フィクションでのイメージ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 16:53 UTC 版)
「ウィリアム・セシル (初代バーリー男爵)」の記事における「フィクションでのイメージ」の解説
エリザベス1世を主人公にした小説でも、即位前の危ない時期に「今宮廷に来ると危ない」と警告したり(『我が名はエリザベス』)、現在の政治情勢についての情報をまめに届ける("Beware, Princess Elizabeth" )などの役割で登場することが多い。 1998年のイギリス映画『エリザベス』は、彼がバーリー男爵に叙されるとともに宮廷から退けられたかのように描いているが、事実ではない。セシルは1572年に病気のために国王秘書長官を辞しているが、大蔵卿に転任して1598年の死去までエリザベス女王最大の側近として宮仕えした。 次男のロバート・セシルとウィリアム本人をあわせた「セシルズ」が、エリザベスの「愛人」がとかく大きな勢力となる宮廷で、それに対抗して宮廷を二分する勢力であったとする小説("Queen of this realm" )もある。 エリザベスの生涯変わらぬ恋人だったとする小説(『王女リーズ』)もあるが、この小説はあとがきで、エリザベスの恋人であるというのは全くの創作であると断っている。
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