ジャイロキャノピー
通称名 | ジャイロキャノピー | ||
デッキタイプ | ワゴンタイプ | ||
車名・型式 | ホンダ・BB-TAO2 | ||
全長(m) | 1.895 | ||
全幅(m) | 0.650 | ||
全高(m) | 1.690 | ||
軸距(m) | 1.410 | ||
最低地上高(m) | 0.085 | ||
シート高(m) | 0.700 | ||
車両重量(kg) | 132 | 136 | |
乾燥重量(kg) | 125 | 129 | |
乗車定員(人) | 1 | ||
燃料消費率(km/L)30km/h 定地走行テスト値 | 41.9 | ||
最小回転半径(m) | 2.0 | ||
エンジン型式・種類 | TA01E・空冷2ストローク単気筒 | ||
総排気量(cm3) | 49 | ||
内径×行程(mm) | 40.0×39.3 | ||
圧縮比 | 7.0 | ||
最高出力(kW[PS]/rpm) | 3.7[5.0]/6,500 | ||
最大トルク(N・m[kg・m]/rpm) | 5.6[0.57]/6,000 | ||
キャブレター型式 | APBB | ||
始動方式 | セルフ式(キック式併設) | ||
点火装置形式 | CDI式マグネット点火 | ||
潤滑方式 | 分離潤滑式 | ||
燃料タンク容量(L) | 7.3 | ||
クラッチ形式 | 乾式多板シュー式 | ||
変速機形式 | 無段変速式(Vマチック) | ||
変速比 | 1 速 | 2.910〜0.875 | |
減速比 1次/2次 | 3.416/3.538 | ||
キャスター角(度) | 27°00′ | ||
トレール量(mm) | 62 | ||
タイヤサイズ | 前 | 4.00-12 65J | |
後 | 130/90-6 53J | ||
ブレーキ形式 | 前 | 機械式リーディング・トレーリング | |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | ||
懸架方式 | 前 | ボトム・リンク式 | |
後 | ユニット・スイング式 | ||
フレーム形式 | アンダーボーン |
ホンダ・ジャイロ
(ジャイロキャノピー から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/07 05:21 UTC 版)
ジャイロ (GYRO) は、本田技研工業が製造販売するオートバイのシリーズ商標である。本項では同社が過去に製造販売した派生車種についても解説を行う。
注釈
- ^ 本田技研工業公式HP 2輪製品アーカイブでの記載[3][4]。
- ^ 本田技研工業の2輪車型式名は、アルファベット2文字+数字2桁で構成される。アルファベット1文字目は通常排気量クラスを意味するが、Tは3輪構造を意味しスリーターシリーズ以前には、輸出専用モデルの3輪バギーATCシリーズが使用しており、後には4輪化されたTRXシリーズやFour Traxでも使用された。2文字目は車両タイプを意味するが、Xはオフロードモデルを示すD、UP・キャノピーはビジネスモデルを示すAとされた。これは当初の本シリーズが不整地や雪道での走りを可能にしたモデルとしてリリースされたが[2]、多少の雪道でも走行可能である点から降雪地帯での需要が高く、さらに積載力ならびに安定性や利便性の点で新聞・牛乳・飲料などの配達業務からも人気が高かったことから変更された。またUP・キャノピーは発売当初から昭和60年騒音規制適応モデルのため型式名に識別記号A-が附帯する。
- ^ 金属性の内外殻間に円柱形のゴムを圧入したもので、独特の非線形バネ特性と減衰性を有し、金属バネに劣らない耐久性を備える[7]。
- ^ 本モデル同様にリーン操作が可能もしくは特定二輪車に該当しないモデル。
- ^ 製造時期によって純正オイルのE1・G1などが指定されるが、G1を指定されているモデルにE1を使用しても問題はない。
- ^ デファレンシャル機構の潤滑はファイナルリダクションギアオイルと共用しており、通常のスクーターと比較して数倍近い容量が必要で、デファレンシャルギアを装備するUP・キャノピーも含めて通常の4ストロークエンジンオイルが指定される[注 5]。
- ^ 平成18年排出ガス規制適合の継続生産車の製造期限は2017年8月31日[10]。
- ^ 北海道・沖縄は3,000円高。一部離島は除く[2]。
- ^ 北海道・沖縄は3,000円高。一部離島は除く[17]。
- ^ 消費税3 %抜き。北海道・沖縄は5,000円高。一部離島は除く[14]。
- ^ 消費税3 %抜き。北海道・沖縄は5,000円高。一部離島は除く[18]。
- ^ 消費税3 %抜き。北海道は8,000円高。沖縄は5,000円高。一部離島は除く[15]。
- ^ 消費税5 %抜き。北海道は8,000円高。沖縄は5,000円高。一部離島は除く[16]。
- ^ 消費税5 %抜き。沖縄は5,000円高。一部離島は除く[19]。
- ^ ベーシックは60 km/L[8]。
- ^ 本モデルチェンジより乾燥重量表記を廃止したほかベーシックは109 kg[8]。
- ^ 消費税5 %含む[8]。
- ^ 消費税8 %含む[13]。
- ^ オプション設定された積載量3.0 kgのフロントバスケットと同じく1.5 kgのインナーラックを装備し、それぞれの最大積載量まで積載した場合は、原動機付自転車の合計最大積載量が30 kgまでのため荷台は25.5 kgまでの積載となる[5]。
- ^ X・キャノピーの荷台はスイングするシートから延長する形で構成される。
- ^ 逆に、スイングされることによって傾きを緩衝することが前提の出前機では緩衝しきれなくなるため不向きである。
