矢崎家
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矢崎 京一(やざき きょういち) 物語の主人公。矢崎家次男で、野川宮学園3年生。A組在籍。それまで隣の木ノ本家の娘たちに振り回される日常を送っていたが、自身の何気ない発言もあったため今回の家族交換が決まってしまい、希桜の推薦で矢崎家代表として木之元家へ行くこととなった。それまで男だらけの生活をしていたため女だらけの生活に慣れておらず、クセの強い木ノ本家住人に翻弄されることとなる。 幼い頃は子供である事を差し引いても極めて身勝手な暴君ぶりを発揮し、咲耶と美咲の立場逆転、華の性格形成など木ノ本家の娘たちに相当な影響を与えた。だが、当の本人は全く自覚なし。 矢崎 雅人(やざき まさと) 声 - 永倉仁八 / 深津智義 矢崎家家長で京一たちの父親。職業は土木業。妻を交通事故で亡くしており、男手ひとつで京一たちを育て上げた。仕事が忙しいのと、家事が苦手なのもあり、掃除や洗濯は息子達が変わりにやっているが、晩ご飯は帰りに弁当屋かコンビニで弁当を買ってくるか、たまに大雑把な料理を作る程度。昔から娘が欲しく、希桜とは学生時代からの先輩後輩の仲でもあり、彼女が提案した家族交換をあっさりと快諾した。野川宮学園OBで、当時は札付きの不良でもあり、その素行と腕っ節は夕空へと受け継がれた。お調子者かつ大変大雑把でスケベな性格の一方で、何も考えてないようで実は家族の為に色々と考えており、父親らしいことはきちんとしている。 矢崎 神(やざき しん) 声 - 島田友樹 矢崎家長男で野川宮学園4年生にして生徒会副会長。成績優秀で生真面目な性格の持ち主で、生徒会の仕事は律儀にこなすほか、たとえ買い物で余計にお釣りをもらってもきちんと返すほどの几帳面な男だが、実は重度の熟女好きで、理想のタイプも熟女。ルックスも良いことから女生徒達の憧れの的で、度々女生徒から告白を受けているが「生徒は学業が本分」なのと、年上(熟女)にしか興味がないと断っている。それが逆に「硬派な先輩」と人気を上げているが、実態は喧嘩がてんで弱いヘタレ男。京一・本田の相談にも乗り、時には父・雅人を諭すなど良き兄貴だが、喧嘩も弱く、元々体力があまりないせいもあり、喧嘩の強い夕空は苦手。が、夕空が女の子っぽくすると逆に「お兄ちゃんと呼んでもいいんだぞ」などとせまる。矢崎家の家族の中で唯一、メガネを着用している。 矢崎 夕空(やざき ゆら) 声 - 桐谷華 / 種﨑敦美 矢崎家三男で野川宮学園2年生。いわゆる「反抗期」で、私生活ではほとんど家には居らず、街に出ては喧嘩に明け暮れており、街中での不良たちの間でも喧嘩が強いことで有名。咲耶とは小さい頃から一緒につるんでいて、彼女と一緒に柔道・空手を習っていたこともあった。が、咲耶には敵わない事を悟って挫折し、わずか2週間で空手を辞めた。 実は女性(つまり矢崎家の「長女」で京一にとっては「妹」)なのだが、ある日唐突に「男になる」と男装しはじめた。この事実を知っているのは矢崎家一同と咲耶だけで、皆も彼女の意思を尊重し「男」として接している。小さいころにガキ大将であった咲耶から京一を護るため、より強くあろうとしたのが男装をしはじめた真相である。しかし、今となっても咲耶には敵わず、彼女には未だ頭が上がらない状態だが、家族交換をきっかけに丸くなっていく。 PS Vita/PSP版でヒロインに昇格した。 矢崎 本田(やざき ほんだ) 声 - 榊原ゆい 矢崎家四男で野川宮学園1年生。「変態」と一言でまとめられるほどのスケベな性格の持ち主で、木ノ本姉妹をはじめとする面識のある女性にセクハラまがいなことを平気で実行するほど。家族交換の際に木ノ本家で好き勝手するという企みを秘めて自ら志願したが、希桜が京一を推薦したため、企みは水泡に帰した。時々乃来亜とつるむことがあり、そのタガの外れた言動と息の合ったコンビネーションから「最凶コンビ」と呼ばれている。映画研究部に所属しており、部長の今日子に片思いしている。乃来亜ルートでは今日子が策略を計った事にショックを受けるが、逆にその件で今日子へ告白に踏み切る。その場は振られてしまうが、乃来亜の作ったビデオで再度告白する。が、最後に盗撮シーンが入っていた事で結局うやむやに終わってしまうが、今日子を映画研究部に戻す事には成功した。その後、「一生かけて償う」と頼み込んだ結果、ついに付き合う事になった。
