丸井グループ
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本社
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種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役設置会社 |
市場情報 | |
略称 | 丸井G、マルイグループ |
本社所在地 | ![]() 〒164-8701 東京都中野区中野四丁目3番2号 |
設立 | 1937年(昭和12年)3月30日[1] (旧・株式会社丸井) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 9011201005150 |
事業内容 | 小売事業、フィンテック事業をおこなうグループ会社の経営計画・管理など |
代表者 | 青井浩(代表取締役社長兼代表執行役員) |
資本金 | 359億20百万円 (2020年3月31日現在) |
発行済株式総数 | 2億2366万417株 (2020年3月31日現在) |
売上高 | 連結:2,178億5,400万円 (2023年3月期) |
純利益 | 連結:214億7,300万円 (2023年3月期) |
純資産 | 連結:2,465億6,200万円 (2023年3月31日現在) |
総資産 | 連結:9,619億5,000万円 (2023年3月31日現在) |
従業員数 | 連結:4,290名 (2024年3月末現在) |
決算期 | 3月31日 |
会計監査人 | PwCあらた有限責任監査法人 |
主要株主 |
|
主要子会社 | 「#グループ企業」参照 |
関係する人物 | |
外部リンク | www |
株式会社丸井グループ(マルイグループ、英: MARUI GROUP CO.,LTD.)は、ファッションビルの丸井やクレジットカード事業を行うエポスカードなどを傘下に持つ持株会社。日経平均株価およびJPX日経インデックス400の構成銘柄の一つ[2][3]。
沿革
- 1931年(昭和6年)2月17日 - 東京都中野区で、青井忠治が「丸二」からのれん分けを受けて割賦販売業を創業する。
- 1937年(昭和12年)3月30日 - 法人組織へ改組し、資本金5万円で株式会社丸井の社長に青井忠治が就く[1]。
- 1963年(昭和38年)4月1日 - 東京証券取引所市場第二部に株式を上場する。
- 1965年(昭和40年)6月1日 - 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定となる。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 商号を「丸井グループ」に変更し、新たに小売事業会社の「株式会社丸井」を設立して持株会社制へ移行する。
歴代社長
グループ企業
持株会社制移行当時は「小売事業」「カード事業」「小売サービス関連事業」の3事業で区分されていたが、2017年(平成29年)より「小売事業」「フィンテック事業」の2事業に変更された。
小売事業
- 丸井(丸井店舗の運営、モディ等の商業施設事業)
- エイムクリエイツ(店装・広告事業)
- マルイファシリティーズ(ビルメンテナンス事業)
- ムービング(ファッション物流事業)
- マルイキットセンター(用度品ピックアップ・商品検品事業)
フィンテック事業
- エポスカード(カード事業)
- エムアールアイ債権回収(債権回収事業)
- エポス少額短期保険(少額短期保険事業)
- エムアンドシーシステム(情報システム事業)
- マルイホームサービス(不動産賃貸・不動産ポータルサービス事業)
- tsumiki証券(証券事業)
過去のグループ企業
- 2008年10月1日付で下記小売事業各社は、全て社内カンパニーとして株式会社丸井に統合された。アウトレット・催事部は株式会社丸井の一部門から社内カンパニーに移行された。
- パレット(旧・株式会社マルイパレット、婦人雑貨等の製造・販売)
- エムズモード(旧・株式会社マルイエムズモード、紳士靴・紳士雑貨等の製造・販売)
- ファッションナビ(旧・株式会社マルイファッションナビ、婦人服等の製造・販売)
- アクセス(旧・株式会社マルイアクセス・株式会社マルイフォードットウォッチ、ジュエリー・メガネ・ウォッチ等の製造・販売)
- フィールド(旧・株式会社マルイフィールド、スポーツアイテム等の製造・販売)
- インザルーム(旧・株式会社インザルーム、家具・インテリア雑貨等の製造・販売)
- シーズニング(旧・株式会社マルイシーズニング、食料品の販売・レストランの運営)
- ヴォイ(旧・株式会社マルイヴォイ、Eコマース・通信販売事業)
- アウトレット(旧・アウトレット・催事部、店外催事およびアウトレット店舗の運営)
アニメ・映像事業
2016年(平成28年)4月、「アニメ事業部」を発足。新たなビジネスモデルの創造を主眼とし、アニメおよび漫画原作作品などの製作委員会へ参加(出資)する形で「コンテンツビジネス」を開始する。出資した作品のグッズ販売やイベントなどをマルイ店舗で行い、集客にフィードバックする事を主な目的としている。その後、テレビアニメへも出資を開始している。
2017年(平成29年)には丸井グループ独自にアニメCM『猫がくれたまぁるいしあわせ』を製作(アニメ制作:横浜アニメーションラボ)、テレビ放送・web配信を実施した。2019年(平成31年)には東宝映像事業部との共同企画としてオリジナルショートアニメーション『そばへ』を製作(アニメ制作:オレンジ、監督:石井俊匡、声の出演:福原遥)、Web配信を行っている[4]。
2021年(令和3年)4月1日よりアニメ事業部を丸井に移管[5]。
現在、出資(製作委員会へ参加)した主な作品は下記の通り。
実写映画
アニメ映画
テレビアニメ
- アホガール[6]
- 徒然チルドレン[6]
- 学園ベビーシッターズ
- 三ツ星カラーズ
- 音楽少女
- その時、カノジョは。
- 博多明太!ぴりからこちゃん[7]
- スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH
- ミュークルドリーミー
- 七つの大罪 憤怒の審判
- Sonny Boy
- 後宮の鳥
関連項目
脚注
- ^ a b 流通会社年鑑 1978年版, 日本経済新聞社, (1977-10-25), pp. 20-21
- ^ 構成銘柄一覧:日経平均株価 Nikkei Inc. 2021年10月8日閲覧。
- ^ “構成銘柄一覧 JPX日経インデックス400”. 日経平均プロフィル. 2025年2月24日閲覧。
- ^ 東宝と丸井グループが若い力でアニメを生み出す!? ショートアニメーション『そばへ』制作発表記者会見,WebNewtype,2019年3月8日
- ^ “人事異動・機構改革のお知らせ” (PDF). 丸井グループ (2021年3月22日). 2021年4月9日閲覧。
- ^ a b “丸井:「アホガール」「徒然チルドレン」の製作委員会に参加 テレビアニメ初”. MANTANWEB. 株式会社MANTAN (2017年7月4日). 2017年9月14日閲覧。
- ^ “丸井グループは、TVアニメ「博多明太!ぴりからこちゃん」製作委員会に参加します!”. PR TIMES (2019年5月2日). 2019年6月21日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
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