フィクショナル・トルーパーズとは? わかりやすく解説

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フィクショナル・トルーパーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/28 20:30 UTC 版)

ゲームグラフィックス」の記事における「フィクショナル・トルーパーズ」の解説

vol.6号からvol.22号まで掲載参加vol.21まで、vol.22結果発表)。略称は『FT架空1980年代中東敵対するメカール共和国とエストビア連邦傭兵となり、ジェットパイロットとして戦果競う現代空戦もの。『虚構兵団』とのサブタイトル付いている。 メカール共和国 革命前イランモデルだが、政治形態共和制である。機体アメリカ初めとする西側多くどちらかと言えば漫画『エリア88』アスラン王国似ている統一した国籍マーク設定されておらず、トランプの柄(ハートダイヤスペードクラブ)が国籍代わりに機体塗装されている。 エストビア連邦 湾岸戦争前のイラクモデルだが、王制維持している。機体ソ連初めとする東側だが、フランス製も多い。地対空ミサイル対空砲など防空戦力に限れば、メカールよりも充実している。 メカールと違い初回から▽(逆三角形)に上から緑、白、斜め三色旗配した国籍マークがある。 プレイヤーは両陣営一方所属し空戦または爆撃で敵を撃破し生還するのが目的である。『IR』と違う点は毎回ゲーム戦闘場面が「誌上劇画化される」 ことで、参加したキャラクター描写されることも多かった。しかし、どちらかと言えばコミック本作語られなかった世界背景説明するツール、すなわち両軍装備塗装基地パイロット達の日常生活整備兵たちの描写。軍高官が語る政治的思惑。等、ゲームとして無くて構わないが、参加者達イメージ膨らませるのには大いに役立つ媒体として、大変良く機能していた。 機体用意され複数種類から選択可能であるが、ランク制限があったり、中には空戦専用爆撃専用などの指定がある。機体には誰でも乗れランク1MiG21アルファジェットなど)。中堅なれない乗れないランク2(ミラージュF1クフィルなど)。エース専用とも言える最新鋭ランク3(Su-27F-15など)の区別があり、必要な階級足りない上位機体選択出来ない作戦で敵を撃破したり、生還するポイント与えられ一定ポイント達するとキャラクター階級上昇する判定シビアだが、それでも『IR』よりは生還率高かったのも、本作人気となった原因一つであった最初ゲームシステムはヘクスマップに飛行コース記入して作戦参加するもので、航空機データには航続距離概念があった。もっとも一部機体には、基地から発進する航続距離足りなくて味方基地戻れなくなる片道特攻状態になるミス起こったり(編集部側は謝罪の上臨時飛行場航続距離内に置くことで救済措置行った)、ヘクスマップの飛行データをいちいち数えて入力するのが煩雑なためか、このルールシステム3回のみで終了してしまった。 補給船団攻撃作戦中に国連軍艦隊誤爆してしまったのをきっかけに、第三勢力米海軍機動部隊F/A-18部隊他)の介入招いて両軍壊滅的被害受けたため、メカールとエストビアは一時停戦となり、この間の出来事として特別編「大脱走」が行われた。これは撃墜され捕虜となった傭兵達収容所脱走し味方前線まで辿り着くことを競う空戦ゲームであるが、これも『FT』として扱われている。 「大脱走」挟み戦力整えたメカールとエストビアは再び開戦ここからシステム一新され、ヘクスマップ記入方式廃止された。参加者機体選択後、作戦所属飛行隊記入して提出する簡便な方式へと変わり選択可能な機体増えている。また、同時並行行われていた『IR』ほどの影響力は無いが、ここでも読者提案からチーム制取り入れられてたり、旧式機だがポイント多めに貰え機体として、ランク0(MiG19G.91など)の導入途中で行われている。本作が最も盛り上がったのがこの時期で、参加キャラとして撃墜王有名人になったり、様々なサイドストーリー読者コーナー語られ、自キャラ自機イラスト盛んに投稿されていた。 最終回。それは先行して最終回迎えたIR』に劣らぬ悲惨な背景から始まる。通常作戦第1波から第3波数次分けて実施される物であるが、このときの両軍作戦示し合わせかのように、全戦力第1波集中して全力出撃であった次回作戦前説明でも普段担当NPC現れず、見知らぬ将校ブリーフィング作戦説明)を行うなど、傭兵参加者たちはきな臭い雰囲気感じ取っていたが、それは的中した最終回作戦両国水面下交わした合意により、和平にあたって不要な傭兵達排除する方策だったのだ。傭兵達戦闘後味方の筈の正規軍に空と地から追い立てられ生存者僅かな人数に過ぎなかった。

※この「フィクショナル・トルーパーズ」の解説は、「ゲームグラフィックス」の解説の一部です。
「フィクショナル・トルーパーズ」を含む「ゲームグラフィックス」の記事については、「ゲームグラフィックス」の概要を参照ください。

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