竹の子とは? わかりやすく解説

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たけ‐の‐こ【竹の子/×筍/×笋】

読み方:たけのこ

竹の地下茎から生え出る若芽褐色の毛の密生した皮を幾重にもかぶる。モウソウチク・マダケ・ハチクなどのものを食用にする。《 夏》「月ななめ—たけとなりにけり漱石

筍医者」の略。

筍生活」の略。

竹の子/筍/笋の画像
竹の子/筍/笋の画像

たけのこ【竹の子/笋】

読み方:たけのこ

狂言。畑に生えたたけのこ所有めぐって畑主と隣の(やぶ)主とが争い仲裁人取りなし結局相撲で勝負をつけ畑主が勝ちをおさめる。


たけのこ

けのこ【竹の子・筍・笋】[名] 北海道では主にチシマザサ若芽のこと。〈全〉ねまがりたけ

竹の子

読み方:タケノコtakenoko

筍の別称

季節

分類 植物


タケノコ

(竹の子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/22 14:11 UTC 版)

タケノコ(竹の子[1]、筍[2]英名: bamboo shoot[3])は、春になるとイネ科タケ亜科タケ類(一部はダイミョウチクやチシマザサなどのササ類を含む[4])の地下茎から出る若の部分である[2]日本中国などの温帯から亜熱帯に産するものは食材として利用されている。広義には、竹の皮(稈鞘)が稈に付着していて離脱するまでのものであれば地上に現れてから時間が経過して大きく伸びていてもタケノコといえるが[5]、一般には食用とする地上に稈が出現する前後のものだけを指す[5]。夏の季語[6][7]


注釈

  1. ^ 現在は、京都府農林水産技術センター 農林センターに改組。
  2. ^ 現在は、徳島県立農林水産総合技術センターに改組。

出典

  1. ^ a b c d 講談社編 2013, p. 34.
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 28.
  3. ^ a b c d e f g h i 主婦の友社編 2011, p. 173.
  4. ^ a b 内村悦三『竹資源の植物誌』創森社、2012年、123頁。 
  5. ^ a b c d e f g 内村悦三『竹資源の植物誌』創森社、2012年、122頁。 
  6. ^ 広辞苑第5版
  7. ^ 『俳句歳時記 第4版』、 角川学芸出版、2008年、ISBN 978-4-04-621167-5
  8. ^ 内村悦三『竹資源の植物誌』創森社、2012年、68頁。 
  9. ^ a b c d e f g h i 農文協編 2004, p. 204.
  10. ^ a b c 内村悦三『竹資源の植物誌』創森社、2012年、69頁。 
  11. ^ a b c d 農文協編 2004, p. 206.
  12. ^ a b 管野浩編 『雑学おもしろ事典』 p.69 日東書院 1991年
  13. ^ a b c 内村悦三『竹資源の植物誌』創森社、2012年、77頁。 
  14. ^ a b c d e f g h i j 主婦の友社編 2011, p. 172.
  15. ^ a b c 落合敏監修 『食べ物と健康おもしろ雑学』 p.82 梧桐書院 1991年
  16. ^ たけのこのお話JA全農山口(2018年3月16日閲覧)
  17. ^ a b c d e f g h i j 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 29.
  18. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 講談社編 2013, p. 37.
  19. ^ a b c d e f g h i j 農文協編 2004, p. 203.
  20. ^ 農文協 2004, p. 203.
  21. ^ a b c d e 講談社編 2013, p. 36.
  22. ^ a b c d e f g 農文協編 2004, p. 205.
  23. ^ a b 主な竹の種類林野庁(2018年3月16日閲覧)
  24. ^ 太宰が愛した郷土の味太宰ミュージアム(2018年3月16日閲覧)
  25. ^ 内村悦三『竹資源の植物誌』創森社、2012年、145-146頁。 
  26. ^ 内村悦三『竹資源の植物誌』創森社、2012年、125頁。 
  27. ^ 京都乙訓筍京都・神崎屋(2018年3月16日閲覧)
  28. ^ 白筍ヤンマー(2018年3月16日閲覧)
  29. ^ 合馬たけのこ 北九州市・小倉南区(2018年3月16日閲覧)
  30. ^ 加賀野菜・たけのこ金沢市農産物ブランド協会(2016年3月16日閲覧)
  31. ^ a b c d 農文協編 2004, p. 210.
  32. ^ 農文協編 2004, p. 211.
  33. ^ 農文協編 2004, p. 214.
  34. ^ a b c 農文協編 2004, p. 207.
  35. ^ a b 農文協編 2004, p. 208.
  36. ^ 朝堀筍京都府農林水産部食の安心・安全推進課(2018年3月16日閲覧)
  37. ^ a b c 講談社編 2013, p. 38.
  38. ^ たけのこ汁長野県 | うちの郷土料理:農林水産省(2022年5月18日閲覧)
  39. ^ 桑名たけのこカレー(2018年3月16日閲覧)
  40. ^ 講談社編 2013, p. 39.
  41. ^ a b 『料理食材大事典』主婦の友社 p.494 1996年
  42. ^ タケノコのアク抜きには大根おろし!プロがおすすめする簡単なやり方、科学的にも正しかった 東京新聞、2023年5月9日
  43. ^ 文部科学省 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  44. ^ 厚生労働省 「日本人の食事摂取基準(2015年版)
  45. ^ 雨後の筍 コトバンク


「タケノコ」の続きの解説一覧

竹の子

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 00:13 UTC 版)

和語の漢字表記

たけのこ

  1. たけのこ 参照

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