教学試験
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 13:42 UTC 版)
教学試験の種類には、教学部任用試験 (仏法入門)と、青年部向けの青年部教学試験1級、青年部教学試験2級、青年部教学試験3級などがある。 任用試験は中等部以上を対象とし、1年に1回実施。学会未入会ながらも座談会に参加している「会友」の受験も認めている。 任用試験の試験範囲は、「御書3編」、「教学入門」、「世界広布と創価学会」からなる。 任用試験に合格すると、教学部助師の資格が得られる他、会友は教学部員として正式に入会することができる。 「信者#教学試験を経由する方法」も参照 青年部教学試験は、男子部・女子部・学生部・女子学生部が受験対象で、未来部に属する高等部員は任用試験に合格していても受験できない。 「未来部#活動内容」も参照 青年部教学試験3級の受験資格として、教学部助師であることが必要である。 青年部教学試験2級の受験資格として、青年部教学試験3級に合格していることが必要である。 青年部教学試験1級の受験資格として、青年部教学試験2級に合格していることが必要である。 青年部教学試験1級のあった翌年には青年部教学試験2級が行われ、青年部教学試験2級の翌年には青年部教学試験3級、青年部教学試験3級の翌年には青年部教学試験1級という順に行われる。ただし、日程の延期はある。 壮年部・婦人部が対象となる教学試験として、上級試験、中級試験、初級試験がある。これらも青年部教学試験とほぼ同じような日程で行われる。なお青年部教学試験、教学部教学試験は、任用試験合格後も入会しないままの会友は受験できない。 青年部教学試験3級合格者の教学資格は壮年部・婦人部への移行とともに自動的に助教授補に切り替わる。同様に、青年部教学試験2級合格者の教学資格は教授補、青年部教学試験1級合格者の教学資格は教授にそれぞれ切り替わる。しかし、青年部教学試験1級の面接試験が省略されるようになったので、壮年部・婦人部への移行時の面接試験の合格が教授への切り替えの条件となっている。 なお、2014年の任用試験からはマーク方式が導入され、2017年には「初級試験・青年部教学試験3級」にもマーク方式が導入された。いずれの場合にも、試験実施1ヶ月前の聖教新聞に解説記事が掲載された。 創価学会教学部の教学資格と試験の対応表壮年部・婦人部青年部資格名試験名資格名試験名教授 上級試験 青年部教学資格1級 青年部教学試験1級 教授補 中級試験 青年部教学資格2級 青年部教学試験2級 助教授補 初級試験 青年部教学資格3級 青年部教学試験3級 教学部助師 教学部任用試験 (仏法入門) 教学部助師 教学部任用試験 (仏法入門) 上記とは別に、学生部では独自で学生部教学実力試験を夏頃に実施している。
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