タイタンファイター
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 08:09 UTC 版)
「ヘビーメタルサンダー」の記事における「タイタンファイター」の解説
宍戸飛車寿(ししど・びしゃす) 声 - 平野正人 TRACK1のデンキのタイタンファイトデビュー戦の対戦相手「ノーフューチャー号」のオーナー。デンキの住むはがね商店街認定カンペオン。風貌はパンクロッカーでシド・ヴィシャスがモデル。下に字幕が付かないと何を言っているか聞き取れないほどキツい東北系の訛りが特徴。デンキに敗北後は黒星の焼印を押される様がまざまざと放送され(会場でそれを直視したヨーコ達は戦慄していた)、デスアイランド島送りになった。エンディングでは他のタイタンファイター達と共にデンキの結婚式に出席している。 小説版では壮絶な過去を持つ事が明らかにされた。ノーフューチャー号 殴って殴って殴りまくるタイプのストライクロボで、コマンドもストライクとビートが中心となる。相手を強制的にオーバーヒートさせる技セット「勝手にナグレバ」を持つ。しかし最期はロケット砲の一斉掃射によって、頭部を残して完全に爆破された。 関東太郎貞治(かんとう・たろう・さだはる) 声 - 平野正人 TRACK2のデンキの対戦相手「レアルマタドール号」のオーナーであり、30世紀で有名な芸術家でおかまキャラ。東京湾沿岸地区認定カンペオン。風貌はダリに似ている。「芸術は綺麗よおおお!!」と絶叫しながら登場。 身寄りの無くなった宍戸にノーフューチャー号を与え、タイタンファイターに仕立て上げた。レアルマタドール号 「美しい」蹴り技と、驚異的な放熱性能が特徴。また、相手の防御力を下げる技セット「背徳のモーモーちゃん」を持つ。対戦前のデモンストレーションではその蹴り技で闘牛型ロボットを何頭も切り刻んでいたが、敗北後はその親類らしき闘牛ロボットの群れに襲われて爆散した。 山田マスタツ 声 - 大塚周夫 デンキがバイト(という名の修行、あるいは修行という名のバイト)をしていたちゃんこ屋「落武者」の主人にして、デンキのロボレスの師匠。「アリガトウ山田号」を駆るタイタンファイト認定全日本カンペオン。ロボの名の通り義理堅く感謝の心を忘れない武人。 後に日本カンペオンの座を賭けてデンキと戦う事になってしまい、敗北。デスアイランド送りになり、ちゃんこ屋も爆破されてしまった。しかし12年後に反乱を起こし、それが皮切りとなってC・サンダース社は崩壊に追い込まれた。TRACK8では72歳という高齢ながら、最終決戦に向かうデンキに同行する。 C・サンダース社、そしてタイタンファイトの誕生に関わっていたらしい。アリガトウ山田号 鉄壁の防御力とバランスの取れた多彩な技を持つ。そして、相手のビート連打の速度をダウンさせ、しかも技の後一句詠んでしまうという風情のある技セット「地獄の春夏秋冬」を持つ。同じく獅子舞の頭部を持つ女子高生ロボを従えているが、最期はその女子高生ロボの放った矢の雨に貫かれ、爆散した。 ザ・ボス 声 - 飯塚昭三 TRACK4のデンキの対戦相手で、「焼売コンビナート号」を駆るアジア地区認定カンペオン。中華風の暑苦しい男。焼売コンビナート号 卑怯でセコい小技で攻めてビート技を叩き込む戦法を得意とし、敵のグラップルを封印する技セット「炎の中華三昧」を持つ。デモンストレーションでは重厚な鎧に身を包んだ巨体だったが、本体は細身で貧相なボディ。敗北後は龍ロボットの吐く火炎で焼かれ、爆破された。 カール・マルク 声 - 銀河万丈 ドイツ修行に旅立った秋葉原デンキにスープレックスを教えた男。アマチュアロボレスの王者。山田マスタツと親交があったらしく、膨大な量の書簡を交換し合っていたという。これまでタイタンファイトに参加することを拒否していたが、デンキとローラとの対戦直後、ヘイワードによって急遽用意されたルールにより、デンキと対戦することになる。「ナイトバーン号」のオーナー。ハードゲイ風だが、結婚歴があるので真偽は不明。敗北後は寄りを戻したローラと共にデスアイランドに送られる。ナイトバーン号 グラップル中心の実直なスタイルが特徴で、相手の攻撃力を下げる技セット「哀愁の男世界」を持つ。敗北後はドール号が甚振っていた小人ロボットのキノコ型ロケット砲の掃射を受け、ドール号と口付けを交わしながら爆散した。 ローラ・マルク 声 - 冬馬由美 TRACK5のデンキの対戦相手、「ドール号」のオーナー。欧州地区認定カンペオン。カール・マルクの元妻。見た目は人間だが、目からレーザー光線を放つ(ただのギャグ的な表現ではなく、本当に改造人間にされていたらしい)。ドール号 そのメルヘンチックな見た目とはアンバランスなグラップル中心の過激なスタイルが特徴で、相手のシンクロレベルを1にする技セット「暴虐童話“力の限り”」を持つ。敗北後はフルーツ100に雁字搦めにされるも、ヘイワードとカールの乱入で戦闘が続行した為、一時は難を逃れる。しかし結局ナイトバーン号共々爆破された。 心斎橋レイラ 声 - 冬馬由美 公私共に秋葉原デンキを誘惑し続けた、少し年増のセクシーダイナマイト女(デンキより4歳年上)。初登場時に目黒ヨーコの親友でデンキを誘惑。デンキをして「俺の『巨乳範囲』を超えている」と言わしめた。TRACK4では唐突にデンキと関係を持ったように見せかけ、荒巻鮭と組みデンキのゴシップを写真週刊誌にリークする。TRACK7ではヨーコに変装してデンキとブラジルで対決する(この時は33歳)。 変装した際の風貌は見た目こそヨーコだが口の両端に線が入っていてロボットのようにも見える。喋り方もロボットのように棒読み。ヘイワードの差し金により「ホボ・ブラジル号」を駆り、ブラジルでデンキと対戦する事になる。バトル後は正体を明かして逃走するが、その後TRACK8で「カオスの10年」が起きた時にデンキと結婚していた事が判明し、しかし同時にその結婚から半年後に白血病で死去していたことが発覚する。ホボ・ブラジル号 姉妹ロボの妹型で、姉とは違いパワー重視のグラップルロボであり、相手のユニットレベルを下げる技セット「灼熱カーニバルの挽歌」を持つ。最期はロボ・ブラジル号共々、サンバダンサーロボの自爆によって爆散した。この際にヤスシ似も巻き込まれている。 荒巻鮭 声 - 千葉繁 初登場時にレイラに付きまとっていたカメラマン。TRACK4ではレイラと組んでデンキのゴシップを撮る。TRACK7にてキーちゃんにロボット風の変装し、サウスアメリカ地区認定カンペオンとして「ロボ・ブラジル号」を駆り、デンキと対戦する。バトル後に正体を明かした本物のキーちゃんに暴かれる。ロボ・ブラジル号 姉妹ロボの姉型で、妹とは違い技重視のグラップルロボ。相手のストライクを封印する技セット「狂熱カーニバルの紋章」を持つ。
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