南部の日本領期とは? わかりやすく解説

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南部の日本領期

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 06:58 UTC 版)

樺太」の記事における「南部の日本領期」の解説

1905年明治38年9月5日 - 日露戦争勝利後のポーツマス条約締結により、北緯50以南樺太島南樺太)が日本帰属行政機関として樺太民政署設置される1907年明治40年4月1日樺太民政署発展的解消により樺太庁発足樺太施行スヘキ法令ニ關スル法律明治40年法律25号)施行日本統治時代樺太南樺太)の人口変遷を以下にまとめる。 日本統治時代樺太南樺太)の人口変遷調査年月日人口出典1908年明治41年12月31日 26,393 樺太庁統計1913年大正2年12月31日 44,356 樺太庁統計1918年大正7年12月31日 79,795 樺太庁統計1920年大正9年10月1日 105,899 国勢調査 1925年大正14年10月1日 203,754 国勢調査 1930年昭和5年10月1日 295,196 国勢調査 1935年昭和10年10月1日 331,943 国勢調査 1940年昭和15年10月1日 414,891 国勢調査 1944年昭和19年2月22日 391,825 人口調査 ただし、極寒樺太では夏と冬では人口違い、冬には避寒のため北海道以南に戻る者が多く人口減り翌夏にはまた増える。例としては明治44年では夏の人口は57000人だが冬には36725人に減っている。 1908年明治41年3月31日 - 内務省告示にて、地名日本語漢字表記変更1909年明治42年樺太庁令で、「部落総代規定」を制定。主要83部落集落)に町村長相当する総代を置き、行政事務をおこなうこととした。 1911年明治44年) - 三井合名会社樺太国伐採を得る。 1913年大正2年) - 樺太守備隊廃止以降国境警察隊が国境警備担当1915年大正4年6月26日 - 勅令101号樺太郡町編制ニ関スル件により、17郡4町58設置される1918年大正7年) - 共通法大正7年法律39号)(大正7年4月17日施行1条2項で、樺太内地に含むと規定 され終戦まで基本的に国内法適用されることとなった1920年大正9年5月1日大正9年勅令124号(樺太施行スル法律特例ニ関スル件) 公布樺太施行される法律勅令により若干地方的又は種族法的な性質有する特例設けるとされた。ただし、勅令124廃止まで内地準ずる扱い変わらず1922年大正11年4月1日 - 「樺太地方制度ニ関スル法律」(大正10年4月8日法律47号)と、その細則樺太町村制」(大正11年1月23日勅令第8号)を同時に施行。 「部落総代規定廃止1923年大正12年5月1日 - 稚泊連絡船就航8月2日 - 7日 - 詩人・作家宮沢賢治が、樺太訪れる。大泊上陸し栄浜に向かう。帰路豊原立ち寄る1924年大正13年) - この年には、すでに徴兵制度施行されていた(勅令125号)。 1925年大正14年) - 樺太行啓 1929年昭和4年拓務省設置に伴い樺太庁がこれに編入される3月26日 - 樺太町村制公示され町村自治制敷かれる1937年昭和12年7月1日 - 樺太市制により、豊原町市制施行する。 1938年昭和13年1月3日 - 女優岡田嘉子脚本家杉本良吉とともに樺太国境を越境北樺太亡命スパイ容疑ソ連当局逮捕され杉本銃殺された(大粛清)。 1939年昭和14年特別な理由なく樺太国境に近づくこと等を禁じた国境取締法制定5月23日 - 上敷香に樺太混成旅団新設された。 国境設置された天第一號(日本側) 国境設置された天第一號(ソ連側

※この「南部の日本領期」の解説は、「樺太」の解説の一部です。
「南部の日本領期」を含む「樺太」の記事については、「樺太」の概要を参照ください。

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