教官たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 16:29 UTC 版)
柿野 竜太(客室訓練部課長) 演 - 石立鉄男 浩が国際線のジャンボの乗務員だった時のチーフパーサーにして兄貴分。江戸っ子気質。訓練生たちの父親がわりを自称し、478期生が巻き起こす出来事に一喜一憂している。彼がフライト先であるパリのホテルの浩に478期担当教官への任命を電話連絡した場面から本作の物語が始まる。序盤で千秋が浩に異性として好意を寄せていることを知るが、訓練生と教官が過剰に親しくなることは他の訓練生に示しがつかないためよく2人に注意している。夢は、世界中の空を「鶴のマークのお姉ちゃん(日本航空のスチュワーデス)」でいっぱいにする事。部下である浩からは「兄貴」と呼ばれ、その時々の会話によって敬語を使われたり親しみを込めてタメ口をきかれることもある。最終回では千秋たちが機上訓練で乗務したローマからの到着便を成田空港まで迎えに行った。 火山 さと子(479期担当教官) 演 - 秋野暢子 長年スチュワーデスを務め、教官に転じた女性。考え方が堅苦しくヒステリックな態度を見せ、また自身の自慢をすることもたびたびである。浩に密かに想いを寄せるが、真理子という恋人の存在や普段訓練生に厳しくしていることもあり、恋愛に浮ついた態度を出さないようにしている。別のクラスの受け持ちだが、478期のメイクレッスンや機内サービスなどの訓練で時々教官を任されることがある。478期のことを「ズッコケ組といわれる」と評し、特にミスが多い千秋を指導するといつも嘆いている。 岩倉 ハナ(ビューティーレッスン担当教官) 演 - 奈美悦子(第3話など) 本来は美容室を経営する女性で、訓練所の担当教官が病気で休職することになりその代理を任される。スチュワーデスに相応しいメイクの仕方や着物の着付けなどを教え、礼儀作法やおしとやかな動きなども同時に指導する。訓練生に対しては親しみやすく恋愛にも寛容的な考えを持っているが、さと子とは少々反りが合わない所がある。 益岡 康夫(客室訓練部英語教官) 演 - 益岡康夫(第11話など) 現役の英語専門教官による直演。日本語の発音が特徴的で、日本人の男性教官では唯一、訓練生に対して呼び捨てせずに接する。478期生に機内の接客時に使われることが多い英語などを教える。 ジョン・マキャバレー(客室訓練部英語教官) 演 - ジョン・マキャバレー(第14話など) 現役の英語専門教官による直演。外国人客の設定で、訓練生相手に「飛行機の入る所から座席への誘導」までの流れを英語でやり取りし、接客で使う英語を教える。 岩崎教官(救難訓練専門教官) 演 - 中島久之(第5話など) 航空機からの緊急時の脱出、海上避難、搭乗中の乗客の火傷や怪我の応急処置などを指導する。訓練生にパニック状態で騒ぐ客より大きな声で指示を出して落ち着かせ、緊急脱出スライドを用いて迅速に全員脱出させることの大切さを伝える。 大西教官(救急看護法専門教官) 演 - 木内みどり(第16話) 搭乗中の客が急病になった時を想定して、自身は看護師の資格を持った客の設定で訓練生に急病者に合った処置の仕方を教える。また、教室で成人女性ほどの実寸大の人形を使って人工呼吸の指導も行う。 総合最終試験試験官 演 - 高畑淳子 試験では自身はイタリアに向かう関西人の旅行客の設定で、兼子の接客態度を見る。千秋にりんごの供食サービスを課すが、誤って包丁を振り回してしまったことに慄いたり、他の教官との英語の聞き取りをミスして阿波おどりを踊り出した彼女に思わず吹き出す。 総合最終再試験試験官 演 - 佐原健二 専任パーサー 演 - 勝部演之 千秋達の成田発ローマ行きの機上訓練に立ち会い、浩が途中で訓練状況を確認したところ「もうひと頑張りしないと合格させられない」と素っ気なく答える。
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