上育科生徒
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桜沢 みみな(おうさわ みみな) 声 - 日高里菜 白麗陵学院高等部2-A上育科所属。身長138cm。 かつて心臓の病気で進学が遅れていた為、現在は19歳。但し、外見は小学生にしか見えず、一人称の「みみな」を初め言動も幼い為、秋晴も年上の保護者のような態度で彼女と接することが多い。雑誌の特集を組まれる程の画才に恵まれ、自身も絵を描く事は大好きであるものの、周囲の期待をプレッシャーに感じていたが、秋晴の助言を受けて立ち直った後は、彼に好意を抱いており、それを自覚している様子。一部で「合法ロリータ」と呼ばれている 。 鳳 水蘭(ふぉう すいらん) 声 - 早見沙織 白麗陵学院高等部1-A上育科所属。身長183cm・スリーサイズ:B85 W62 H85。 客家と華僑の混在組織の長老の孫娘。長身の眼鏡っ娘。内気だが心優しい性格で、男性が若干苦手。上育科の令嬢の中でも比較的常識人と目されているが、刃物を持つと性格が豹変し、不審者に間違われた秋晴に青竜刀で斬りかかったこともある。セルニアとは仲が良く、敬称を付けずに呼ぶほど。一緒にいることも多い。趣味は武芸と絵本集め。 第8巻で行われたミス白麗陵コンテストにおいて、初代ミス白麗陵になった、しかし朋美が言うには会場にいた親族の票がかなりの数でまず勝てないらしい。 作者によると、秋晴とは過去に接点があるらしい。 四季鏡 沙織(しきかがみ さおり) 声 - 後藤邑子 白麗陵学院高等部3-C上育科所属。身長167cm・スリーサイズ:B92 W58 H87。 早苗の姉。美少女が多い白麗陵学院の中でも、「世界レベル」と称される程のトップクラスの美少女。彼女がミス白麗陵コンテストにエントリーした際は、勝ち目無しと見て10人ほどが棄権する事態になった。但し、痴呆に近い天然ボケで、頭は悪くその行動は妹共々間抜けそのもの。本人は無自覚であるが、いきなり服が脱げたり自分から脱いだりすることが多々ある。 実家は没落したが高等部上育科は3年間の授業料全額先払いのため没落しても上育科にいる。実家のために資産家に嫁ごうとしたが早苗の説得を受けてやめた。その後、セルニアの計らいで週末モデルの仕事をしている模様。第11巻では、デビューから半年足らずで既に世界的に有名になっている模様。ちょくちょく早苗にろくでもないことを吹き込んだりしている。 自室では、裸で過ごしているらしい。 アイシェ=ハディム(Ayse Khadim) 声 - 花澤香菜 白麗陵学院高等部2-A上育科所属。身長159cm・スリーサイズ:B78 W52 H76。 中東某国からの留学生。アーフラム教という宗教の敬虔な信者。上育科であるため、実家は世界でも有数の大富豪であるらしい。 偶然、秋晴に裸を見られた事から宗教上の理由で婚姻を迫る。偶発的な事故だったため婚姻を取り消すこともできるのだが、そもそもその偶発的な事故が起きたこと自体が天文学的確率であるため、それに「運命を感じた」との事で彼と結婚する気持ちに変わりは無いようである。 薫に裸を見られた時は本気で自決しようとした。 ヘディエ(Hedyeh) 声 - 戸松遥 白麗陵学院高等部2-A上育科所属。身長165cm・スリーサイズ:B83 W56 H79。 アーフラム教を狂信するアイシェの侍女。常に主人に付き従い、彼女の世話をする。戒律のため、アイシェの肌を見た秋晴を殺そうとしたり、また主人の自殺を止めようとしないどころかそれを推奨する等、戒律を盲信したが故の行動は人間としては決して正しいものではない。 彼女にとってアイシェ以外は塵芥と同じであり、主人の伴侶候補である秋晴に対しても痛烈な罵倒を放ち度々殺害しようとする上、アイシェの意にそぐわない行動を取ろうとすると凶器を突きつけて脅迫したりする。しかしこの態度は、秋晴がアイシェと結婚して立場が逆になった場合にそれを返済されるのだが、そのことも織り込み済みで行なっている。 秋晴に何故結婚しないのかを尋ねた際、「中途半端なままそんな事は出来ない」と発言を受け鼻で笑ってはいるが志は認めている(?)模様。 ピナ=スフォルムクラン=エストー(Pina Sformklan Estor) 声 - 後藤麻衣 白麗陵学院中等部3-B所属。身長143cm。 北欧の小さな島国・スフォル王国の第一王女。銀髪のツインテールで、頭にティアラを乗せている。 日本のアニメなどをこよなく愛するオタクであり、その為に漫画チックな言葉遣いをしている。一人称は「妾」であり、口癖として語尾に「…じゃ」を付けて放すが、これが趣味を意識したものなのか素なのかは不明。魔法少女アニメ「マジカルディーバ」の大ファンであり、頻繁にコスプレをしたり同人誌製作を計画したりするほど気に入っている。 彼女曰く、一年の3分の1ほどの期間を雪に閉ざされるスフォル王国ではアニメなどのメディアが娯楽として大人気であり、日本語の通訳が務まるレベルの若者が非常に多いとされる。 スフォル国民は秋葉原の常連であり、ピナも秋葉原の店主に出身国名を当てられた。またその店は王国の前大臣が常連であり店内に写真が飾ってあり、店主に自らを有名人と言っていた。しかしピナが秋葉原に行ったのはその時が初めて(理由は従者を含め正気を保っていられる自信がなかった)。 秋晴に対しては朋美やみみな、楓と引き合わせてくれた恩人であり、自分の趣味にも付き合ってくれることから、結構な好意を感じている。そのためか、秋晴の卒業後は執事(家来)として雇う発言をしている。 風祭 灯一朗(かざまつり とういちろう) 声 - 川田紳司 白麗陵学院高等部1-A上育科所属。身長182cm・体重62kg。 上育科唯一の男子生徒。作中随一の異常者。尚「灯一郎」は自称で、本名は大吉(だいきち)。常に満輪の花をバックに登場し、必ずと行って良い程高い場所に立って現れ、目立つことにかけては命を張る究極の目立ちたがり屋にして最強の構ってちゃん。自分の口上に酔って服を脱ぎだす等、異常なまでのナルシストだが、運動神経は抜群で頭も良い為余計悪質である。学園でスポットライトを浴びるのは常に自分にと考えている為、色々と噂になっていて目立つ秋晴の前に度々現れては度々長ったらしく無意味な講釈を垂れ流す。 その性格故に秋晴や朋美等の健常者からは常々奇異の目で見られているが、そんな彼に魅せられて信奉する女子生徒が多い事も事実である。ちなみに、別名を使っているが尊敬する祖父がつけた本名が嫌いなわけではなく、「灯一朗」とは自分で模索して見つけた「魂の名前」らしい。
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