年増

デジタル大辞泉

とし‐ま【年^▽増】

読み方：としま

娘盛りを過ぎた女性。一般に30歳代半ばから40歳前後までの女性をいう。江戸時代には20歳前後を年増、20歳を過ぎてから28、9歳ぐらいまでを中年増、それより上を大年増といった。

隠語大辞典

年増

読み方：としま

1. 周囲焼板張又ハ黒壁トナシタル土蔵。〔第五類　一般建物〕
2. 土蔵の周囲を焼板で腰張りしたもの。黒壁の土蔵。「土蔵」のことをむすめといふがそれより連想したものを云ふ。
3. 土蔵の周囲を焼板で腰張したもの。黒壁の土蔵、土蔵のことをむすめというがそれより連想したもの。

年増

読み方：としま

1. 三十歳前後の女のことをいふ。〔情事語〕
2. 二十三四から四十歳位までの女のこと。

分類 情事語

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歌舞伎・浄瑠璃外題辞典

年増

読み方：トシマ（ｔｏｓｈｉｍａ）

初演 天保10.3(江戸・中村座)

名字辞典

年増

名字	読み方
年増	としま

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JMnedict

年増

姓	読み方
年増	とします

ウィキペディア

年増女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/27 18:33 UTC 版)

年増女（としまおんな）は、娘の年頃を過ぎた女性。女性の年齢によって、年増（としま）、中年増（ちゅうどしま）、大年増（おおどしま）などと区分することもあった。また年増のうちでも美しい時期を年増盛（としまざかり）とも呼んだ。

Weblio日本語例文用例辞書

「年増」の例文・使い方・用例・文例

• それは毎年増加している傾向にある。
• 収入はほぼ毎年増加している。
• 海外へ留学に出かける学生の数が毎年増加している。
• アジア諸国からの輸入品は近年増大している。
• 彼の商売は 1 年増しに繁盛した.
• ちょっと乙な年増だ
• あの娘は一年増しに美しくなる
• 一年増しに美しくなる
• 水気たっぷりの年増だ
• 色は年増にとどめを刺す
• 中年増、大年増
• 女性の攻撃は去年増加した
• 年増の湯女
• 年増のうち,年齢が中ぐらいのもの
• 江戸時代の上方で,眉をそり歯を染めた年増の女
• 拾得物の数は毎年増えている。
• 築地市場は特に外国人観光客の間で人気があり，この場所を訪れる人の数は近年増加している。