浦部編とは? わかりやすく解説

浦部編(4-7巻)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:13 UTC 版)

アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の記事における「浦部編(4-7巻)」の解説

1964年。「伝説の夜」とも呼ばれたアカギ市川戦いから6年経つが、それ以来アカギ姿を消していた。その中で安岡代打ち探していた川田組長にアカギ紹介する。「伝説の夜」にも同席していた若頭石川は、そのアカギ違和感覚える中で、昼間町工場働き夜な夜なチンピラ喧嘩吹っ掛けて過ごす本物アカギ発見する川田余興アカギとニセアカギの麻雀勝負が決まるが、当日、ニセアカギは藤沢組の代打ち浦部の罠に嵌り、危機陥る。ニセアカギを見限った川田は、3200万円大金賭けた勝負代打ちアカギ頼み、7万点リードを持つ浦部と戦う。

※この「浦部編(4-7巻)」の解説は、「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の解説の一部です。
「浦部編(4-7巻)」を含む「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の記事については、「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の概要を参照ください。


浦部編

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:13 UTC 版)

アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の記事における「浦部編」の解説

ニセアカギ / 平山幸雄(ひらやま ゆきお) 声 - 佐藤銀平、演 - 藤岡信昭(ドラマ) 安岡相棒である代打ち(のち川田組代打ち)。 アカギとよく似た風貌をした、白髪オールバックに赤いサングラス青年で、安岡仕立てた偽者アカギ。浦部編では一貫して「ニセアカギ」と呼ばれており、本名登場するのは鷲巣編からである。常人離れした記憶力計算力持ちアカギとは違った意味での天才。だが、当のアカギ本人からは「凡夫」と評価され安岡からも「天才ではあるが所詮俺たちでも努力すればたどり着け延長線上でしかない」と評される普段自信家だが計算確率依存しており、アカギ浦部など、格上相手仕掛け非合理的事態直面すると、途端に狼狽してしまう。川田からは「そこそこ相手とのそこそこレート勝負」なら安定するが、理も無視する格上相手には勝てず、レート重要な勝負では「今一時の気持ち」が足りない評される。 浦部編の冒頭から登場し、すぐに石川から偽者だとバレるものの、そのクレバー打ち回し川田気に入られ、組の代打ちとなる。その後本物アカギ対面して格の違い見せつけられ後日川田余興実際に麻雀対決する段取り組まれる。ところが舐めて掛かった藤沢組の代打ち浦部の罠に嵌って、3200万円という大金賭けた戦い巻き込まれ狼狽して危機に陥り、川田に見限られる結局アカギと戦うことはなく、姿を消す鷲巣編冒頭において発見され遺体正体として再登場する。すなわち鷲巣麻雀において敗北し血液抜かれ失血死した。また、この件によって、かつての相棒安岡連続殺人犯人鷲巣だと気づくきっかけとなる。 川田(かわだ) 声 - 川久保潔、演 - 中尾彬Vシネマ川田組組長。浦部編の狂言回し禿頭威厳ある男。浦部編冒頭において安岡よりニセアカギを紹介されるが、偽者判明した後も、その安定的な打ち回し気に入り重用する。同編前半ではニセアカギを評価したり、現金による解決など合理主義者のように見えるが、一方では大ヤクザの長として精神性重視しており、レート浦部戦では、その点が軟弱なニセアカギをたやすく見限る石川が全く理解できなかったアカギ不可思議な打ち筋少なからず見抜くなど、洞察力も高い。 石川いしかわ) 声 - 福田信昭 川田組若頭。 髭にサングラスの男。かつてアカギ市川戦った伝説の夜」に居合わせており、川田よりニセアカギの真贋判断するよう命令される。ニセアカギの打ち回し違和感覚えつつ、その実力を評価するが、市川戦の時に見せた異様な強さというものは見られ衰えた判断するそれでもなお代打ちとして十分通用する川田報告するが、その直後本物アカギと偶然出会い違和感正体そもそも偽者だったこと)に気づくその後部下素性調べさせてアカギ確信し南郷の手借りて彼を再び賭博世界へ呼び出す。 