ゲームグラフィックス
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『ゲームグラフィックス』(Game Graphix)は、大日本絵画が1986年5月から1991年3月まで隔月で発行していたゲーム雑誌(通巻30号)。モデルグラフィックス誌の姉妹誌として発行された。
- ^ 読者投稿は、『冒険者の集う都 EORTUNE CITY』とのコーナー名であった。
- ^ 特にハーピーを嫁にしたPC(ラムザス)に関して、「お前はチャームで騙されている」「ハーピーは臭いか否か」「それって倫理的にどうなのか」等の論争で盛り上がった。なお、当初の名前は『Chaosの部屋』だったが、人気拡大と共に増ページされたため、コーナー名も部屋から館へ格上げされている。
- ^ これは後の『蓬萊学園の冒険!!』における、テーブルネット構想の先駆けだとも言える。
- ^ Vol.20から開始された。正確なタイトルは『新GALL FORCE -地球章-』である。
- ^ 正確には投稿コーナーは存在したものの回を追う毎に低調となり、投稿が盛んだった前二作とは対照的に短いオマケ程度の扱いになった。これはメディアミックス戦略としての版権物ゆえの制約があったと推測されるが、この読者交流なしが読者参加ゲーム離れを、ひいてはそれ目当てだった購読者離れを呼んでしまった。
- ^ 「CKのみ攻撃する」がモットー。
- ^ Vol.13には「人間の脳を直結した」サイボーグカー「ミリィ」まで登場した。
- ^ Vol.11の「パティ・ローリア」嬢。ただしクローンであっても、さすがにポイントの引き継ぎは認められていない。
- ^ レースが開催される地域の殆どが第三世界の国々であり、流れ弾によるレース沿道の物質的・人的被害は膨大なものになる。だが、地元に対する補償がなされているとの説明はない。また、復興に対する先進国の利権関連や、それに伴う賄賂など開催国への政治的癒着もIRの闇を深くしており、読者投稿では露骨な不要人口の削減策として、各国の指導者が笑いながら語る場面もあった。
- ^ ゲームグラフィックス掲載当時はソ連が健在で、まだ冷戦時代だった。
- ^ 「IRは何故廃止されたのか? を皆さんのストーリーから構成してみました。クローンや人権の問題によるIRへの疑惑は各国民に疑念を持たせ、IRの権威は失墜しました。権威を失った『代理戦争』に果たして、いか程の意味があるのか? これがイングリッズ廃止の原因です」 vol.15、38頁の編集部の説明より抜粋。
- ^ これも読者投稿が採用された例であるが、本作最後のシーンは侵攻を開始した東側ホバータンクの群れにより、レース中のイングリッズカーを邪魔者として無慈悲に駆逐して行く場面で幕を閉じる。だが、この最終レースを完走した猛者もちゃんと存在する。
- ^ 一応、メカールの国籍マークはvol.14と、かなり後期になって設定されてはいるが、劇画登場の機体に描かれることはなかった。
- ^ 作画は畠山弘康。
- ^ 正確にはオリジナルの部隊結成。ただし、システム的に『IR』のチーム制度のように、「どこそこ特定の部隊のみと戦う」などマニューバーに細かい指定は出来ず、単に参加者間の連帯意識を高めるのに留まった。
- ^ 『装甲騎兵ボトムズ』のクメン編終盤を彷彿とさせる展開である。ちなみにこの最終回には「在庫処分」と身も蓋もない作戦名が冠されていた。
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