主なビデオ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/07 13:47 UTC 版)
「ウッチャンナンチャンの誰かがやらねば!」の記事における「主なビデオ」の解説
映画のパロディー 番組のメインとなるビデオ。内村によるジャッキー・チェン(成龍)のパロディー「ウッチー・チェン(光良)」(「プロジェクトU」など)やブルース・リーのパロディー「テルース・リー」(「ドラゴン怒りの石鹸」など)では、内村得意のアクションで危険なスタントも内村自ら演じた。ウッチー・チュンは映画パロディで、台詞は中国語風に発声した出鱈目な言葉に字幕を付ける形式(「ニクタイカンケイ(肉体関係)」の発声に「関係ある」、「ミヤガワダイスケ(宮川大助)」の発音に「もうデカい面するんじゃねぇぞ!」などという字幕を付けるなど)。テルース・リーは全て予告編スタイルのパロディだった。その後実際に、ジャッキー・チェンとの共演を果たす。 南原は「エルム街の13日の金曜日」でフレディ・クルーガーを演ずるが、滑舌が悪いため、日本語を話しているにもかかわらず台詞には全て字幕が付けられていた。中嶋朋子、戸田研一郎などと共演。口癖は爪が刺さった時に発する「いよぉ~!」と「ハニュウ!」。 ほかに前田美波里が丘の上でコップを持って微笑む一発ギャグ「ビバリーヒルズ・コップ」、雨男の苦悩を描いた「レインマン」などがある。 ○○の気持ちになれるビデオ プロレス技をかけられるところ、ゴキブリが新聞紙で叩かれるところなどをされる側の目線で撮ったもの。 見たこともないドラマ 一般のドラマでは絶対にありえない展開にスポットを当てたビデオ。 例えば『忙しいあなたのためのビデオ』シリーズでは、様々な事情で2時間ドラマの結末を見れない人のためという名目で、事件発生シーンや冒頭シーン、エンドロールのキャスト紹介の最中に「コイツダヨ!」・「犯人コイツ!」というボイスと共に犯人や犯人役のキャストに指差しマークが表示される形でネタバレされる内容である。 内村せんぱ~い! 内村扮する「内村先輩」が、後輩(声は出川哲朗)を巻き込んで悪の限りを尽くす日常を描いたドラマ風ビデオ。 2人が出会うシーン(その時は後輩役の出川も顔出しで出演している)を除いては常に後輩の目線で描かれ、後輩は先輩の地位を利用した内村先輩に逆らうことができず(口答えしたら叩かれたり恫喝される)、結局は万引きを手伝わされたり、野球部の監督(篠田薫)に対して「マユゲオヤジ」と言って彼に問い詰められては、謝るどころか監督の後ろにいた内村先輩のふざけたジェスチャーに笑ってしまい、結果的に監督に説教される等とろくな目に遭わない。 ナンチャンをさがせ! ビデオに映る風景の中から、モノなどに変装し隠れている南原がどこにいるかを探すコーナー。放送当時話題だった『ウォーリーをさがせ!』が元ネタ。好評だった為「やるならやらねば!」でも続けられた。 原始ギャル対テルース・リー 後述の原始ギャル(南原)とテルース・リー(内村)にスポットを当てた、後述の『トラブルコップ』のスピンオフにして映画『モスラ対ゴジラ』のパロディードラマ。 ある日、双子の妖精である小美男(高橋兄弟)と出会ったチャーリー(内村)とブルさん(南原)は、小美男が住んでいた島の守り神である「原始ギャルの石像」の存在を知る。しかし「原始ギャルの石像」は「あるアクシデント」から「巨大原始ギャル」となり、街を破壊して大暴れしてしまう。事態を重く見たチャーリーとブルさんは原始ギャルの暴走を止めるため、峰知世(原田知世)を巻き込む形で小美男と一緒に島に行き、そこでもう一人の守り神である「テルース・リーの石像」を「巨大テルース・リー」として復活させようと奮戦する。 金八ビデオ 「27歳未満禁止ビデオ」と銘打たれた『3年B組金八先生』のパロディードラマ。内村が坂本金八役の武田鉄矢、南原が松浦悟役の沖田浩之のモノマネをするほか、オリジナル版出演者の直江喜一(加藤優 役)、小河麻衣子(森下美保子 役)、鈴木正幸(大森巡査 役)、赤木春恵(君塚美弥子校長 役)らが本人役で出演した。直江は「トラブルコップ」後期分でも、加藤役のキャラを生かして出演していた。 本編では常に金八の目線で描かれており、カメラには常に前髪がかかっている。また、第2シーズンのオープニングを再現したシーンもあり、さらにそれを基に内村扮する金八がゆく先々で暴力や悪戯の限りを尽くす『3年B組あばれ金八』というパロディーもあった。 トラブルコップ チャーリーこと南青山ヒロオ(内村)、ブルさんこと南大門運慶(南原)、謎の女スパイ峰知世(原田知世)、署長および息子のニク刑事(名古屋章の2役)などによるコーナードラマ。ドラマ内では、南原扮する原始ギャルや内村演じる週替わりの殉職刑事(いつも瀕死の「命影郎・わずか・無蔵(ないぞう)」3兄弟や、「やるやら」の満腹太(ふとる)のモデルとなった「食いしん坊・満腹・食べ過ぎ」3兄弟、「やるやら」の九州男児のモデルとなった阿蘇山燃太郎、桜島怒漢など)などの人気キャラクターが生まれた。最終回にはマモーが登場した。峰知世を原田が演ずるようになったのは、原田のファンであった南原の強いプッシュによるもの。 刑事が殉職すると署長が「○○が逝ったか…」とブラインドを通して言うが、ブラインドは自分で持っていたり背負っていたり、「逝ったかガールズ」というバニーガールに持たせたりしていた。 コーナーの最後は仕事にミスや穴のあったり、手柄を知世に横取りされりしたヒロオ・運慶コンビを署長が「バカも~ん!」と言いながら追いかけるのが定番。最後のコマはストップモーションだがカメラは回っており、演者の意思によって止まっていた。そのため名古屋がよろけたりすることも見られた。 このコーナーのみビデオではなく、リアルタイムで放送されているドラマという設定。また、毎回最後のコーナーとなっており、終了後は生放送に戻らず、そのままCMに入る。これはウッチャンナンチャンがエンディング開始までにアパート屋根部のセット(前述の通り当時のフジテレビ社屋屋上にあった)に移動する時間を確保するための措置だったが、最終回は他のコーナーと同様にビデオで、終了後に生放送が入ったため、移動時間がCM枠の分しか確保できず、2人は大急ぎで移動しなければならなかった。
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