龍雲寺 (山梨県身延町)とは? わかりやすく解説

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龍雲寺 (山梨県身延町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 05:14 UTC 版)

龍雲寺 りゅううんじ

境内(2019年8月撮影)
所在地 山梨県南巨摩郡身延町
位置 北緯35度24分29.1秒 東経138度26分4.6秒 / 北緯35.408083度 東経138.434611度 / 35.408083; 138.434611座標: 北緯35度24分29.1秒 東経138度26分4.6秒 / 北緯35.408083度 東経138.434611度 / 35.408083; 138.434611
山号 華嶽山
宗派 曹洞宗
札所等 甲斐百八霊場103番
法人番号 4090005005775
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龍雲寺(りゅううんじ)は、山梨県南巨摩郡身延町下山にある曹洞宗の寺院。山号は華嶽山。甲府市大泉寺の末寺。

歴史

山門(2019年8月撮影)

元は真言宗で不動滝の平にあり不動明王を祀っていた。天永2年(1111年)土砂崩れのため現在地に移転し、永正3年(1506年武田信縄武田信玄の祖父)の家臣穴山信綱が曹洞宗に改宗し開基となる。開山は敕特賜悦江聚歓。本尊は甲斐国分寺旧蔵の十一面観音菩薩像(身延町指定文化財)で胎内に光明皇后聖武天皇の皇后)の襟掛の舎利と頭髪(大正12年(1923年)胎内より発見)を納める。天正17年(1589年)伽藍を焼失し、現在の伽藍は天明年間(1781年)再建されたもの。寺宝として天平時代から江戸時代に皇室、武田家、徳川家等から拝領または寄進された什器を所蔵する。

末寺

  • 長泉寺 山号は法城山。本尊は火防将軍地蔵菩薩。大永2年(1522年)開基は済庵首座、開山に澆屋順壑(龍雲寺3世)を迎え創建された。
  • 長谷寺 山号は菩提山。本尊は十一面観音菩薩。享禄3年(1560年)創建。

参考資料

  • 『身延町誌』身延町(1970年

外部リンク

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