中央・総武線各駅停車
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「中央・総武緩行線」の記事における「中央・総武線各駅停車」の解説
御茶ノ水駅経由で中央・総武線として運行されている車両。現行車両では主にラインカラーである黄色(■)の帯を巻いている。いずれも三鷹車両センター所属。 E231系0番台:2000年 -運用当初は5号車に6扉車を連結し、500番台置換え前の2014年時点では47編成が在籍していた。2017年4月20日の東急田園都市線の6扉車運用終了後は国内最後の運用線区となっていたが、2020年3月14日にB80・B82編成が運用離脱し運用を終了した。以降は全車4扉車に組み換えられMT比が6M4Tに変更されたB10・B11・B12・B14・B26・B27編成の6本が在籍している。 E231系500番台:2014年 - 52編成が在籍する。すべて山手線から転属した編成であり、現在の当線の主力車両である。 E231系0番台 E231系500番台
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中央・総武線各駅停車
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「JR東日本E231系電車」の記事における「中央・総武線各駅停車」の解説
運用線区:中央・総武線各駅停車…(立川 - ) 三鷹 - 新宿 - 御茶ノ水 - 錦糸町 - 千葉すべて各駅停車 2020年3月まで早朝、深夜に限り、武蔵小金井、立川発着運用があった。 車体の帯の色:■カナリアイエロー(黄1号) 所属車両数(2021年4月1日現在):三鷹車両センター…10両編成6本(60両)初期グループは1999年度末から2001年度(2000年2月 - 2001年11月)にかけて10両編成40本(400両)が103系・201系・205系の置き換え用として集中投入された(このうち初期の3本は東急車輛製・残る37本は新津車両製作所製)。投入当初は現在のミツB1 - B5・B10 - B19・B26・B27編成が習志野電車区(当時→現・習志野運輸区)に投入され、またミツB6 - B9編成は三鷹電車区(当時→現・三鷹車両センター)に一旦投入した後に習志野電車区へ転配されていたが、いずれも同区の無配置化で三鷹電車区に転入した。 上記の初期グループ製造中の2000年度(2000年11月)には京浜東北線・根岸線車両へのD-ATC取り付け改造に伴う予備車確保とその改造終了後の増発のため、中央・総武線各駅停車用の209系500番台2編成が浦和電車区(当時→現・さいたま車両センター)へ転属したため、その代替として2本(B26・B27編成)が投入された。 その後、2002年12月のダイヤ改正で地下鉄東西線への直通運用が削減されるとともに301系1本が廃車されたため、その代替として1本(ミツB57編成)が先に落成した0番台に準拠した仕様で新製された)。 そして2006年10月・11月には京浜東北線・根岸線用の209系900番台試作車3編成の置き換え用として中央・総武線各駅停車用の209系500番台3本が浦和電車区に転属したため、代替として3本(ミツB80 - B82編成)が追加製造された。なお、転属分の補充車両はすべて東急車輛製である。このグループでは先に落成した車両に準じた仕様ながら、同時期に落成が始まったE233系の設計思想を取り入れている。片側4か所のうち3か所のドアを締め切る「3/4閉」スイッチの設置 車外スピーカー設置スペースの準備工事(乗務員室にも対応した準備工事。後述の常磐線快速電車用0番台、500番台と同形態) 各連結部片側にE233系タイプの傾斜式戸閉機能付貫通扉の設置 外観ではデジタル無線アンテナを2本設置 パンタグラフにはE233系と共通のPS33D形を使用している 室内送風機(ラインデリア)の整風板を火災対策としてアルミ製に変更 7人かけ座席間枕木方向へのつり革を増設 ただし、走行機器類は従来車両と同様となっている。また、4扉車の空調装置も従来車と同仕様となっている。 当番台区分を運用する列車は原則として列車番号の末尾がBである。ただし、運行状況や車両点検により、C運用にE231系を使用したり、逆にB運用に209系を使用したりしていた。 6ドア車を示すステッカー 5号車に存在した6ドア車 900番台同様に5号車に6扉車(サハE230形)を連結していた。座席は折りたたみ式となっており、平日の初電から10時までは収納状態で固定され、10時を過ぎた時点で使用できるようになっている。また、先頭車の前面と6ドア車の扉の上部には「6DOORS」のステッカーが貼り付けされていた。 側面のLED式行先表示器は行先と「中央・総武線」の表示を交互に行う。表示内容は209系500番台と同様だが、フォントが異なる。 2008年3月までに全編成が2005年製造分以降の近郊タイプに装着されたものと同様のV字に尖がった形状の大型スカートに交換され、優先席付近のつり革もE233系タイプに交換した。 2008年から全編成で自動放送の使用を開始している。 ミツB20・B21編成は2015年に松戸車両センターへ転出した(後述)。転属にあたってサハE230形をミツB22編成のサハE231形と1両ずつ振り替え、同車を供出したミツB22編成は7両編成に組みかえられて豊田車両センター武蔵小金井派出所に留置された。 2017年春から山手線にE235系量産車導入に伴い、山手線用500番台を中央・総武線各駅停車へ転用させる、同線用の0番台は青森改造センターを中心に転用改造を行い、武蔵野線及び川越線・八高線へ転属している。 川越線・八高線転用車6本は4両編成に短縮の上で3000番台に改造され、川越車両センターに転属した。余剰となったサハは元ミツB5編成サハE231-14を除き順次廃車。元3・4号車のモハユニットは中央・総武線に残留する編成の6M4T化及び4扉統一化に用いられた(詳細は後述)。元ミツB5編成が2017年11月24日付で、元ミツB6編成は同年12月9日付で川越車両センターに転属。 