語られなかった世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 08:02 UTC 版)
「ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-の登場人物」の記事における「語られなかった世界」の解説
週刊少年マガジン本誌、マガジン増刊ワンダー等に4ページほどで掲載される短編。コミック巻末等に収録される。その時の国での余談や、サクラの羽と関連のない世界など設定はさまざま。従って発表時期も雑多なので本記事中においても順不同で紹介する。なお、先頭に☆の付いている作はその際本誌連載が休載している時の掲載(一週置いて『私立堀鐔学園』と交代で掲載された3週間分を含む)を表す。 マガジン増刊ワンダー掲載。コミック8巻収録:寿司屋の前に移動した一行は「おごったげる!」というモコナの言葉に従い入店する。小狼だけは通貨がないのを心配していたが、一行は寿司を気に入り満腹になるまで食べた(ファイは生魚が苦手なため、あまり食べていない)。会計時、小狼が通貨のことを話しはじめた瞬間、モコナが次元移動を開始して一行を吸い込み、店主に挨拶をして食い逃げする。 ☆週刊少年マガジン本誌掲載。キャラクターガイド収録:もしもピンチの時に言葉が通じなくなったら、という話。本編でもこの件に基づく危惧が示唆されている所がある。コミックス収録時と本誌収録時に内容の相違が最も大きい作品。 ☆週刊マガジン本誌掲載。コミック10巻収録:一行の部屋がひどく荒らされていたため、モコナが推理を買って出る。しかし、部屋を調査するうちにモコナが犯人だということが明らかになってしまう。最後に「黒鋼→推理小説自体に興味がないタイプ」・「ファイ→推理小説ズレしていてすぐに犯人が分かるタイプ」・「小狼→推理小説はちゃんと推理して読むタイプ」・「サクラ→推理小説は推理せずに読むタイプ」と記載がある。 マガジンSPECIAL掲載。コミック12巻収録:黒鋼が愛読している雑誌「マガニャン」にまつわる話。マガニャンは様々な国(次元)で発行されており、連載されている漫画も同じだが本の形態だけはそれぞれ異なっている。ファイは「湖の国」にもマガニャンがあったのだろうかと疑問を投げかけるが、水の中では無理だろうと黒鋼は言う。一方、「湖の国」では人々がマガニャンの発売日について話していた。 マガジンSPECIAL掲載。コミック13巻収録:レコルト国の図書館外でモコナは侑子と会話を始め、4人の寝相について尋ねられる。サクラの寝相は悪く、ファイはうつ伏せで、黒鋼は動かずに寝ているらしい。モコナは「小狼も動かないんだけど…あれって寝てるっていうより…」というところで口ごもる。だが「黒鋼と小狼、どっちも同じくらい痛そうなの。だから今日は二人と寝てあげる。二人とも元気になるといいな」と二人を気遣う描写がある。 マガジンSPECIAL掲載。コミック15巻収録:山荘に泊まった一行の怪談(または怖い事)の話。アニメに登場した霧の国におけるエピソードの元ネタでもある話もある。 書き下ろし。キャラクターガイド2収録:黒鋼は実は牛乳が苦手であるという話。 書き下ろし。原画集収録:男性陣3人が侑子へのホワイトデーのお返しを探し回る話。この話で結局フォンダンショコラとなるそのお返しは後に『XXXHOLIC』で重要な事に関わる。 ☆週刊少年マガジン本誌初掲載話。モコナが旅の仲間に其々の夢を聞いて自分がとある夢を見る話。アニメに丸々一話用いられた話でもある。
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