浦部(うらべ) 声 - 風夫、演 - 古田新太Vシネマ藤沢組の代打ち反っ歯特徴関西弁中年男。ニセアカギの対戦相手として登場し当初気弱打ち筋も平凡、ニセアカギ相手下手に出るが、本性狡猾で、彼より数段格上打ち手基本的に相手打ち筋観察してから攻勢打って出るスタイルであり、相手出方探りながら逃げ猶予残しておくなど、アカギからは「保留麻雀」と評される藤沢組の代打ちとして、川田組代打ちニセアカギとレート50半荘戦を行う形で作中登場する上記通り、全く強さ見せず弱気に振る舞いその上でニセアカギを油断させ、半荘戦でニセアカギか浦部どちらかが1位にならなければレートを倍にして次局に引き継ぐという条件飲ませるその上で巧みに局を支配し、ニセアカギが1位を取らないように打ち回し最終的にレートを3200万円まで吊り上げ、額の大きさ狼狽したニセアカギを一気追い込む。しかし、アカギにはその本質を見抜かれており、徹底的な情報隠蔽や、偶機の北待ち翻弄されアカギ打ち筋分からないままオーラス迎え最後彼の裸単騎河底振り込んでしまい(河底撈魚)、最大7万点あったリードひっくり返され敗北する。 策に溺れた自爆によって藤沢組に多額損害与えたことで、対局直後に3200万円負債加え、手の指全て潰されるという凄惨な制裁を受ける。そして怒り口調アカギ再戦を誓うも、自分怒りにすら損得絡め本当怒り持てる人間ではないと見抜かれており、負ければ手首切り落とす勝負を今すぐしようと持ち掛けられ、自分主張引っ込めてしまう。 藤沢ふじさわ) 声 - 家弓家正 藤沢組の組長白髪角刈り頭が特徴の男。レートが3200万円上昇したとして途中より対局臨席する浦部の勝ちを確信しており、川田組負けた場合約束反故ないよう牽制する終盤点差が詰まる中で浦部を心配するが、彼の勝てるという言葉信じる。 川島かわしま) 声 - 黒田崇矢 沼田玩具工場工員丸眼鏡をかけた若い男取り巻き田原古谷と共に毎月給料日社員寮後輩社員誘った賭け麻雀を開く。その実態は初歩的な通し使った3対1のイカサマ麻雀で、後輩カモ給料巻き上げていた。 初給料日となった新入社員アカギ相手に「歓迎会」と称して上記イカサマ麻雀半ば無理やり参加させようとする。この時はアカギ石川南郷訪問があったために有耶無耶となり、結局いつものように後輩の治をカモとする。その後、寮に帰ってきたアカギイカサマ見抜かれ上で、彼がニセアカギとの勝負得た200万円大金賭けたゲーム提案され自分たちが絶対に勝てると確信してこれを受ける。しかし、全部アカギの罠であり、逆に財産を失う。その翌朝工場辞めたアカギ前に田原古谷と共に現れ暴力200万円含めて脅し取ろうとするが、あっさりと返り討ち遭う田原(たはら) 声 - 三宅健太 沼田玩具工場工員川島取り巻き小太り青年アカギ賭け誘い乗った川島注意を促すなど、慎重な一面見受けられる最後にアカギ襲った際も、唯一攻撃受けず負傷した2人の「後片付け」を命令される古谷(ふるや) 声 - 中村悠一 沼田玩具工場工員川島取り巻き長身スポーツ刈り青年川島以上に血の気多く最後逆恨み恨み節アカギ暴力を振るおうとするが、虚を突かれところを川島と共に返り討ち遭う

※この「浦部編」の解説は、「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の解説の一部です。
「浦部編」を含む「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の記事については、「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「浦部編」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「浦部編」の関連用語

浦部編のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



浦部編のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのアカギ 〜闇に降り立った天才〜 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS