こうき‐てい〔カウキ‐〕【康熙帝】
こうきてい 【康煕帝】
康熙帝
康熙帝(こうきてい)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/28 14:18 UTC 版)
清の皇帝。本作の影の主人公とも言える人物。少年時代、宦官の振りをしていた韋小宝と出会い、皇帝である自分にも物怖じせず自分に接する小宝と意気投合して親友になる。途中、韋小宝がニセ宦官だと知ってからも友情は変わらず、これまでどおり冗談を言い合ったりする関係を持ち続けた。征服王朝の皇帝であるが、漢人が統治したにもかかわらず腐敗した明の時代の、あるいは中国史上のどの王よりも民衆のことを考えた政治をする理想的な君主として描かれている。それにもかかわらず、腐敗した明の時代を懐かしみ、反清復明をさけぶ漢人に対してやりきれない思いを抱いている。
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