行事・伝統芸能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 09:12 UTC 版)
夏場には宇佐神宮で「夏越大祭」(なごしたいさい)、長洲地区では「みなとまつり」、四日市地区で「よさこいそうちこ七夕祭り」が開催。宇佐神宮ではほかにも放生会など種々行事があるが、それらについては宇佐神宮の項目を参照。秋には四日市地区で「おとりこし」「天神祭」「こんこんちきりん」という祭それぞれ開催される。新年には駅川(えきせん)地区にある鷹栖観音にて「鬼会」(おにえ)が行われる。 全市的に行われる行事としては、伝統的な盆踊り「まっかせ踊り」と正月に行われるどんど焼き、4月21日には大師講由来の行事「おせったい」がある。またまっかせ踊りについては、各地区の代表者たちが競演する「まっかせ大会」も開催されていたが、現在では中止されている。「まっかせ踊り」とは、「まっかせ」「れそ」「七つ拍子」「蹴出し」「浦辺の唐芋」「三つ拍子」「二つ拍子」「大津絵」などといった踊りからなる盆踊りである。これらすべてを踊るわけではなく、「まっかせ」と「れそ」を中心にして、あとは地区によって「浦辺の唐芋」を踊ったり、「蹴出し」や「大津絵」を踊ったりする。旧安心院町および旧院内町では、古い盆行事である「庭入り」が伝承されている。これは、全国的にも大分県と熊本県にしか見られないものである。庭入りを行なう地域は踊りの種類も多く、安心院町では7~8種類ほど踊るようである。 麻生(あそう)地区には「麻生神楽」(あそうかぐら)、院内町日岳(ひのたけ)地区には「日岳神楽」(ひのたけかぐら)という神楽が伝えられている。
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