鷲巣編とは? わかりやすく解説

鷲巣編(7巻 57話 - 35巻)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 22:13 UTC 版)

アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の記事における「鷲巣編(7巻 57話 - 35巻)」の解説

1965年東京都内で、血が抜かれ若者死体多く発見される不可思議な連続怪死事件が起こる。その犠牲者一人はニセアカギであり、そこから安岡は、犯人政財界を裏から支配し現代の王と称される怪老・鷲巣巌だと見当をつける旧知稲田若頭仰木組んだ安岡は、アカギ使って鷲巣の全財産5億円を毟り取ることを提案するかくしてアカギ安岡仰木の3人は、特殊麻雀牌を使い、また挑戦者は金の代わりに血液賭ける「鷲巣麻雀」に挑む

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鷲巣編

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アカギ 〜闇に降り立った天才〜」の記事における「鷲巣編」の解説

鷲巣巌(わしず いわお) 声 - 津嘉山正種、演 - 津川雅彦ドラマ戦後日本影の支配者1965年8月時点75歳長い白髪オールバックにした、大きな釣り目で鷲鼻老人戦前内務省官僚として出世する早期日本の敗戦予測し退職戦後コンサルタント業を立ち上げる内務省時代情報スキャンダル)や人脈コネ)を駆使して政財界要人たちを背後から操り巨万の富を築き上げて闇の帝王」「昭和怪物」などと異称される。卓越した先見性頭脳だけではなく神懸かり的な「剛運」を有し自分絶対的な王として唯我独尊振る舞うアカギから唯一自分と同類」と認められ存在。もともと『天 天和通りの快男児』においても、かつてのアカギ強敵としてその存在について触れられている。福本作品では大物部下ヤクザは黒スーツサングラスの「黒服」で統一されることが多いが、鷲巣部下たちは白スーツとなっており、「白服」と呼ばれる作中上は稲田組の組員見分けられる演出でもある)。 もともと稲田組を通して挑戦者若者提供して貰う高レート麻雀を嗜んでいたが、老いと死への絶望から狂い血液賭けさせ、若者の命を奪う「鷲巣麻雀」を発案する。これによりニセアカギこと平井始めとして何人もの命を奪うが、やがてその死体発見されたことで一転して窮地に立たされる。それでも多額の金とコネ使って海外10年ほどほとぼり冷ませば済むまで盛り返すが、まったく凝りておらず、日本滞在ラスト勝負としてアカギとの勝負組まれることとなる。 純粋な麻雀技量アカギに劣るものの、「鷲巣麻雀」を知り尽くしていることや、牌を自らの手で引くという「剛運」の作用する形で好配牌と神懸かり的ツモを行う。結果としてアカギ勝てず、その多額資産削り取られていく形にはなるものの「運だけ比べた話にならない」とアカギ言わしめ、何度も彼を窮地陥れる一方でその「剛運」によって降りたい時でも有効牌引き続けてしまうというデメリットもある。 半荘6回戦長丁場において、途中でアカギ失血死追い込めば勝利できるという鷲巣有利な状況下で、隠し財産含め7億円(現在の価値70億円)を結果として奪われ最後は自ら血液賭け状況にまで追い込まれる。自らの身体を心配する部下たちを恫喝してまで、なおアカギとの勝負拘り採決量が合計1900ccに達して一度臨死体験する。その後復活遂げ最終6回戦オーラスまで引っ張りそのまま行けば勝ちが確定する中で昏睡状態に陥り、部下独断輸血を受け敗北確定するしかしながらアカギ自分負けていたとして勝ち金を受け取らなかったことを覚醒後知り勝負結果納得せず、アカギ置いて行った大金元手として、彼との再戦願って日本中を捜し続ける。 本作での人気受けてスピンオフ作品ワシズ -閻魔の闘牌-』が制作され、彼を主人公として戦後日本成り上がっていく物語展開された。 岡本おかもと) / 吉岡よしおか) 声 - 三宅健太、演 - 郭智博ドラマ鷲巣部下リーダー存在鷲巣仕えて十数年という古参部下。彼から殴られるなど、理不尽な目に遭いながらも慕っており、献策助言を行う。対局中基本的に鷲巣真後ろ控える。 名前について表記揺れないし誤植があり、岡本場合吉岡場合がある。また、アニメ版では吉岡ドラマ版では岡本統一されている。 『ワシズ -閻魔の闘牌-』で描かれ来歴によれば鷲巣憧れ最初部下となった鈴木すずき) 声 - 森川智之、演 - 笠原秀幸ドラマ鷲巣部下対局において鷲巣下家アカギの上家)。 アイコンタクトだけでほぼ通しに近い、鷲巣との意思疎通行い鷲巣麻雀では重要な戦法となる差し込みなど、的確にサポートする基本的に自分アガリ考えておらず、ひたすら差し込み用の牌を揃えることに専念している。 『ワシズ -閻魔の闘牌-』で描かれ来歴によれば元特攻隊員で先身性と頭の切れる逸材このため鷲巣目を付けられ部下にするエピソード展開される当時あだ名は「ハヤブサ」(日本陸軍戦闘機・隼のパイロットだったため)。 山中やまなか) 声 - 大塚芳忠、演 - 水橋研二ドラマ山東傘下倉田組の賭場丁半博奕)の壷振り角刈り両方二の腕から肩越しまで入った刺青特徴の男。卓越した洞察力から全ての客の心理読み切り、目を意図的に操作することによって大勝許さない胴元として優れた人物。しかし、アカギには通用せず、逆に彼の心理的誘導翻弄されてしまう。積み重なった負け分を補填するため最後大勝負挑むが、それも失敗する。ここに至って日本刀斬りつけるなど、暴力強引に脅し負け認めるように圧力をかけるが、仰木介入によって不発に終わる。 倉石くらいし) 声 - 原康義 山東傘下倉田組の代貸角刈りと厚唇が特徴の男。賭場トップとして丁半博打連勝するアカギに対して危機感覚え最終的な山中組員暴挙黙認する。ところが踏み込んできた安岡仰木現場押さえられた上、仰木から組長伝えることを示唆され勝負無かったものとしてアカギ引き渡すことに同意する

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