敵対国家・勢力
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ジオン族(ジークジオン編) ムーア界と呼ぶ異世界に本拠地を構える、スダ・ドアカワールド制圧を目論む悪しき一族。元々は騎士ジオングなどMS族・ユニオン族がある程度纏まった総称だったが、ジークジオンがスペリオルドラゴンの片割れを当主として操った為に、悪名高い一族として後の世まで浸透することとなった。ムンゾ帝国などを利用するなどして各地へ侵略を繰り返すが、スペリオルドラゴン・騎士アレックス・アルガス騎士団によって本拠地を攻められ敗退する。 ムンゾ帝国(ジークジオン編III) ノア地方に存在する森林に囲まれた国家。国内には後にアルガス騎士団の力を宿すことになる神器があり、これを利用してかコンスコン王統治の時期にジオン族による乗っ取りが行われ、隣国のアルガス王国と敵対する事になる。コンスコン王の娘ユイリィ姫がアルガス王国のカミーユ王子と恋仲であり、偶然ノア地方を訪れたラクロア王国の騎士アムロの活躍によって和平が結ばれた。 ザビロニア帝国(円卓の騎士編) ブリティス王国の隣に位置する強大な軍事国家。実力主義であり、能力がある者ならばどのような出自でも幅広く軍に加えている。複数の生命体を融合させる事で誕生する人造モンスターの魔道技術を所有している。一時はかつてのジオン族をも凌ぐ勢力へとのし上がり、世界への覇を唱えた。 帝王グレートデギン統治の時にブリティス王国へ侵攻を開始。目的はブリティス王国にある聖杯で、ザビロニア帝国の守護神ラフレシアの力によりまたたく間に王国を征服、支配していた。 その後7年の歳月をかけてようやく聖杯の鍵を獲得するが、同年に生き延びていた王子である皇騎士ガンダムが挙兵。新たな円卓の騎士を始めとする数多くの仲間達と共にザビロニア帝国は打倒されることとなる。(円卓の騎士編) ネオジオン族(聖機兵物語編) 闇の皇帝ジークジオンによって操られたといっても過言ではない一族と国家。 ネオジオン族は悪しき魔道の力を手にしたダバード王国のロナ家(聖機兵復活の鍵を守り続けていた一族)当主カロッゾを頂点とした集団。ダバード王国の機兵と魔道技術を融合し、世界制覇のため聖機兵を手に入れんと侵攻した。パンゲア界という異次元を本拠地としており、謎の多い組織編制だったがその実態はジークジオンによって操られていた。聖機兵の一つルーンレックスを獲得するも、真聖機兵によって敗退する。 デラーズ王国(機甲神伝説) デラーズ王国は最も古くからジークジオンによって操られた国家。国王はエギーユ王。スダ・ドアカワールドにユニオン族とMS族が誕生する以前に月の王国セレネスを侵攻。王国を壊滅するも王子と機甲神を逃した為にスダ・ドアカワールドへ侵攻する。セレネス滅亡からスダ・ドアカワールド侵攻までの非常に長い空白期間の詳細については分かっていない。 ヘルアクシズ団(ナイトガンダム物語) グラナダ王国近辺の山を根城とする野盗集団。リーダーは親分ゲモン。ザンスカール族に従っており、ゲモンは嵐虎剣の技を使う事が出来る。 グラナダ王国で行われていた聖騎士選抜会に乱入し、王国に伝わる白金のハルバードを奪おうとしたが魔竜剣士ゼロガンダムに敗北。親分ゲモンはザンスカール族に合流した。 ザンスカール族(ナイトガンダム物語) 嵐虎剣の正統継承者だった騎士ブイツーが、鏡の中の異世界と手を結び結成した一族。 ブイツーは幻魔皇帝アサルトバスターを名乗り、自分と敵対していた雷龍剣の継承者ファルコガンダムを洗脳して幻魔王バイスガンダムにして軍団の指揮を執らせた。最終兵器ドゥームハイロウを使用して邪魔なユニオン族を消し去り、寄生生物バイスタランチュラで世界中の人間を洗脳してスダ・ドアカワールドを完全に征服したが、雷龍剣の最終奥義を会得した聖竜騎士ゼロガンダムによってアサルトバスターは倒され、その野望は潰えた。 デスペリオル族(黄金神話) スペリオルドラゴンの死によって復活した暗黒卿マスターガンダムが作り上げた闇の勢力。