蒙古聯合自治政府
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蒙古聯合自治政府(もうこれんごうじちせいふ、英語: Mengjiang United Autonomous Government、モンゴル語: Монголын Өөртөө Засах Холбоот Засгийн Ордон) は、大日本帝国の傀儡国家として成立した内モンゴルの自治区である。蒙疆または蒙古境界地とも呼ばれる。1939年に成立し、1940年からは中華民国再編国民政府(傀儡国家でもあった)の名目上の主権下に置かれた。内モンゴル自治区は、現在の内モンゴル自治区の中央部に相当するチャハル州とスイユアン州から成っていた。蒙古国とも呼ばれ、日本の傀儡国家である満洲国になぞらえている。首都はカルガンで、モンゴル貴族デムチュクドンロブの名目上の支配下にあった。1945年の大日本帝国の敗戦後、領土は中国の支配下に戻った。
- ^ 坂本勉『日中戦争とイスラーム 満蒙・アジア地域における統治・懐柔政策』慶應義塾大学出版会
- ^ 多田文男「蒙彊の地理: 外洋流域より内陸流域への遷移」『地学雑誌』第5巻第5号、1939年、232頁、doi:10.5026/jgeography.51.231。
- ^ 倪 2009, p. 90.
- ^ a b 倪 2009, pp. 90–91.
- ^ 近衛首相演述集 近衛文麿、厚地盛茂 1939年
- ^ 朝日東亞年報 昭和十三→十六年版 朝日新聞社中央調査会 1941年
- ^ a b ハスチムガ「モンゴル自治邦における日本の衛生・医療活動 : 伝統社会から近代社会への移行 (交感するアジアと 日本)」『アジア研究』別冊3、静岡大学人文社会科学部アジア研究センター、2015年2月、60-61頁、doi:10.14945/00008106。
- ^ 秦 2001, 81頁.
- 1 蒙古聯合自治政府とは
- 2 蒙古聯合自治政府の概要
- 3 「蒙疆」の由来
- 4 首脳人事
- 5 行政区画
蒙古自治邦政府
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中国からの独立のための戦争、およびソ連陣営である外モンゴルのモンゴル人民共和国の影響下から脱するための戦争[要出典]。盧溝橋事件勃発後、内蒙古へ本格出兵した日本軍に応じる形で1937年に樹立された蒙古連盟・察南・晋北の3自治政府を、1939年に統合して蒙古連合自治政府が樹立された。名目としては汪兆銘中華民国南京国民政府下の自治政府という位置づけだった。
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