元ミツB16編成が2018年9月27日付で、元ミツB17編成が2018年10月18日付で、川越車両センターに配置された。 元ミツB8編成が2019年9月2日付で、元ミツB7編成が2019年9月14日付で、川越車両センターに配置された。 10両編成6本は、500番台とMT比を統一し、かつホームドアへの対応を目的にドア枚数を全車4扉に統一するため、2号車と5号車(6扉車)を、3000番台化改造で余剰となったモハユニットに差し替え6M4T化・全車4扉統一化した上で、引き続き中央・総武線で使用される。外された2両は順次廃車された。ミツB11編成は、2018年4月24日の配給輸送時に、サハE231-31およびサハE230-11を編成から外し、元ミツB5編成のモハE231-9およびモハE230-9に差し替え6M4T化された。 ミツB14編成も2018年8月9日付で元ミツB6編成のモハユニットに差し替え。 ミツB26編成も2019年2月7日付で元ミツB16編成のモハユニッに差し替え。 ミツB27編成も2019年5月14日付で元ミツB8編成のモハユニットに差し替え。 ミツB10編成も2020年1月24日付で元ミツB7編成のモハユニットに差し替え。 ミツB12編成も2020年3月16日付で元ミツB8編成のモハユニットに差し替え。 ミツB22編成は、ミツB5編成から抜き取られたサハE231-14を組み込んで8両編成にして、青森改造センター及び秋田総合車両センターにて武蔵野線用に転用改造され、2017年9月19日に京葉車両センターに配給輸送された(詳細は後述)。 残りの編成は2号車と5号車(6扉車)を外し、武蔵野線用に転用改造された。外された2両は順次廃車された。ミツB9編成は2018年1月、ミツB13編成は同年3月、ミツB18編成は同年8月、ミツB19編成は同年9月に、いずれも2・5号車以外の8両が京葉車両センターに転属した。余剰となった2・5号車は2018年9月に廃車されている。 ミツB23編成は2018年10月、ミツB28編成は同年11月、ミツB25編成は2019年2月、ミツB15・ B24編成は同年3月に、いずれも2・5号車以外の8両が京葉車両センターに転属した。余剰となった2・5号車は、2019年4月までに廃車されている。 ミツB29編成は2019年5月、ミツB3・B1・B30編成は同年7月、ミツB2・B57編成は同年8月、ミツB41・ B4編成は同年9月に、いずれも2・5号車以外の8両が京葉車両センターに転属した。余剰となった2・5号車は、2019年9月までに廃車されている。 ミツB35・B38編成は2019年10月、ミツB36編成は同年11月、ミツB37編成は同年12月、ミツB40編成は2020年1月、ミツB32・B42編成は2020年2月、ミツB33・B34・B81編成は2020年3月に、いずれも2・5号車以外の8両が京葉車両センターに転属した。余剰となった2・5号車は、B81編成を除き2020年5月までに廃車されている。ミツB81編成の2・5号車は、2020年12月11日付で廃車された。 ミツB80編成は2020年5月、ミツB39編成は同年6月、ミツB82編成は同年8月、ミツB31編成は同年9月に、いずれも2・5号車以外の8両が京葉車両センターに転属した。余剰となった2・5号車は、2020年6月までに廃車されている。 ミツB82編成の2号車「サハE231-223」の一部のドア上には、ドアカメラがついている。 0番台・900番台編成組成 ← 千葉 三鷹・立川 → 号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 形式 クハE231(Tc) サハE231(T) > モハE231(M) モハE230(M') サハE230(T') 6扉車 サハE231(T) サハE231(T) > モハE231(M) モハE230(M') クハE230(Tc') 搭載機器 VVVF SIV,CP VVVF SIV,CP 車両重量(t)209系950番台落成時25.6 22.6 28.3 28.5 23.8 22.6 22.6 28.3 28.5 25.6 0番台落成時25.7 22.2 28.4 28.3 23.6 22.2 22.2 28.4 28.3 25.7 0番台編成組成(6M4T化) ← 千葉 三鷹・立川 → 号車1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 形式 クハE231(Tc) > モハE231(M) モハE230(M') サハE231(T) > モハE231(M) モハE230(M') サハE231(T) > モハE231(M) モハE230(M') クハE230(Tc') 搭載機器 VVVF SIV,CP VVVF SIV,CP VVVF SIV,CP 車両重量(t)0番台 山手線の6扉付随車を置き換えることを目的に新津車両製作所で4扉付随車(詳細は後述)が製造されていたが、付随車は単独で試運転を行うことができないことと、本系列のブレーキ装置は TIMS を介して行うもので、機関車けん引による配給輸送の際にブレーキを作用させるために制御車(クハ・TIMS中央装置搭載) とTIMS に電源を供給する電動車(モハ)が必要となる。 このため、検査時期などを考慮して三鷹車両センターのB27編成が2010年(平成22年)1月に東京総合車両センターに転属し、サハ4両を抜いた制御車(クハ)・電動車(モハ)6両が使用された。使用した6両は新製された付随車の試運転・配給輸送のほか、廃車になるサハE230形(6扉車)の長野総合車両センターへの配給輸送に使用され、いずれも編成の中間に対象となる付随車を4両組み込む形態で試運転・配給輸送が実施された。使用しない付随車は東京総合車両センターに保留車として留置されていた。また、配給輸送使用中の同車は営業用車両ではなく、事業用車の扱いとなっていた。その後、約1年半の山手線用車両配給輸送終了後の2011年(平成23年)11月に三鷹車両センターに戻っている。
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