7.5_cm_PaK_97/38とは? わかりやすく解説

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7.5 cm PaK 97/38

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/23 09:47 UTC 版)

7.5 cm PaK 97/38: 7,5 cm Panzerabwehrkanone 97/38)とは、第二次世界大戦中にナチス・ドイツが開発して使用した対戦車砲である。PaK 97/38は、M1897 75mm野砲の砲身と駐退復座機5 cm PaK 38の砲架と組み合わせて製造された[1]




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7.5 cm PaK 97/38

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 23:35 UTC 版)

M1897 75mm野砲」の記事における「7.5 cm PaK 97/38」の解説

1941年バルバロッサ作戦によるソ連侵攻独ソ戦)において、ドイツ軍主力対戦車砲である3.7 cm PaK 365 cm PaK 38ソ連軍T-34中戦車KV-1重戦車に対してほとんど歯が立たず7.5 cm PaK 40の数が揃うまでのピンチヒッターとしてM1897野砲白羽の矢立った平射角を確保するために5 cm PaK 38砲架組み合わせるなどの改良加えた7.5 cm PaK 97/38に改修されM1897は、成形炸薬弾用いればT-34あらゆる方角から撃破可能であり、KV-1に対して側面背面装甲なら貫通可能なため、初期には重宝された。しかし、7.5 cm PaK 407.62 cm PaK 36(r)比べて初速低く徹甲弾威力が低い上に砲弾互換性無かった。しかも、組み合わせた砲架は本来50mm砲のために用いられるものであったため、75mm砲の反動受け止めるには自重不足しており、据わり悪さと弾速の低さで距離500m以上だと射撃精度明らかに低下したこのため7.5 cm PaK 40の数が十分に揃うと東部戦線から引き上げられフランス移され大西洋の壁配備されたり、東欧同盟軍引き渡された。 また、国民擲弾兵師団砲兵連隊配備されケースもあった。

※この「7.5 cm PaK 97/38」の解説は、「M1897 75mm野砲」の解説の一部です。
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