新館時代(1970年 - 1990年)
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「刈谷市図書館」の記事における「新館時代(1970年 - 1990年)」の解説
50周年記念式典以後には改築の必要性が叫ばれていたが、刈谷市制20周年記念事業として、1969年(昭和44年)には新館の建設が決定。1970年(昭和45年)1月には新館の建設工事が着工され、10月中旬には竣工、11月1日には新館が開館した。鉄筋コンクリート造3階建であり、延床面積は1,735m2だった。開館当時から将来的に手狭になることが予想されており、駐車場部分への増築を求める意見もあったが、オイルショックの影響などで実現することはなかった。開館時の蔵書数は約4万冊であり、利用者数は年間1万数千人だった。 新館開館時には刈谷青年会議所の寄付による刈谷JC文庫が設置され、1971年(昭和46年)8月には刈谷ロータリークラブの寄付による刈谷ロータリー文庫が設置された。1977年には蔵書数が約6万冊、年間利用者数が約4万人、年間貸出冊数が約5万冊となった。1977年度には建物の増改築工事を行っている。1979年(昭和54年)には図書館のない東刈谷地区の母親らが「しののめ家庭文庫」を設置して活動しており、1982年には日本ユネスコ協会から児童書の寄贈を受けている。1986年1月には刈谷ライオンズクラブの寄付による刈谷ライオンズ文庫が設置された。
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