ペット‐シーティー【PET/CT】
読み方:ぺっとしーてぃー
《positron emission tomography/computed tomography》陽電子放射断層撮影法(PET)とコンピューター断層撮影法(CT)による画像を同時に撮影する医療用画像診断装置。また、それを用いた検査。微量の放射性物質を含む検査薬が体内を移動して臓器や組織に集まる様子を撮影するPETと、臓器の形を捉えるCTの画像を組み合わせることにより、病気の有無・位置・大きさなどを一度に調べることができる。
ペット【PET】
読み方:ぺっと
《positron emission tomography》陽電子を放出する放射性同位元素を目印としてつけた検査薬を投与して、陽電子が体内の電子と結合するときに放出される消滅放射線をカメラで検出し、コンピューターで断層画像を合成する方法。投与した検査薬の体内分布は、代謝や血流の状態を反映するため、細胞の活動状態を調べることができる。陽電子(ポジトロン)放射断層撮影法。陽電子断層撮影法。ポジトロン断層法。ポジトロンCT。
ポジトロン‐エミッション‐トモグラフィー【positron emission tomography】
PET(Positron Emission Tomography)
PET
陽電子放射断層撮影装置という機械を用いて行う検査です。従来の検査では検出不可能だった直径数ミリの小さながんも発見できることがあります。正常組織の3~8倍のブドウ糖を摂取するがん細胞の性質を利用し、ブドウ糖によく似物質に放射線物質を付着させて体内に入れ、特殊なカメラで撮影します。がんの超早期発見や、転移・進行状態の評価などに威力を発揮する検査ですが、日本でこの検査が行える施設はまだそれほど多くはありません。臨床に使われ始めてまだ間もないこともあり、検査結果の信頼性をあげる努力がなされています。保険が適応できる条件が限られていて、場合によっては高額な検査料金となることがあります。
ポジトロン断層法
(Positron emission tomography から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 18:23 UTC 版)
ポジトロン断層法(ポジトロンだんそうほう、英語: positron emission tomography:PET)とは、コンピューター断層撮影技術の一つである。生体内部の放射性トレーサーから放出される陽電子と電子との対消滅によって発生する1対で正反対方向のガンマ線を検出して断層画像を作成する。
- 1 ポジトロン断層法とは
- 2 ポジトロン断層法の概要
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