数学に関する著作
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/19 09:20 UTC 版)
1799年に『大測表 5巻』を著した。これは内田五観によればDouwesの航海書の17世紀版を訳した航海書であり、ここには八線表(三角関数表)と自然数の対数表とこれらの使い方が含まれていた。これは、1723年に編纂された康煕帝による清の数学書『数理精蘊』(遅くとも1760年ごろまでには日本伝来)以外では、1784年の安島直円による『真仮数表』などと並び、対数概念が紹介された最初のものの一つである。1804年の『渡海新法』では、積・商が和・差、冪乗が倍数に変わる公式を説明した。
※この「数学に関する著作」の解説は、「本多利明」の解説の一部です。
「数学に関する著作」を含む「本多利明」の記事については、「本多利明」の概要を参照ください。
- 数学に関する著作のページへのリンク