東北女学校関係の人々とは? わかりやすく解説

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東北女学校関係の人々

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 02:30 UTC 版)

はね駒」の記事における「東北女学校関係の人々」の解説

二宮しづ 演 - 高橋ひとみ 東北女学校先輩北海道旭川市出身成績秀で学内で1番だといわれ、みどりからも「優しいお姉さん」と慕われる。りんとは同室である。 広い世界知りたい思って入学したものの、もともと日本人である自覚愛国心が強い。そのため、学校国語漢文削って英語を偏重する方針に不満を募らせ校長への建白書提出する。しかし主張受け入れられず、授業ボイコットする校長主張一定の理解示したが、「力で訴え方法受け入れわけにはいかないどんなに正しくて話し合いをせず、強硬手段結果得ようとするのは戦争肯定することと同じである」と退学命令を下すその後松浪献身により東京名門である明和女学校へと転校してゆく。 明和女学校では憧れていた詩人滝村東風授業受けられる喜んでいたが、その彼が自殺したことに強い衝撃を受けるその後自身心中図って食事拒むようになり衰弱。見かねたくにによって、仙台に連れて帰られる滝村とは文通をしており、その文面からプラトニックではあったが、既にお互い相思相愛であったことをりん達に悟らせる。そして、しづの朦朧とした意識中でもしきりに滝村を慕う様子見たりんは、自ら借金をして花嫁衣裳縫い上げる。しかし、家族到着を待つことなく夭逝。りんの花嫁衣裳死に目には間に合わなかった。 里見なつ 演 - 吉宮君子 しづの同級生山形出身模範生評される寄宿舎以外の場所では彼女と行動をともにしており、一緒に授業ボイコットする松浪には「他の人を巻き込みたくない」と言っており、ただの身勝手行動したわけではない)。東北女学校辞めた場合は親から結婚させられることを嫌がっていたが、晴れてしづと同じ明和女学校への転校が決まる。 りんが一家東京へ引っ越した際、実に5年ぶりに再会を果たす。しづが亡くなったのちも明和女学校学びそのまま助手として勤務していた。再会時、りんから就職口利き依頼されるも、厳しい旨を伝える。 松浪帰国知らせ受けてりんの家に姿を現し、みどりやくに達とも久しぶり顔を合わせる水野節子篠原節子 演 - 二谷友里恵 米沢陸軍大佐令嬢。母を幼い頃亡くし婆や母代わりである。父親の元部下である少尉いいなずけがおり、夫の海外駐在で恥をかかないためにも英語教育重視する学校姿勢体制従順である。東北女学校同級生となり、寄宿舎ではりん・しづと同部屋になる。 1895年いいなずけ篠原少尉(演 - 吉岡祐一)と無事に結婚翌年に夫は昇進したため、大尉夫人となり、軍の婦人会にも所属している。大津波発生したときには、強い正義感から女学校救援隊参加申し出る浜田くに→くに・ジョンソン 演 - 菅原亜希東北女学校同級生実家女学校近くにあり、仙台藩奉行職務めていた家柄である。女学校入学試験時に堂々と自己紹介し、りんを感心させるクラスではしづたちを支持、かつ決められ結婚は嫌と考え軍人家庭育ち節子とは全く意見が合わなかった。しづたちのボイコット賛同し、彼女達と共に明和女学校転校する転校後は何事もなく学生生活送っていたものの、しづが危篤陥ったため、連れ立ってりんのもとへと慌ててやって来る。 後に東京築地にできた貿易会社支配人ジョンソン結婚しジョンソン家庭生活新聞記者として取材し訪れたりんと偶然再会する浜田義久 演 - 塚本信夫 くにの父。現在は県の役人退職し悠々自適な生活である。ボイコット対す校長心境は「泣いて馬謖を斬る」と慮り、なつを「恨んでならない」と諭す浜田のぶ 演 - 川口敦子 くにの母。ボイコット対す校長処分を「厳しい」と感じている。 田島ぎん 演 - 白川由美 東北女学校教師舎監)。貞淑過ぎる面があり、人前で足を見せ洋装には反対である。規律作法にも厳しく、特に食事中マナーに口うるさい。「規則を守ることで楽しい寄宿舎生活を送れる」と説く語尾特徴があり、よくみどりから物まねされている。 しづらの一連のボイコットについては「長屋夫婦喧嘩」と評し退学せずに校長謝罪するように説得するボイコットの件で寄宿舎一人部屋になった節子に「(寂しかったら)私の部屋泊まりますか?」と言うも「結構でございます!」と即答されていた。 長年にわたり独身で、教師になってからは外へ出ずにほとんど校内過ごしており、イネからは「男を全く知らない」と陰口叩かれていたが、1896年、5人の子持ち校長後妻となる縁談まとまったために職を辞する梅沢先生 演 - 山谷初男 東北女学校教師次の後任)。校外では柔らかい物腰で、何かと理由をつけては松浪家に押し掛ける家事が得意なようで、劇中では生徒編み物教えていた。 松浪のために作った服を持参したときに次と顔を合わせると、急に旅慣れていない」などと文句をつけ、小競り合い始める。 しづらのボイコットに対しては「上の言うことが聞けない劣等生」と考え、他の教師報告せず黙殺自身親戚開校する女学校への転校押してつけ解決しようとしていたが、松浪独自に動いていたことを聞かされ不信感抱いて裏切られた」と発言し陰謀の噂があることを告げる。 イネ 演 - 中村美代子 東北女学校賄いさん。通称「おイネおばさん」。りんから母のように慕われる。りんのことは「よく働く」と褒めてくれ、本来は禁止されている食堂での予習を許す。 旅籠口減らしのための奉公をしていたが、16歳旅籠のせがれに手籠めにされた上理不尽追い出され、川に入って死のうとしたところをキリスト教教師救われたため、しづらのボイコットには否定的であった横山 演 - 小池栄 教頭生徒学校へ逆らうことを快く思っていない。 岡田ウラ 演 - 岡谷章子 明治27年時点での生徒。クラスリーダーを務める。 安西しま 演 - 渡辺多美子 明治27年時点での生徒ツネ 演 - 神佳子 明治27年時点での生徒黒田菊子 演 - 名川忍 父の転任伴って明和女学校から転入してきた。洋装で非常に丁寧な言葉遣いをする。しづら明和女学校転入した3人の様子を話す。母共々田島の「きぐごさん(=菊子さん)」との発音気に入らない菊子の母 演 - 阪上和子

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