リキュールとは? わかりやすく解説

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リキュール

英語:liqueur

リキュールとは、アルコール蒸留酒など)に糖類砂糖シロップ)や香料果物香草など)を加えて作られる混成酒。強い甘み多種多様な香り特徴とする。食後のデザート酒として飲まれたり、カクテルベース基酒になったり、菓子材料用いられたりする。

酒税法第一章第二十一条においてリキュールは「酒類糖類原料とした酒類エキス分2度上のもの」を指すと定義されている。

二十一 リキュール 酒類糖類その他の物品酒類を含む。)を原料とした酒類エキス分二度上のもの(第七号から第十九号までに掲げ酒類前条第一項に規定する溶解してアルコール分一度上の飲料とすることができる粉末状のもの及びその性状がみりんに類似する酒類として政令定めるものを除く。)をいう。

なお「エキス分」とは、「温度15度時において原容量立方センチメートル中に含有する不揮発成分グラム数」と定義されている。

関連サイト
酒税法e-Gov

リキュール【(フランス)liqueur】

読み方:りきゅーる

アルコール蒸留酒に、糖分果実エキス香料などを加えた混成酒フランス本場。キュラソー・ペパーミント・ベルモットなどがあり、ディジェスチフカクテルの材料とする。


リキュール(りきゅーる)

酒類糖類果実果汁および草根木皮香料色素などを原料としてつくる甘い酒。一般的には基酒(べーす)として蒸留酒用いられる有名なキュラソーアブサンから、梅酒ミカン酒などのホーム・リカー含めその種類は多い。焼酎も、砂糖などを加えエキス分2%下になる酒税法上リキュールとみなされる

リキュール

蒸留酒(スピリッツ)に薬草果物及び植物系香味成分や卵、ミルク等で甘味色をつけた混成酒例えスピリッツ果物ナッツスパイス系のものを漬込み、その香味溶け込ました浸出酒である。菓子多く用いられるリキュールはアニゼット、マラスキ-ノ、コワントロ-、グラン・マルニエキュラ-ソなど各種ある。

リキュール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/29 14:59 UTC 版)

リキュール: liqueur[注 1]: liqueur[注 2])とは、蒸留酒(スピリッツ)に果実ハーブなどの副材料を加えて香味を移し[1]砂糖シロップ着色料などを添加して調製した混成酒である。


注釈

  1. ^ フランス語発音: [likœːʁ] リクール
  2. ^ アメリカ英語発音:[lɪˈkɜːr] リー、イギリス英語発音:[lɪˈkjʊə(r)] リキュ
  3. ^ Rosolioイタリア語で「太陽のしずく」の意。
  4. ^ 「これはワインをベースとしたものであり、厳密にはリキュールではなかった」とする説、「ブランデーをベースに麝香シナモンなどで香りをつけたものであった」とする説などがある。

出典

  1. ^ a b c d 「クラフト リキュール和の薫り」『日経MJ』2020年1月13日(トレンド面)
  2. ^ 日本ホテルバーメンズ協会『HBAバーテンダーズオフィシャルブック』(ごま書房、2007年)p.132.
  3. ^ 小島武彦監修『リキュールで楽しむカクテル321 第2刷』(日本文芸社、2004年)p.10.
  4. ^ 日本ホテルバーメンズ協会『HBAバーテンダーズオフィシャルブック』(ごま書房、2007年)p.134.
  5. ^ 橋口孝司『スピリッツ銘酒事典』(新星出版社、2002年)p.177.
  6. ^ a b c 渡辺一也監修『リキュール&カクテル大事典』ナツメ社、2004年、17頁。 
  7. ^ 橋口孝司『スピリッツ銘酒事典』(新星出版社、2002年)p.178.
  8. ^ 前衛派日本酒〈04〉学ぶほどにもっと美味しく楽しめる。日本酒の基本”. メトロミニッツ. 2015年11月11日閲覧。
  9. ^ 『カクテルをたしなむ人のレッスン&400レシピ』日本文芸社、2021年、39頁。ISBN 978-4537218695 


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