新館の建設とは? わかりやすく解説

新館の建設

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:44 UTC 版)

東京国立博物館」の記事における「新館の建設」の解説

第二次世界大戦後東京国立博物館では、新たな展示館建設相次いだ1962年昭和37年)には、構内南西隅に法隆寺宝物館竣工し2年後1964年昭和39年)から一般公開されるようになった。 これは、1878年明治11年)に廃仏毀釈困窮した法隆寺皇室一万円下賜し、代わりに献納された宝物300余件を収蔵展示するためのもので、その建設長年懸案とされていたものであった。なお、この時の建物30年ほど使用された後に取り壊され1999年平成11年)にレストラン資料室備えた新・法寺宝物館が開館している。 1968年昭和43年)には構内東側東洋館開館し日本以外アジア美術品はこちらへ移された。1984年昭和59年)には構内西側表慶館裏手資料館開館し従来公開要望多かった、館所蔵図書歴史資料写真資料などが、研究者公開されるようになった博物館においては平常陳列とともに特別展開催重要な事業1つである。しかし、大規模な展覧会場合は、本館平常陳列一時撤去して特別展会場とせざるをえず、恒久的な特別展会場を含む新館建設必要性論議されてきた。このため構内の中長期整備計画の中でその建設地検討され本館西側にあった別館大講堂などがあった)と北倉庫を取り壊して新たな展示館建設することとなった特別展会場考古資料展示室・大講堂などを含む新展示館平成館名付けられ1999年平成11年)に開館した

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新館の建設

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/31 05:38 UTC 版)

名古屋市科学館」の記事における「新館の建設」の解説

既存天文館理工館の2館は、築後40年余り経過し建物設備老朽化してきていること、生命館に比べ天井の高さが低く展示制限があること、優先的に耐震対策必要な施設(II-2)と判定されたことなどから、天文館理工館替わる新館」を建設することとなった天文館理工館北側にある駐車場閉鎖され新館はその敷地に旧天文館と旧理工館とに隣接するかたちで建設された。新館の名称は旧名称受け継ぎプラネタリウム天文学関係展示室を含む球体部分が「天文館」、その西側部分が「理工館となった新館地上7階・地下2階建てで、2006年平成18年)度に基本設計2007年平成19年)度に実施設計行い2008年平成20年)度に建築工事開始された。 2011年平成23年3月19日完成リニューアルオープンした。建設工事中も2010年平成22年)の8月末までは通常どおり開館し2010年平成22年9月1日秋から新館開館までの約5ヶ月間のみ閉館新館開館後名古屋市科学館は、現生命館と新館2つ建物及び屋外展示屋外展示公開平成23年秋)で構成されている。なお生命館はCOP10開催のため10月末まで開館した2010年平成22年6月10日には、世界最大となるドーム直径35mのプラネタリウム建設完了したプラネタリウム光学式投影機カール・ツァイス製「ユニバーサリウム9型」(type UNIVERSARIUM Model IX)が、デジタル投影装置コニカミノルタプラネタリウムのデジタルスカイII導入された。また、プラネタリウムブラザー工業2016年平成28年3月31日までの契約命名権取得年間3,650万円)し、2016年平成28年4月1日から2021年令和3年3月31日までの契約命名権再度取得している。いずれの契約においても「Brother Earth」(ブラザーアース)の愛称付けられている。また2021年令和3年4月1日以降命名権NTPホールディングス取得しそれに伴い愛称が「NTPぷらねっと」に変更されている。なお、旧天文館使用されていた投影機カール・ツァイスIV型)は新天文館に移設され、一部機能稼動可能な状態で展示されている。 また大型展示として、地球上の水循環モチーフとし触れて楽しめる水のひろば」、高さ9mの「竜巻ラボ」、120ボルト放電可能な大型テスラコイル2機がある「放電ラボ」、マイナス30体感できる極寒ラボ」がある。 2011年平成23年11月6日には、H-IIBロケット開発試験使われ機体と、国際宇宙ステーション日本実験棟きぼう与圧部構造試験モデルが、屋外展示スペース設置された。 2011年平成23年12月プラネタリウムが、世界最大としてギネス世界記録に認定された。

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