新館建設に向けた動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 10:21 UTC 版)
「豊川市中央図書館」の記事における「新館建設に向けた動き」の解説
蔵書数は1986年に約94,000冊、1995年に約130,000冊と増え続け、1997年度の貸出数は約41万冊となったが、蔵書検索にはカードを、図書の貸出には貸出券を使用しており、蔵書数や利用者数の増加に対して施設の能力は限界に達していた。このため豊川市は新図書館の建設を計画。1993年(平成5年)には日本図書館協会に委託した豊川市図書館基本計画が完成し、9月には豊川市教育委員会内に新図書館建設検討会が、1994年(平成6年)1月には豊川市役所内に新図書館建設検討会が設置された。1995年(平成7年)5月には新図書館建設懇談会が設置され、基本計画を策定。 建築設計競技によって久米設計名古屋支社を設計者に選定し、1996年(平成8年)5月には新図書館の基本設計を委託、9月には実施設計を委託した。1997年(平成9年)7月には諏訪1丁目で新図書館の建設に着工し、1999年(平成11年)3月に竣工した。1999年3月には新図書館への移転準備のために豊川市立図書館が長期休館に入った。旧館は新館開館後の1999年12月から2000年(平成12年)3月にかけて取り壊され、跡地は豊川市営諏訪公共第二駐車場となっている。旅籠「小島屋」の復元家屋も取り壊されており、調度品の一部は豊川地域文化広場に移管された。
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