八敬法 脚注

八敬法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/13 16:11 UTC 版)

脚注

参考文献

書籍
  • 植木雅俊『差別の超克――原始仏教と法華経の人間観』講談社〈講談社学術文庫〉、2018年(原著2004年)。 
  • 平川彰『平川彰著作集』 第13巻 比丘尼律の研究、春秋社、1998年。ISBN 4-393-11163-X 
論文など
  • ダシュ・ショバ・ラニ「仏典における女性差別の解釈をめぐって—女人出家の問題から-」『印度學佛教學研究』第55巻2号、日本印度学仏教学会、2007年、doi:10.4259/ibk.55.1019 
  • 涂美珠「八敬法における性差別の有無」『宗学研究』38号、曹洞宗総合研究センター、1996年。 
  • 森章司、本澤綱夫「Mahāpajāpatī Gotamī の生涯と比丘尼サンガの形成」『中央学術研究所紀要』モノグラフ篇No.10、中央学術研究所、2005年。 
  • 世灯(金仁淑)「八敬法の歴史性に関する考察」『駒沢大学仏教学部論集』24号、駒沢大学、1993年。 
  • 丹羽宣子「仏教と女性をめぐる現代的課題」『宗教研究』85巻4号、日本宗教学会、2012年。 
辞典など
  • コトバンク”. 朝日新聞社, VOYAGE MARKETING.
    • 四果”. 2021年12月1日閲覧。(『デジタル大辞泉』ほかより転載)。
    • 法臘”. 2021年12月1日閲覧。(『ブリタニカ国際大百科事典』ほかより転載)。
    • 自恣”. 2021年12月1日閲覧。(『デジタル大辞泉』ほかより転載)。
    • 式叉摩那”. 2021年7月7日閲覧。(『精選版 日本国語大辞典』ほかより転載)。
  • “web版新纂浄土宗大辞典”. 浄土宗.
    • 布薩”. 2021年12月1日閲覧。

関連項目


注釈

  1. ^ 修行によって得られる悟りの4段階。預流果・一来果・不還果・阿羅漢果[6]
  2. ^ マハーパジャーパティーを除く女性たちの出家の件は、文献によって微妙に異なる。森章司と本澤綱夫によれば、マハーパジャーパティーと共に八敬法で出家したとする史料、比丘によって具足戒を授けられ出家したとする史料、マハーパジャーパティーが和尚となって受戒したとする史料、まったく記されていない史料の4つに分けられる[8]
  3. ^ しきしゃまな。比丘尼になる前の雛僧[9]
  4. ^ ほうろう。出家してからの年数。教団内の序列はこれによって決まる[18]
  5. ^ 平川によれば、全ての律蔵(『パーリ律』『四分律』『五分律』『根本説一切有部毘奈耶雑事』『十誦律』『摩訶僧祇律』)に八敬法が記されている[1]
  6. ^ 布薩とは律の条文に照らして自身の清浄を確認し、また承認を得る集会のこと。月に2回行われる[23]

出典

  1. ^ a b c d e 平川彰 1998, p. 55-58.
  2. ^ 石田瑞麿 1997, p. 878.
  3. ^ a b 平川彰 1998, p. 72-74.
  4. ^ a b c d 涂美珠 1996, p. 324-323.
  5. ^ 世灯(金仁淑) 1993, p. 72-74.
  6. ^ コトバンク: 四果.
  7. ^ 平川彰 1998, p. 392.
  8. ^ a b 森章司 & 本澤綱夫 2005, p. 45-59.
  9. ^ コトバンク: 式叉摩那.
  10. ^ ダシュ・ショバ・ラニ 2007, p. 1023-1022.
  11. ^ 植木 2018, pp. 73, 175.
  12. ^ a b 植木 2018, p. 179.
  13. ^ 植木 2018, pp. 69, 105–110.
  14. ^ 植木 2018, pp. 73–74.
  15. ^ 植木 2018, p. 111.
  16. ^ 植木 2018, p. 114.
  17. ^ 植木 2018, p. 100.
  18. ^ コトバンク: 法臘.
  19. ^ 丹羽宣子 2012, p. 503-504.
  20. ^ 平川彰 1998, p. 58-59.
  21. ^ 平川彰 1998, p. 59-61.
  22. ^ 平川彰 1998, p. 61-62.
  23. ^ 新纂浄土宗大辞典: 布薩.
  24. ^ a b 平川彰 1998, p. 62-64.
  25. ^ コトバンク: 自恣.
  26. ^ 平川彰 1998, p. 64-65.
  27. ^ 平川彰 1998, p. 65-66.
  28. ^ 平川彰 1998, p. 66-68.
  29. ^ 平川彰 1998, p. 68-69.
  30. ^ 平川彰 1998, p. 70-72.
  31. ^ 平川彰 1998, p. 81-82.
  32. ^ 平川彰 1998, p. 82-83.
  33. ^ 平川彰 1998, p. 83-85.
  34. ^ 平川彰 1998, p. 87-89.





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  八敬法のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「八敬法」の関連用語



3
10% |||||

4
2% |||||

八敬法のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



八敬法のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの八敬法 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS