矢崎山横穴墓群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:02 UTC 版)
矢崎山古墳の北側にあたり、矢崎山遺跡集落の広がる柚ノ木台地の南側斜面と南東側斜面では13基からなる横穴墓が検出された。横穴墓群は、傾斜角45度という急傾斜地の中腹で、直下の低地からの比高差が約30mという断崖絶壁に造られており、少なくとも4支群(4家族分)に別れていた。内部からは直刀やガラス製玉類(首飾り等)・耳環などが出土した。これら横穴墓を造営した集団は、矢崎山古墳のような高塚を築造する階層より下位に位置付けられる氏族と考えられている。
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