPICS - 筑豊・篠栗線電化開業は10月6日に決定」、『鉄道ジャーナル』(通巻414号)、鉄道ジャーナル社、2001年4月 p. 92
- ^ “電車内で男がドア蹴り、はさみをなめた後にライターで紙に火付ける…乗客が非常ボタン”. 読売新聞オンライン (読売新聞社). (2022年7月12日) 2022年7月13日閲覧。
- ^ JR九州、区間別の利用状況を初公表 路線維持へ地元議論促す - 日本経済新聞(2017年7月31日 23:30配信)
- ^ “交通・営業データ(平成28年度)”. 九州旅客鉄道. 2017年8月18日閲覧。
- ^ “線区別ご利用状況”. 九州旅客鉄道. 2023年9月24日閲覧。
篠栗線と同じ種類の言葉
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