蹴出しとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 蹴出しの意味・解説 

け‐だし【蹴出し】

読み方:けだし

和装で、女性腰巻の上重ねてつける布。裾よけ


蹴出し

読み方:けだし

サ行五段活用動詞蹴出す」の連用形、あるいは連用形名詞化したもの

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

裾除け

(蹴出し から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/19 16:12 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

裾除け(すそよけ)は、和服の下に着用する下着蹴出し(けだし)とも呼ぶ。「湯文字(腰巻)」の上から重ねて着ける、足首までの長さの布をさす。主に女性が着用するが、男性が着用する場合もある。男女ともに裾除けの構造に違いはない。

腰をおおよそ一周半する長方形の布に紐をつけたものが一般的(遊女は例外的に紐が無いものを使った)で、下半身を保護すると同時に和服の裾が足にまとわりつくのを避けるためのもので、普通は羽二重縮緬など滑りが良く、静電気が起こりにくい布地を選ぶ。

裾除け

成り立ち

現在の長襦袢が一般に広まっていなかった江戸前期には下着として、腰までの丈の半襦袢と腰巻を一組で使っていた。

半襦袢に代わって足首までを覆う長襦袢が広く使われるようになってからは、裾除けは、下着としての「湯文字(腰巻)」と、裾裏に縫い付けて裾が纏わりつくのを防ぐための「裾回し(八掛)」とに分化した。 また、湯文字の上に一種のおしゃれとして(裾はしょりをしたときに見えるように)付けた、絹などの美しい布で作った 腰巻状のものを「すそよけ」「けだし」と呼ぶこともあった。

長襦袢が正式とされるようになった現在においては、比較的質素なものが多い。

関連項目

ステテコ - 主に男性が着用する和服の下着(女性が着用する場合もある)。


「蹴出し」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「蹴出し」の関連用語

蹴出しのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



蹴出しのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの裾除け (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS