ランク制とは? わかりやすく解説

ランク制

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 21:30 UTC 版)

声優」の記事における「ランク制」の解説

日俳連所属する声優が、アニメ日本語吹き替え作品・社法人コンピュータエンターテインメント協会CESA)に加盟するゲーム会社作品に声をあてる際の出演料についての規定で、この制度での報酬は「ランク」と呼ばれる出演料によって支払われることになっているため、担当する声が主役だろうが端役だろうがは関係なく、また台詞の数がものすごく多かろうが一言けだろうがも関係ないランク設定毎年4月更新され人気上がったりキャリア重ねると、マネ協音声連との協議のうえでランク上がっていき、またランク上がるごとに出演料高くなっていく。例外として、60歳上の者はランク上げることはできても下げることはできない1991年平成3年)に出演料が約1.7倍アップしたこともあり、予算限られたアニメ吹き替えにはランクの高い(出演料が高い)ベテラン声優起用されなくなる弊害生じようになった。それにより、2001年平成13年)から2年期間限定ランク下げ認め特例期間が設けられた。 30作品最低ランク出演料1万5,000円で、最高ランクが45,000円、その上に上限なしのノーランクが設定されており、これが基本出演料となる。またその基本出演料に「目的使用料」として、アニメ1.8倍が加算され吹き替えは1.7倍が加算される予告編台詞をやった場合基本出演料ランクをもとにしたギャラ加算される放送時間枠60分や120分の場合は「時間割増」となり、その分ギャラ支払われる出演作品ソフト化されたり再放送され場合規定基づいて転用料(2次使用料)」が支払われる。これらの合計声優総出演料となるのだが、そこから事務手数料税金などで約30%から40%引かれる音声作品報酬相場拘束時間ワード数によって数時間から数日までさまざまで、声優ランクにもよるが、だいたい数百ワードあたり2~3万円ぐらいとされ、有名声優がソーシャルゲームに出るときの単価などとは比べものにならない声優だけで安定収入を得るのはほんの一握りなのは売上大半事務所持っていくこともあって、事務所声優でも声優業のみで生活できる人は少ない。しかしながらそれでも仕事を取るためには事務所に所属するのが基本で、イベントコンサートライブ等収益を得る事務所声優安定して仕事をすることになる。主役声優であればイベント出演1回2030万円程度もらえる他、物販稼げるという。

※この「ランク制」の解説は、「声優」の解説の一部です。
「ランク制」を含む「声優」の記事については、「声優」の概要を参照ください。

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