戦力の大半はデビルドラグーンなどが放つ黒の光によって洗脳・破壊衝動を増幅された者達で構成されている。 新たな神の座を狙うマスターガンダムを頂点に、三魔卿と呼ばれる最高幹部と特殊な力を持った異能戦士、ゼロガンダムが乗っていた龍機ドラグーンに酷似した魔龍機デビルドラグーンなどを戦力として使っている。スペリオルドラゴンの遺体を回収して闇の力で染め上げて暗黒神デビルスペリオルとし、ギアナポイントからスダ・ドアカワールドの生命エネルギーを吸収して死の世界にしようとしたが、太陽騎士ゴッドガンダムとシャッフル騎士団の活躍によって阻止された。 創世軍オズワルド(鎧闘神戦記) 古代神バロックガンを復活させた考古学者トレーズが、バロックガンの魔力とロームフェラー家の財力を使って作り上げた軍団。バロックガンによって蘇った古代騎士と従機兵<デ・ドール>と呼ばれる無人機兵を主戦力としており、スダ・ドアカワールドだけでなく天空にある天使族の郷にまで進軍した。バロックガンの完全復活を目論み、封印の鍵である天使族の姫リリーナを狙う。 シャッフル騎士団を封印し、鎧闘神達を何度も追い詰めたが失敗も続いた為にトレーズは見限られ、バロックガンが直接率いるようになった。 近衛騎士団<ゾディロック>(鎧闘神戦記、創世超竜譚II) 創世の時代に古代神バロックガンに従っていた12人の騎士達の集団。かつての戦いの中で5人の騎士が倒れ、1人はユニオン族に寝返り、残り6人はバロックガンと共に封印されていたが、バロックガンの完全復活に呼応して蘇った。 アンチユニオン軍 (救世騎士伝承) 騎士ガンダムリジェネレイトを大将とする軍勢。様々な理由でユニオン族を離れた者達によって構成されている。ユニオン族への復讐心を滾らせてブリティス王国に侵攻するが敗退。リジェネレイトも含めて、ジークジオンの復活を目論む深紅騎士シナンジュ (シナンジュ・リバウンド)に利用されていたに過ぎなかった。 ギャラルホルン帝国 (新世聖誕伝説II、III、IV) かつてセレネスを滅ぼそうした機重奇神ジークドミヌスによって操られている国家。 ジット(新約SDガンダム外伝 創世超竜譚III、IV) カッズ・ザルド界の邪教集団。その実態はバロックコアの傀儡ともいうべき集団だった。 ザフト国 ( 救世騎士伝承EX II、IV) スダ・ドアカワールドの新興国家。この国は、強い者は弱い者を倒し、奪い尽くす弱肉強食の無法な国だった。雷龍剣と嵐虎剣の力を取り込もうと目論む緋邪龍によって操られていた。 総統の尾 (騎士王物語) カノンガンダムがキングガンダムI世となる前のブリティス王国で破壊と殺戮、そして混沌を広めている軍勢。それぞれの属性に応じた軍勢を率いており、主要幹部はエンドアンデッド騎士と呼ばれており人間族に擬態する能力を持つ。 その正体は、スタ・ドアカワールドの外から来た存在であるフューラーザタリオンによって生み出された総統竜ジャークヴァイスが、スタ・ドアカワールドを支配するために作り出した軍勢だった。ブリザーデス (騎士王物語I) シロッコ王 (エンドアンデッド騎士タイタニア)率いるアンデッド軍団。総統の尾に支配される前はジュピトリス国という国だった。 インフェルデス (騎士王物語II) 灼熱王グレミー(エンドアンデッド騎士インフェルノマンサ)率いるアンデッド軍団 モチーフは青の部隊、 ネオ・ジオン (グレミー軍) マドコープス (新約SDガンダム外伝 騎士王物語III) 粛清王ジャミトフ (エンドアンデッドモンスター邪鬼巨兵ドゴス・ギア)率いるアンデッド軍団 フランデッド (騎士王物語III) 破滅王クルーゼ (エンドアンデッド騎士プロヴィデンスG)率いるアンデッド軍団 デスドレイグ (騎士王物語IV) 総帥ギレン (屍竜王ソーラレイ)率いるアンデッド軍団
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