王位戦 (将棋)
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王位戦(おういせん)は、新聞3社連合(北海道新聞社、中日新聞社、神戸新聞社、徳島新聞社、西日本新聞社)[注 1]及び日本将棋連盟[注 2]が主催する将棋の棋戦で、タイトル戦のひとつ。七番勝負の勝者は王位のタイトル称号を得る。
- ^ 後述の通りかつては「ブロック紙3社連合」主催。2021年現在は(5社ではあるが)「新聞3社連合」と呼称している。王位戦中継サイト「新聞三社連合とは?」など参照。
- ^ 2021年現在、王位戦中継サイトのトップでは主催は新聞3社連合と将棋連盟が併記されており、日本将棋連盟のサイトでも「日本将棋連盟主催棋戦一覧」のページに王位戦を載せている。
- ^ 厳密に言えば、1回戦から指すのが、フリークラス、新四段などの下位の棋士や女流棋士だということはある。
- ^ 2位以下が成績で並んでも、決定戦は行われない。“お~いお茶杯王位戦中継Blog : 紅組の結果”. kifulog.shogi.or.jp. 2022年5月3日閲覧。
- ^ 順位戦C級2組からの降級・棋士編入試験の合格・奨励会三段リーグで次点(リーグ3位)2回獲得によりフリークラスに編入した棋士が対象となる。60歳以上で順位戦C級2組から降級した棋士を含む。ただし「フリークラス宣言」による転出者については含まれない。
- ^ 他棋戦においても同様の規定があるが、2022年時点での適用例は竜王戦のみとなっている。
- ^ a b 奇数の際のシード者に、前年の成績は考慮されない
- ^ 順位も同じ場合は残留決定戦
- ^ 第54期と第55期では、奨励会員であり(男性)棋戦への参加資格がなかった里見香奈(第23期、第24期女流王位)に代わって、挑戦者決定戦の敗者(清水市代、中井広恵)がそれぞれ出場した。
- ^ 3名の場合は、前期成績でシード者を決め1回戦は残留決定戦を兼ねる
- ^ 優勝者・残留者を決定。それでも差のつかなかった場合には決定戦を行う
- ^ シードと予選通過者に順位差がついたのは第27期より。挑戦者決定戦進出者ともう1人の残留者に順位差がついたのは第37期より。
- ^ 3人以上の場合のプレーオフは、トーナメント形式となる。たとえば、3勝2敗が5名、0勝5敗が1名の場合、5人によるトーナメント戦になる。
- ^ 第46期リーグの結果および第47期リーグの編成を参照。第46期の挑戦者決定リーグ紅組においては、リーグ表1位・2位および3位の2名が3勝2敗で並んでおり、4人でのプレーオフが組まれた。このときプレーオフで勝ち残った先崎学(リーグ表3位)は次期リーグ残留・次期リーグ表1位となった。ただしもう一人の残留者は、プレーオフ1回戦で勝って2回戦で負けた渡辺明ではなく、今期リーグ表1位の谷川浩司(次期はリーグ表2位)となった。
- ^ 山田道美はリーグ戦最中の1970年6月18日に急逝した。(不戦局2)
- ^ 村山聖はリーグ戦を病気入院により途中休場。1998年8月8日に逝去した。(不戦敗2)
- ^ 番勝負1局目1日目時点。挑戦者決定戦時点では 17歳340日。
- ^ リーグ1回戦時点。予選決勝時点では 17歳161日。
- ^ 在位は 49歳193日まで。
- ^ 番勝負1局目1日目時点。挑戦者決定戦時点では 58歳109日。最終局2日目時点では 58歳203日
- ^ リーグ1回戦時点。予選決勝時点では 65歳306日。リーグ最終局時点では 66歳85日
- ^ 女流棋士では伊藤沙恵が9度目のタイトル戦挑戦で初タイトルの女流名人となった。“46歳悲願の初タイトル、木村一基九段が刻んだ新たな歴史。王位戦第7局観戦記”. 日本将棋連盟. (2019年9月28日) 2022年3月14日閲覧。
- ^ 南-大山戦と藤井-羽生戦は挑戦者が年上のため、木村-藤井戦は挑戦者が年下の最大年齢差である。
- ^ 従来の立会人最年少記録は、62歳(第24期王位戦第4局の62歳(立会人は中原誠(36歳)、副立会人は田中寅彦(26歳))と第6期竜王戦第2局の62歳(立会人は谷川浩司(31歳)、副立会人は中村修(31歳)))であった。先手・豊島将之挑戦者(31)角換わりを選択 後手・藤井聡太王位(18)早繰り銀で先攻 王位戦第2局(2021年7月13日)
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