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矢崎家
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「風林火山 (NHK大河ドラマ)」の記事における「矢崎家」の解説
矢崎平蔵(やざき へいぞう) (平蔵→矢崎平蔵) 演:佐藤隆太 元は葛笠村の住人で、幼馴染のミツに惚れていた。村に来た勘助にライバル心を抱くが、やがては勘助を認め、ミツの幸せを見守るようになる。ミツが殺された後は武田に恨みを抱き、板垣信方に仕えた伝兵衛や太吉とは異なり、甲斐を出奔して終生武田家に抗い続ける。出奔後は真田幸隆に仕えたが、海ノ口城での敗戦後、行き倒れていたところを矢崎十吾郎親娘に助けられ、そのまま仕える。矢崎家の家来として修練や戦の経験を積む内に、村上義清にも認められる程の弓の名手となり、義清の近習となる。また、矢崎の娘、ヒサと結婚して十吾郎の婿養子となった。義清の敗北によりやがて上杉家へ身を投じ、宇佐美定満に接近することになる。宇佐美に勘助のような軍師になりたいという旨を語り、教えを請おうとした際、その才能を試すためと称した宇佐美の命により、長笈をそそのかして信玄を暗殺しようとするが、失敗。伝兵衛の計らいで甲斐から越後へと帰還した後に宇佐美の配下となる。 川中島の決戦(第四次川中島の戦い)では、瀕死の勘助から「(自分の)首を取れ」と言われるが、直後に矢を背中に受け重傷を負い、生還しようとして歩き続けたがついに力尽きて倒れてしまう。その後、戦死者から刀をはぎ取っていたおふくに見つかったところでドラマは終わっており、その後の生死は不明。 ヒサ 演:水川あさみ 矢崎十吾郎の娘。武器を持って戦うこともある男勝りの性格。小者となった平蔵に惚れていたが、父により諏訪西方衆の有賀家に嫁ぐ。有賀家は武田の諏訪侵攻で武田に味方したため矢崎家に戻るが、潜伏していた野武士に弄ばれ自害しようとする。しかし、父や平蔵に説得されて諏訪を落ち延び、武田家に抵抗し続けた。信濃に逃れた後、平蔵の妻となり彼との間に一男一女をもうけてからはこれまでの経験から「武田に仇なす者は死ぬ」と思うようになったこともあり、武田への復讐よりも平穏な暮らしを望んでいる。最終回では、二人の子供と共に平蔵の帰りを待つ姿が描かれた。 矢崎十吾郎(やざき じゅうごろう) 演:岡森諦 諏訪家に仕える地侍、ヒサの父。男手ひとつでヒサを育てる。最初はヒサが平蔵に思いを寄せているのに頭を痛め、諏訪西方衆の有賀家に輿入れさせた。諏訪家が武田に降った後は、諏訪を離れ大井貞隆、村上義清を頼ってあくまでも武田に抗う。寄親の須田新左衛門の名代として松尾城を攻めるが、真田幸隆の謀略によって討ち死にした。その後、平蔵とヒサによって墓を建てられ、平蔵はその墓に元は勘助のものだった摩利支天のお守りを供えた。後にその墓を勘助と幸隆、忍芽が見つけ、摩利支天のお守りは再び勘助の元へ戻った。 十吾郎(じゅうごろう) 演:吉田翔 平蔵とヒサの長男。祖父の名から命名。 ミツ 演:相原綺羅 平蔵とヒサの長女。十吾郎の妹。若い頃の平蔵が心を寄せていたミツの名から命名。
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