OVA
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OVA(オーブイエー)は、アニメのオリジナルビデオのこと。オリジナル・ビデオ・アニメ[注釈 1]の略称である[1]。
注釈
- ^ 英: original video animation
- ^ 英: original visual animation
- ^ 発売・販売とも。ビデオグラム普及初期の1980年代前期に参入し、元々自社で製作した『キタキツネ物語』や『ユニコ』などの非サンリオキャラクター系映画を売り込むために参入していた。原作者のやなせたかしとサンリオ創業者の辻信太郎との旧知の仲が縁で副版元(知的財産権保有企業で主版元のフレーベル館は原作となる絵本などの幼年層向け書籍が主のため、漫画単行本などの非幼年層向け書籍が中心)である『アンパンマン』シリーズでも、『それいけ!アンパンマン』(販売元はバップ)以前におけるアニメ作品の16ミリフィルム以外におけるメディア版の販売元でもあった。一時期業績不振で事業撤退まで考えたことがあったが、サンリオキャラクターの世界的な人気の高まりと子供向けOVAの人気に乗じてサンリオキャラクター系子供向けアニメを軸にした展開に変更したことで業績が回復し、現在のような形となった。それ以前におけるサンリオキャラクター系作品は『夢の星のボタンノーズ』(1985年 - 1986年)といったテレビアニメや、自社製作子供向け映画作品における併映作品など、少数派であった。
- ^ VHS版は学研ビデオ、DVD版はシナノ企画が販売。原作の絵本も学研から絶版を経て聖教新聞社で引き継いだものが既刊となっている。
- ^ 聖教新聞社が版元の池田大作における小説作品を基にしたメディアミックス作品のシリーズ。このメディアミックスは創価学会系列の企業のみで手がけており、実写映画シリーズと同じシナノ企画がVHS・DVD共々販売を担当した。
- ^ 京都アニメーション制作。全3巻の単巻売りのVHS版で、販売元は学研ビデオであった。
- ^ 2007年当時はブルーレイ規格とHD DVD規格が拮抗しており、バンダイビジュアルにおける次世代DVDの展開は、ブルーレイよりHD DVDの方が早かった
- ^ 英: original animation DVD
- ^ 英: original animation disk
出典
- ^ 『月刊ニュータイプ』1986年2月号、p6、角川書店
- ^ 『月刊ニュータイプ』、1986年11月号、p.158、「秋姫のOVA放言録」
- ^ アニメブームを振り返る |アニメ評論家・藤津亮太 第1回|お金と社会のWEBメディア『FOUND』|note
- ^ 『MINDYマガジン』みんだなお、1990年、ふゅーじょんプロダクト、p.90
- ^ 『テープがヘッドに絡まる前に』113 - 114頁、「interview Talk about OVA 大張正己」
- ^ 『テープがヘッドに絡まる前に』71頁
- ^ 『テープがヘッドに絡まる前に』149頁
- ^ 『テープがヘッドに絡まる前に』132頁
- ^ 『月刊ニュータイプ』1986年2月号、p12、角川書店
- ^ 「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」出荷枚数が100万枚を突破 - ねとらぼ
- ^ FFⅦアドベントチルドレン世界累計240万枚(6/20) アニメ!アニメ!
- ^ 『テープがヘッドに絡まる前に』76頁
- ^ 『テープがヘッドに絡まる前に』158頁
- ^ 『テープがヘッドに絡まる前に』63頁
- ^ 『テープがヘッドに絡まる前に』128頁
- ^ 『ツバサ』商品紹介 「ツバサ」「×××HOLiC」オリジナルアニメーション公式サイト
- ^ CLAMP×I.G×講談社 「ツバサ」新作OVAアニメ製作発表(6/14) アニメ!アニメ!
- ^ OAD『ツバサ 春雷記』前編いよいよリリース アフレコ コメントも アニメ!アニメ!
- ^ 『スクールランブル』のコミックス第21、22巻は特典としてアニメDVDが付属 | マイナビニュース
- ^ “「藤田和日郎魂」付録にOAD「からくりの君」決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2009年7月1日) 2020年8月7日閲覧。
- ^ “アニメ化決定の『今日、恋をはじめます』よりキャストインタビュー!”. アニメイトTV. (2010年5月11日). オリジナルの2010年5月14日時点におけるアーカイブ。 2020年8月7日閲覧。
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