主な名物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 14:17 UTC 版)
「男塾 (架空の学校)」の記事における「主な名物」の解説
直進行軍(ちょくしんこうぐん) 棒を倒し、倒れた方角に向かってひたすら直進するもの。例え障害物があっても迂回することは許されず、時には家屋の壁を破壊したり、電柱を登る、下水路を進む、告別式の会場を破壊するなど、徹底して直進する。アニメ版では直進中に破壊した暴力団事務所が、秀麻呂の父親が率いる極悪組だったことで、結果的に彼の入塾につながる出来事になった。特例として教官が指定一名を除いて迂回して良いとしたり、教官が行軍をこれまでと宣言すれば終了となる。 油風呂(あぶらぶろ) 油を満たしたタライを火にかけ、その中に入り、笹舟に浮かべた蝋燭が消えるまで浸かるというもの。熱さを我慢できずにうかつに動くことは、蝋燭が乗った笹舟を倒し油に引火することになるため、極限の根性が要求される。飛行帽が言うには富樫が成功するまでには、男塾で成し遂げたものは五人といなかった。 剣山地獄腕立て伏せ(けんざんじごくうでたてふせ) 腹の下に剣山を敷き、背中に石板を乗せた状態で腕立て伏せを数百回行う。 アニメでは「男塾名物 火炎地獄背筋(かえんじごくはいきん)」に変更されている。目の前にバーナーを置いた状態で背筋を行う。鬼ヒゲがスイッチを押すことでバーナーから火が吹く仕組みになっており、体を反らすタイミングが遅れると顔が丸焼けになる。 竹林剣相撲(ちくりんけんずもう) 周囲を剣山で囲まれた土俵で行われる荒相撲。西太后が奴隷に取らせていたといわれる。男根寮寮長である権田馬之助によって執り行われた際に男塾男根寮名物と語られているが、江田島によって毎朝行われる授業内容決定の儀式・奉弓の儀のメニューにもその名が見受けられる。 魍魎サバイバル(もうりょうサバイバル) 各班五名ずつで夜のサファリパークに侵入し、猛獣共が放し飼いにされる中で一夜を明かすという遠足。合同リクリエーションという名目で二号生によって引率される。原作では各班の最大人数は5人までだったが、アニメでは3人に減少した。 義呂珍(ぎろちん) 刃を結びつけたロープを処刑者自らの口にくわえさせるギロチン。赤石が江戸川と富樫の二名に対して実行し、これを阻害した桃と赤石の間に因縁が発生したことから殺シアムでの対決へと発展した。アニメ版ではギロチンの刃から岩へと変更されている。 殺シアム(コロシアム) 古代ローマ時代のコロッセオを思わせる真剣勝負。江田島は、桃vs赤石を一般公開して得た興行収入を男塾の運営資金に充てた。アニメ版では名前が「巌流島」に変更されている。 大海島巡り(たいかいしまめぐり) 赤鬼島・青鬼島・金鬼島と呼ばれる三つの離れ小島を巡る夏期合宿。それぞれの島にある海の家には三海魔王と呼ばれる三人のシゴキの鬼たち(鬼蛸入道・キャプテン鱏破布・乱坊少佐)が待ち構えている。 地獄禅(じごくぜん) 頭に硫酸の注がれたティーカップを載せて行われる座禅。各塾生の首は一本の綱で結ばれており、一人の落ち度次第で全員が硫酸を被る危険に晒される。 撲針愚(ボクシング) スパイクのついた金属製グローブをはめて行われるボクシングだが、パンチ以外でも足や頭を使っても構わない。海外では「ピカレスクマッチ」の名で知られ、暴君ネロが考案したとされている。 愕怨祭(がくえんさい) 毎年秋に開催される、校庭所狭しと繰り広げられる狂気と根性の祭典。普段孤立閉鎖的である男塾と一般市民との間に、理解と親睦を深めるために校内を公開する年に一度の日。殺シアム同様、刺激を求める一般市民で賑わう。教官たちの小遣い稼ぎのために、恵まれない人への寄付金集めと偽って開催されるが、終了後に彼らの私利私欲が目的だったことが発覚し一号生たちから袋叩きにあう。 羅惧美偉(ラグビー) ゲーム形式はラグビーだが、両軍共に毒薬を飲み、トライしたチームが解毒剤を飲むことができるというもの。乱闘・武器使用が認められており、その危険性から、開催するにあたっては塾長の許可が必要となる。なお、飲まされた毒薬は試合終了後に痺れ薬であったことが教官たちから明かされる。 獄悔房連(ごくかいぼうれん) 校舎地下一階に位置する房で、各室毎に色々な仕掛けが施してある。何らかの罪を犯した塾生が罰として禁固されるが、食事だけは差し入れられる。虎丸が入れられた房は200kgの吊り天井が下がっており、四六時中支え続けなければ潰されてしまう。 大鐘音(だいしょうおん) 一号生総員による大応援で、富士をも揺るがす魂の叫び。戦国時代に武田信玄が上杉謙信との合戦において、苦戦に陥っている遠方の味方の兵を励ますために自陣の一千騎の兵を並べ一斉に大声を出させ檄を送ったという故事に由来する。その距離はおよそ二十五里(100km)だったという。一号生たちが最初にエールをきった際は20km離れた富士山五合目まで届いた。 盥支蠟(かんしろう) 頭上になみなみと油の入ったタライを持ち上げる罰。タライの上には極めて不安定な木端に乗せた蠟燭を浮かべてあり、微動でもすれば蠟燭は倒れ火ダルマは必定。虎丸が受けた罰で原作では授業に遅刻したことが原因だったが、アニメ版では授業中に堂々と早弁をしたことが原因に変えられた。 祈願大凧(きがんおおだこ) アニメオリジナル名物の巨大な凧。大威𢸍八連制覇においてJの士気を高めるべく秀麻呂が凧に乗ることを志願し、一号生全員で引き上げるが、凧が風に乗らず壁に衝突ばかり繰り返す。田沢の計算によって松尾と二人で凧の羽根代わりとなって掴まることで宙に舞うことに成功するが、祈願大凧の重量と風圧の影響で凧糸は長く保てない。 イナバの白ウサギ(イナバのしろウサギ) 『暁』に登場。古代の神話をもとに、車の流れの絶えない道路を走り抜ける。もちろん、成功率は低く毎回多数の死傷者が報告されている。 閻炎油棒斃死(えんろうぼうたおし) 『暁』に登場。灯油を満たした盆に、高麗竹で作られたたいまつを立てそれを先に倒した方の勝利。攻撃と防御に分かれて戦う。たいまつを倒された場合、守っている者は丸焦げになる。 断煩鈴(だんぼんりん) 『暁』に登場。かつて中国の仏教僧が行っていた精神修行法であり、己のイチモツに鈴をつけられた状態で女性のヌード写真を見せられる。もしも勃起し鈴がなれば、煩悩に負けたとみなされ精神注入棒で煩悩を叩き直される。
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