Adobe による仕様とは? わかりやすく解説

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Adobe による仕様

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 04:35 UTC 版)

PDFの歴史」の記事における「Adobe による仕様」の解説

1993年から2006年にかけてアドビシステムズPDF仕様数度にわたり新機能を追加している。アドビにより2006年以降発効されExtension Levels 定義のいくつかの分野ISO 32000-2 (PDF 2.0) に取り込まれた。しかし、開発者アドビ拡張機能PDF標準機能ではないことを注意されている。 バージョン仕様書発行新機Acrobat Readerバージョン1.0 First 1993 Carousel 1.1 First, revised 1994 パスワード暗号化MD5, RC4 40ビット)、device-independent colorスレッドおよびリンク, binary format for smaller files 2.0 1.2 First, revised 1996 インタラクティブページ部品ラジオボタン, チェックボックス等)インタラクティブ記入フォーム (AcroForm)Forms Data Format (FDF) により記入内容インポートエクスポートWeb経由行えようになったマウスイベント外部ムービー再生外部または添付音声再生zlib/deflateによるテキスト画像圧縮Unicode対応色管理代替画像サポート 3.0 1.3 Second 2000 日本語フォント埋め込み電子署名ICCおよびDeviceN色空間JavaScript各種ファイルストリームの添付 (ファイル添付)注釈種類追加Adobe PostScript Language Level 3 imaging model追加された機能のサポートイメージのマスク代替イメージスムージングページ番号付け強化Webキャプチャ表示順以外に論理構造表現サポートCIDフォントサポート強化data structures for mapping strings and numbers to PDF objectsプリプレス分野ワークフローサポート関数パラメータ化クラス対応した関数追加Acrobat JavaScript Object Specification Version 4.05 4.0 1.4 Third 2001 JBIG2画像圧縮透明効果OpenTypeフォント対応RC4暗号化キー長が40ビットから128ビットまでに拡張入力フォームインタラクティブ性強化 (FDF)、XMLフォーム投稿FDFファイル添付エクスポート時のUnicode対応FDFファイル共同編集署名追加障碍者向けアクセシビリティ機能Extensible Metadata Platform (XMP) によるメタデータストリームタグ付きPDFinclusion of printer’s marks編集時のページ境界表示CMaps(フォント対応表)の拡充alternate presentationsPDFファイル間のインポートデータ添付のディクショナリのサポートAcrobat JavaScript Object Specification Version 5.1 5.0 1.5 Fourth 2003 JPEG 2000画像圧縮マルチメディア添付再生強化object streamscross reference streamsフォーム入力XML Forms Data Format (XFDF) 対応(PDF 1.4XML対応を代替フォームリッチテキスト属性XML Forms Architecture (XFA) 2.02で記述できるようになった静的XFAフォームのみ対応)PKCS#7公開鍵サポートPDF 1.3で追加されたが1.5リファレンス初め記載された)、公開鍵による暗号化アクセス許可ユーザー権限署名本文暗号化する必要がなくなった)、SHA-1RSA鍵の4096ビットサポート独自の暗号化復号実装できるようになったドキュメント一部可視不可視にする (CADlayered図画地図多言語文書などに対応)JavaScript実装するスライドショー表示サポートAdobe ReaderScalable Vector GraphicsSVG 1.0のみ対応Acrobat JavaScript Scripting Reference, Version 6.0Windows 98サポート廃止 6.0 1.6 Fifth 2004 3D アートワークUniversal 3D ファイル形式)のサポートOpenTypeフォント埋め込みXFA 2.2 によるリッチテキスト属性サポート (XFA 2.1 および 2.2 では以下のような分野向けに定義されている: 動的な XFA フォーム, XFA 用の W3C XML 電子署名, Web サービス, XFA 'doc-literal' HTTP 経由SOAP対応, SOAPによるWebサービスのための WSDL 定義, 等)AES 暗号PKCS#7 電子署名SHA256対応,4096ビットまでの DSA 対応Nチャンネル色空間サポートファイル添付強化, 添付ファイルとの間の相互参照電子署名による権利管理改竄検出 Acrobat JavaScript Scripting Reference, Version 7.0 7.0 1.7(ISO 32000-1:2008) Sixth 2006 3Dアートワークへの対応強化XFA 2.4によるリッチテキスト属性サポート複数ファイル添付 (portable collections)document requirements for a PDF consumer application新しい文字形式: PDFDocEncoded 文字列ASCII文字列、byte文字列PKCS#7電子署名SHA384SHA512RIPEMD160対応JavaScript for Acrobat API Reference Version 8.0 (Adobe Acrobat Professional, Acrobat Standard, Reader にてAdobe拡張した オブジェクトプロパティについてのドキュメント) 8 1.7 Adobe Extension Level 1 1.7 Adobe Extension Level 1 2008 XFA 2.5 (Extensions Level 1) およびXFA 2.6 (Extensions Level 2) サポート(XFA 2.6は以下のような分野向けに定義されている: XFA のセキュア投稿、XFA Foreground (XFAF) 形式サポート8.1 1.7 Adobe Extension Level 3 Adobe Supplement to the ISO 32000, BaseVersion 1.7, ExtensionLevel:3 2008 256-bit AES 暗号化PDF/A-2 向けXFA データセット取り込みAdobe Flashアプリ (SWF)、ビデオH.264 形式Flashを含む)の再生音声その他マルチメディア埋め込み改良Flash playerとの双方向スクリプティング実装により、ナビゲーターSWFファイルAdobe Flex2 モジュールから普通のSWFとして認識されるようになった。XFA 2.5および 2.6 によるリッチテキスト対応, XFA 2.7および 2.8対応(XFA 2.7および2.8は以下のような分野向けに定義されている: Webサービス認証ポリシー設定、WSDL/SOAP経由での投稿タイプフェース各国ロケール対応等) 9 1.7 Adobe Extension Level 5 Adobe Supplement to ISO 32000-1, BaseVersion: 1.7 ExtensionLevel:5 2009 XFA 3.0 9.1 1.7 Adobe Extension Level 6 1.7 Adobe Extension Level 6 2009 XFA 3.1 9.1 1.7 Adobe Extension Level 8 1.7 Adobe Extension Level 8 2011 XFA 3.3 (Flash/SWF と XFA の統合),AES-256によるパスワード暗号化方式Extension Level 3から変更チェックアルゴリズム弱点見つかったことへの対応。 仕様書2014年4月現在公開されていない。 X (10) AdobePDF 1.8 Reference発行予定はないものとしている。将来バージョンPDF 仕様ISO 技術委員会より発行されるしかしながらAdobeISO 32000-1(PDF 1.7) の発行後にも自社製品新機能に対応したプロプライエタリ拡張機能についてドキュメント発行している。これはISO 32000-1 の Annex E に定められ拡張性仕様基づいたのであるPDF 仕様過去バージョン包含するPDF 1.7 仕様1.0 から 1.6 までの過去のバージョン実装された機能をすべて記載している。アドビISO 32000-1 策定に際していくつかの機能削除したが、これらは deprecated廃止) としてマークされている。.

※この「Adobe による仕様」の解説は、「PDFの歴史」の解説の一部です。
「Adobe による仕様」を含む「PDFの歴史」の記事については、「PDFの歴史」の概要を参照ください。

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