視聴率の推移と番組の「ゴール」とは? わかりやすく解説

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視聴率の推移と番組の「ゴール」

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 14:10 UTC 版)

はなまるマーケット」の記事における「視聴率の推移と番組の「ゴール」」の解説

開始当時午前中ワイドショーは『モーニングEye』同様、芸能ニュース事件メイン扱っており、生活情報焦点当てる番組異例だった本番組は当初視聴率3%台の日も珍しくなかった。だが、1997年に入ると6%台を記録するようになり、徐々に波に乗っていく。あちこち時事芸能中心ワイドショーが並ぶ中での「生活情報番組」という番組カラーもあって、長らく7 - 8%台をキープするうになる1998年5月26日民放他局の各ワイドショー前日電撃挙式をした松田聖子大々的取り上げる中、本番組が節電テーマ放送すると、当時歴代最高の11.1%を叩き出し日本テレビルックルックこんにちは』10.5%、テレビ朝日スーパーモーニング』8.4%、フジテレビナイスデイ』6.6%と、他局抑え同時間帯1位を記録聖子ニュースバリュー下がっていたわけではなく前日午後ワイドショーでは視聴率倍増しており、26日の朝のワイドショー前週比べ数字上がっていた。前日から、どのチャンネルでも同じよう内容取り上げていたため、本番組の需要増したと見られるその後安定した視聴率記録していった。 不況実感増し日本閉塞感漂い始めた1990年代後半から2000年代にかけて、お得な情報届け暖かい雰囲気のある本番組は時代マッチした。本番組の成功によって、他局ワイドショー芸能事件だけでなく、生活情報なども幅広く取り上げようになった2003年頃からしばらく視聴率低調傾向にあったが、2005年春開始した前座番組みのもんたの朝ズバッ!』が一時期視聴率好調に転じたことにより、こちらの視聴率復調となっていた。 しかし2010年代入ってからは5%以下を記録するなど低迷していた。2010年春NHK総合テレビで『生活ほっとモーニング』をリニューアルして開始したあさイチ』に視聴者奪われたことが背景にあるほか、他の民放各局が放送するワイドショーに対して苦戦を強いられるようにもなった。 これらの事情などから番組終了決定し2013年11月6日放送オープニングにて岡江と丸から「番組ゴール迎える」という表現用いた上で2014年3月28日放送をもって終了することが発表された。 丸は『週刊文春』(2013年11月14日号)の直撃取材番組終了知らされその場で「50歳までやりたかった」とショック隠しきれない様子語った。なお、丸は同年3月31日より同時間帯にテレビ東京一部時間帯のみBSジャパン〈現:BSテレ東〉でも放送)で生放送される同様の生活情報番組生活情報マーケット なないろ日和!』の司会就任しTBSテレビ番組では『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』(2014年5月7日 - 2018年9月19日水曜19:00 - )のレギュラー起用された。 一方で芸能記者が「岡江が当時1人暮らしをしていた高齢母親介護をするため、拘束時間長いはなまる』を続けることは難しいと判断し降板希望丸は『2人でやってきた番組なのだから、岡江さんが辞めるのなら続け意味がない』とスタッフ伝え話し合い経て番組終了決まった」とも話している。 2013年11月27日行われたTBSテレビ定例会見で社長石原俊爾は「私が編成現場にいた時にスタートしたので思い入れがある17年貢献して頂いた長い間活躍してくれた出演者制作スタッフ感謝したい」と述べ番組終了惜しんだ編成局長佐々木卓終了理由について「今年度入ってから視聴率若干低迷していた。出演者視聴者感謝込め堂々と番組の区切り付けられるタイミング総合的に勘案して決めた」と説明した最終回は、番組開始時からの名場面振り返る特別版として放送された。そして、エンディングでは番組支えた共演者スタッフ集まり、岡江・丸がレッドカーペットの上歩きゴールテープ切ったその後番組から花束贈呈され丸と岡江がそれぞれ感謝コメント述べ通算17年半・全4471回の歴史終止符打った同年3月31日からは後継番組として、国分太一TOKIO)が総合司会務める『いっぷく!』が放送開始同日終了した前座番組朝ズバッ!』の後継番組あさチャン!』の放送終了時刻が8:00になるのに合わせ、『いっぷく!』の開始時刻は、本番組より30早い8:00 となる。また、生活情報ゲストトーク加え芸能時事スポーツ関連ニュース扱われるこのような編成背景には、同時間帯で高視聴率維持しているNHK総合テレビ連続テレビ小説』・『あさイチ』および、8:00から放送開始している民放他局ワイドショーへの対策など挙げられている。 本番組から生活情報番組路線引き継いだいっぷく!』は視聴率低迷に伴い2015年3月27日をもって1年終了しその後受けたビビット』→『グッとラック!』では再びワイドショーとして放送された。しかし、ワイドショー路線復活後も低視聴率続いたため、2021年春の『グッとラック!終了後本番組をモデルとした新生活情報番組ラヴィット!』に切り替えた番組終了から6年あまりが経った2020年4月3日、岡江が新型コロナウイルスCOVID-19)に感染し同月23日死去63歳没)。訃報公表され直後の『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』(CBC制作『Nスタ』news23』の各番組、翌24日の『あさチャン!』と当番組の時間帯当時放送されていた『グッとラック!』や同月25日の『新・情報7daysニュースキャスター』、同月26日の『アッコにおまかせ!』で岡江の訃報報じた際には、当番組でのハプニング番組初回オープニング本番開始30秒前から流し最終回エンディングにおける岡江のコメント場面放送された。なお、初回オープニングに関して他局情報番組にも提供された。その後石川は「岡江を17年半もこの番組付き合わせたことは、本当に良かったのか?」との疑問抱き続けている。

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