役割による分類
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1952年7月、アメリカ海軍は、CVの一部を対潜戦に投入することを決定し、対潜空母(Anti-submarine warfare support aircraft carrier)の類別が新設されて、CVSの船体分類記号が付与された。また10月には、それ以外のCVとCVBが攻撃空母に類別変更されて、CVAの船体分類記号が付与された。 しかしその後、ベトナム戦争後の国防予算削減のなかで、対潜戦専従の航空母艦を維持することは困難になっていき、CVA/CVANに艦上哨戒機・哨戒ヘリコプターを搭載して対潜戦を兼務させることになり、CVSの運用は1974年までに終了して、CVA/CVANは汎用化されてCV/CVNと改称した。一方、イギリス海軍のインヴィンシブル級航空母艦もCVSと称されていた。 なお、大戦中よりヘリコプターが発達しており、対潜戦や上陸戦への応用が注目されていた。これは原理的には空母以外の艦船での運用も可能ではあったが、特に初期の機体はかなり大型だったこともあり、できれば空母での運用が望ましかった。このこともあり、1955年には、CVEの一部が船団護衛でヘリコプターを運用するための護衛ヘリコプター空母(CVHE)に類別変更され、また「セティス・ベイ」が水陸両用作戦用の強襲ヘリコプター空母 (CVHA) に改装された。ただしCVHEについては特段の改修が行われたわけではなく、またCVHAについても、後には航空母艦の保有枠を圧迫しないように揚陸艦のカテゴリに移すことになり、ヘリコプター揚陸艦(LPH)という新艦種が創設された。 一方、アメリカ国外でもヘリ空母が登場し始めていたが、その一部は、ヘリコプターだけでなくV/STOL機も搭載するようになった。このように固定翼機の運用能力を獲得したヘリ空母も「軽空母」と称されることもある。
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役割による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/20 06:12 UTC 版)
投手は役割によって大きく2つに分類され、試合開始からマウンドに立つ投手を先発投手(スターター)、試合展開によって途中イニングから先発投手に代わり登板する投手を救援投手(リリーフ)と呼称する(交代は6~7イニング目が多い。これは5回まで抑え切れば試合が成立し先発は勝利投手の権利が得られるため)。さらに、リリーフは試合を決める終盤イニングに登板する抑え投手(クローザー)、先発投手と抑え投手の間に投げる中継ぎ投手(セットアッパー)などに分類される。 野球の歴史における役割の変化 日本プロ野球草創期では、野球の人体に与える影響が全くの模索段階にあったことと、不人気による人員不足のため、戦前から戦後の混乱期までしばしば無謀な先発連投が強要された。さらに戦時中は、国威発揚の為の非科学的な精神論の横行も先発投手酷使の大きな原因となった。セントラル・リーグとパシフィック・リーグの2リーグ制に移行後、人員不足はある程度解消され、先発投手の登板間隔を2日、3日と長めにとるようになり、間隔日数を表す「中○日」(中2日、中3日など)という言葉が使われるようになった。それでもエースピッチャーが先発・リリーフに連投する姿が見られ、1958年日本シリーズでは稲尾和久(西鉄)が先発とリリーフで7試合中6試合に登板、4連投4連勝する大活躍で「神様、仏様、稲尾様」と称えられた。1961年中日ドラゴンズに入団し、酷使により数年で投手生命を断たれた権藤博の教訓から、「投手分業制」が近藤貞雄によって提唱され、「先発完投」から「先発―抑え」の投手起用へ移行。抑え投手を確立することで先発投手、特にエースの疲労軽減を図った。1980年代以降はこの順番に中継ぎを加えた「先発―中継ぎ―抑え」という継投策が一般化している。先発投手の登板間隔は日本プロ野球では試合日程の都合から中4〜6日が主流。5〜6人の先発投手で先発ローテーションを組み、順番に先発登板する起用法が行われている。 一方で、高校野球では「勝者総取り、負ければ終わり」のトーナメント制の大会がほとんどということもあり、抜きん出た投手が先発連投することが珍しくない。しかし、2000年代以降は高校野球でもプロに習い、多投手で試合を乗り切るチームも出てきている。投手の負担を抑えられる反面、優秀な投手を複数確保できる私立の強豪校とそれができない弱小、公立校との差が一層開いてしまう難点もある。 メジャーリーグベースボール(大リーグ機構、MLB)では、先発投手が1登板で120球以上を投げた場合には、その後の登板成績に影響が出て怪我のリスクが高まるという統計結果が出ているため、100球を超えた回で交代させるケースが多いが、ダスティ・ベイカーの様に投球数をあまり気にしない監督も存在する。また、若年期でのトミー・ジョン手術等も問題視されているため、リトルリーグでは年代ごとに投球数・登板間隔制限が設けられている。 MLBなどが、2014年、18歳以下のアマチュア投手のけが防止のためのガイドライン「ピッチ・スマート」を公表している。2018年1月現在のガイドラインから抜粋すると、 1日の試合の最大投球数 - 7〜8歳 50球、11〜12歳 85球、17〜18歳 150球、など年齢ごとに規程 1日に投げる投球数別の、次の登板までの休息期間(17歳〜18歳) - 31球〜145球で1日間、81球以上で4日間の休息期間が必要、など 15歳〜18歳では、1年間に100イニングを超えて投げてはならない。1年間に少なくとも4か月試合での投球を休み、そのうち少なくとも2〜3か月の連続した期間すべての上からの投球(overhead throwing)を休む期間が必要。投手として3日以上続けて試合に出場してはならない、など 全文はPitch Smart Guidlineを参照。
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役割による分類
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大きくは技師と助手に分ける事が出来る。監督、プロデューサーもスタッフではあるが、技師の範疇には通常入れない。また演技者である俳優はこの中には含まない。以下は日本映画における例。
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