東京ヴィクトリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 19:16 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動東京ヴィクトリー
- サッカー漫画『GIANT KILLING』『U-31』に登場する、東京ヴェルディ1969をモチーフとした架空のサッカークラブ
- 東京VICTORY - サザンオールスターズのシングル楽曲
- 東京VICTORY (テレビ番組) - TBS系で2019年7月6日より放送されている安住紳一郎司会による東京オリンピック/パラリンピック関連を中心としたスポーツ情報番組。
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東京ヴィクトリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/23 14:54 UTC 版)
「GIANT KILLING」の記事における「東京ヴィクトリー」の解説
創設時から日本代表を多数輩出し、近年もリーグ連覇を達成している強豪チーム。同じく東京都を本拠地とするETUとの対戦は東京ダービーと呼ばれ、かつては人気カードだったが、ETU低迷後はヴィクトリーが連戦連勝している。 平泉(ひらいずみ) 声 - 有本欽隆 東京ヴィクトリー監督。口髭を蓄えたダンディーな外見をしている。ヴィクトリーをリーグ連覇させ黄金時代を築き上げた名将で、達海の監督就任によりETUが変わり始めたことをいち早く見抜いていた。 前年のW杯後の代表監督選考で、日本人監督を求める風潮が強かったことから就任の第一候補となっていたが、最終的に選ばれたのは外国人のブランだったため、そのことが心にしこりとして残っている。オールスター戦で監督に選出された際には、「真剣勝負ではないゲームの采配には気が乗らない」と指揮を放り出し、コーチで選出されていた達海らに采配を任せきっていた。 持田 蓮(もちだ れん) 声 - 神奈延年 攻撃的MF。背番号10番。東京ヴィクトリーの「心臓」「王様」と呼ばれ、日本代表でも中心選手として活躍している。天才的なテクニック、得点能力やゲームメイキング能力だけでなく、狂気じみた勝利への執念と強烈な上昇志向も持ち合わせており、ピッチに立つだけでサポーターを熱狂させフィールド全てを支配するほどの存在感を放つ。チームメイトの不甲斐ない態度やプレーに対しては、たとえ目上の人間であろうと容赦なく辛辣な言葉をぶつけるが、その指摘が的を射ておりまた誰もがその執念の強さを知っているため、反論する人間はいない。ヴィクトリーユース出身。 唯一の弱点といっていいのが故障癖で、若手時代から慢性的な右足首の故障を抱えており、平泉はその状態を「もはや休ませて治る類のものではない」と語っている。そのためチームを離脱することがしばしばあり、日本代表においても幾度となく華々しい活躍を見せているにも関わらず未だワールドカップ本戦に出場した経験がない。また海外リーグでのプレーを熱望し続けているが、怪我が周知の事実となっているためにどのチームを獲得に名乗りを上げようとしない。 ETUとのプレシーズンマッチの後も2ヶ月間チームを離脱していたが、リーグ公式戦のETU戦で復帰、不調から立ち直りつつあったチームに喝を入れて完全復調させ、リードされていたゲームを引き分けに持ち込ませた。試合後、城西らがETUを圧倒した事実上の勝利に満足する中、ひとりだけ勝ち切れなかった悔しさを露にし、マッチアップした椿に対して強烈な対抗心を燃やしていた。 長らく怪我の影響もあって日本代表メンバーから外されていたが、親善試合のホンジュラス戦で代表復帰。花森ら海外組が召集されなかったため花森にかわって10番をつけ、チームを4-0の圧勝に導くのみならず4得点全てに絡む大活躍を見せブランから事実上の代表内定宣言を受けた。 直後のリーグ後半戦のETU戦ではスタメンとして出場。ゲームを支配していたが、後半、あわやスーパーゴールかというタイミングで左膝の靭帯を負傷、自ら退場を願い出てアジアカップ代表も辞退した。当初は活躍できなくなれば引退する覚悟で試合に臨んでいたが、重傷で動けなくなってなお自分の野心が衰えないのを悟り、要望に応えて起用してくれた平泉に感謝を告げると共に怪我を克服し捲土重来を誓ってピッチを下りていった。 城西 望(しろにし のぞむ) 声 - 三上哲 MF。背番号8番。東京ヴィクトリーのキャプテン。通称「シロさん」。日本代表の常連選手で、ブラン体制になってからは代表キャプテンを務める。真面目な性格で、普段から優等生的・模範的な発言が多く、それを煙たがられることがある。 三雲 烈(みくも あきら) MF。年齢:22歳。背番号24番。ボランチ。守備専門で、いわゆる「潰し屋」の役割を担う。層の厚いヴィクトリーでレギュラーを勝ち取ったが、プライドの高さが災いし、プレシーズンマッチではジーノに「ミック」と呼ばれ、良いように翻弄される。公式戦では王者のプライドを再認識し、落ち着きを取り戻した。五輪予選代表。 シャリッチ MF。背番号13番。ボランチ。クロアチア人。攻撃と守備とをつなぐリンクマンの役割を担う。 レオナルド FW。背番号9番でヴィクトリーの得点源。屈強な体格のブラジル人。ブラジル人なのにサンバが踊れないのと、シーズン前の調整の遅さが弱点。 秋森 俊基(あきもり としき) DF。背番号4番。センターバック。日本代表。合わせ易いボールへの対応では夏木を完全にシャットアウトできるほどセンターバックとしての能力は高く、最終ラインからの長短のパスで攻撃の基点となるプレーも持ち味。 東京Vのチーム内では、ETUにおける清川のような脳内ツッコミ役であり、代表では年下の星野に呼び捨てにされるなどイジられ役。また、代表でセンターバックの相棒となる越後に比べて女性人気がないことに若干のコンプレックスを持っている。 堀(ほり) 声 - 黒澤剛史 MF。背番号7番。左サイド。薄顔だがプライドが高く、高慢とも取れる持田の態度に苛立ちを覗かせることもある。 石田 DF(右サイドバック)。背番号30。 小沢 DF。背番号6。シーズン前半のETU戦では先発で出場したが、シーズン後半は途中出場 間宮 GK。背番号23。 山根 DF(センターバック)。背番号2。守備の仕事が出来ないアリソンをよく怒鳴りつけている。 日野 背番号11。シーズン前半のETU戦では怪我の持田に変わって先発出場している。 アリソン DF。背番号39、シーズン中にヴィクトリーが補強したブラジル人選手で左サイドバック。後手に回る守備能力の低さを山根にいつも注意されているが、言葉の意味を理解できておらず、解釈を違えてしまうので一向に改善しない。 一方で攻撃力は非常に高く、対面のガブリエルを走力で凌ぐオーバーラップと強烈なシュート力を持つ。「守備でのミスは攻撃で取り返す」がモットー。 成田 誠(なりた まこと) MF。10年前の背番号10番。当時の日本代表のエース・司令塔だった。達海の台頭により日本代表エースの座を脅かされるようになり、達海を激しくライバル視していた。その後達海に代表エースを奪われ、さらに新人だった持田のチーム加入で自分の限界を悟り、ヴィクトリーから去っていった。 10年経って39歳になり、達海がETU監督に就任したシーズンも3部リーグで現役を続けている。かつては自分こそ日本最高の選手だというプライドの塊のような性格だったが、自分の限界を知ったことで丸くなったという。リーグ後半戦の東京ダービー前に持田と会った時は、引退の覚悟で試合に臨む持田に対し、達海のように怪我で引退する様は見たくないと、思う結果が残せずとも現役を続行するよう呼びかけていた。
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