- ^ 北海道・沖縄は5,000円高。一部離島は除く[5]。
- ^ 消費税3 %抜き。北海道・沖縄は5,000円高。一部離島は除く[20]。
- ^ 消費税3 %抜き。北海道は8,000円高。沖縄は5,000円高。一部離島は除く[21]。
- ^ 消費税5 %抜き。北海道は8,000円高。沖縄は5,000円高。一部離島は除く[22]。
- ^ 軽自動車よりも小回りが利く上に出先での駐車にも便利なため警備会社や機器保守会社などのの巡回車両として新たな需要を開拓したほか、郵便局(日本郵政)やヤマト運輸などの配達用ならびに交番に配備され警邏用にも使用された。
- ^ 元のコンセプトは、1980年代初頭にCKデザインがストリームでプロトタイプを製作し性能確認を済ませていた。
- ^ X・UPをはじめ後付で屋根を装着できるモデルも他に存在するが、これらはすべて社外品である。また本田技研工業が製造する2輪車では、1994年 - 2000年に製造販売されたキャビーナが屋根を標準装備したほか、1954年 - 1955年に製造販売されたジュノオK型にアクリル樹脂製大型ウインドシールド上部に収納される雨よけ用ルーフがオプション設定された例がある。
- ^ ただし、いわゆるニコイチによってワゴンタイプのない世代にワゴンタイプの荷台を装着されている個体も存在する。
- ^ 主なメーカーは、ジャパンモーターサービス・ティーズ・松田技術研究所・マジカルレーシングなどで、ワゴンタイプ標準品より概ね大型かつ機能的であり保冷機能付も存在する。
- ^ 消費税3 %抜き。北海道・沖縄は5,000円高。一部離島は除く[6]。
- ^ 消費税3 %抜き。北海道は8,000円高。沖縄は5,000円高。一部離島は除く[26]。
- ^ 消費税3 %抜き。北海道は8,000円高。沖縄は5,000円高。一部離島は除く[27]。
- ^ 消費税5 %抜き。北海道は8,000円高。沖縄は5,000円高。一部離島は除く[28]。
- ^ 消費税5 %抜き。沖縄は5,000円高。一部離島は除く[29]。
- ^ 本モデルチェンジより乾燥重量表記を廃止[8]。
- ^ 消費税5 %含む[8]。
- ^ 消費税8%含む[13]。
- ^ シガーソケットを増設すればカーナビゲーションの設置や携帯電話の充電も可能。
- ^ 大型自動二輪車・普通自動二輪車・原動機付自転車の各免許では無免許運転となる。
- ^ 反面、「自動車通行禁止(二輪車は除く)」の場合通行が不可になるなどのデメリットもある。
- ^ 保険会社アフラックが2005年に制作したCM『アフラックストーリー2筒井さん篇』では、同社社員がミニカー登録されたキャノピーにヘルメット未着用で乗車するシーンがある。このため当時同社の公式HPでは「ヘルメット未着用に関してミニカー登録であり、普通乗用車と同じ扱いであることから装着義務がないこと。車両は大阪市の登録で、一般的なミニカーのナンバーは青だが、同市では原付と同じ白である」旨を解説していた。
- ^ 内容によっては特定二輪車として扱われる場合もある。
出典
- ^ 1981年11月10日プレスリリース
- ^ a b c d e f g h i j k 1982年10月13日プレスリリース
- ^ ジャイロ X2008年モデル表紙
- ^ ジャイロ キャノピー2008年モデル表紙
- ^ a b c d e f g h 1985年9月18日プレスリリース
- ^ a b c d e f g h i 1990年11月13日プレスリリース
- ^ タカラ工業公式HP ナイトハルトバネ解説
- ^ a b c d e f g h i j 2008年3月21日プレスリリース
- ^ 1997年12月24日プレスリリース
- ^ a b c 国土交通省HP 新車排出ガス規制の経緯(8)
- ^ 環境省・自動車排出ガス専門委員会(第54回)配付資料 54-2 二輪車の排出ガス規制に関する国際基準調和の動向等について (PDF) - 小排気量車の数値と区分が日本と欧州で異なる。
- ^ “ディーゼル重量車及び二輪車の排出ガス規制を強化します。”. 国土交通省自動車局環境政策課 (2015年7月1日). 2017年3月24日閲覧。
- ^ a b c d e 2017年8月22日プレスリリース
- ^ a b c 1989年12月18日プレスリリース
- ^ a b c 1993年11月22日プレスリリース
- ^ a b c 1999年12月15日プレスリリース
- ^ a b 1983年10月28日プレスリリース
- ^ a b 1992年6月16日プレスリリース
- ^ a b 2002年6月27日プレスリリース
- ^ a b 1991年6月21日プレスリリース
- ^ a b 1993年5月14日プレスリリース
- ^ a b 2000年2月3日プレスリリース
- ^ “About 株式会社ドミノ・ピザ ジャパン - Wantedly”. www.wantedly.com. 2024年2月5日閲覧。
- ^ Riney, James (2022年8月17日). “なぜ出前文化の日本でフードデリバリーは発展しなかったのか | Coral Capital”. 2022年9月17日閲覧。
- ^ Inc, Shogakukan. “入社4年目社員の本音「チェロが弾けなくなって、僕の人生は一度終わった」ドミノ・ピザジャパン星野智也さん|@DIME アットダイム”. @DIME アットダイム. 2022年9月17日閲覧。
- ^ a b 1993年4月7日プレスリリース
- ^ a b 1996年9月20日プレスリリース
- ^ a b 1999年10月19日プレスリリース
- ^ a b 2002年6月27日プレスリリース
- ^ Honda e: ビジネスバイク シリーズ第二弾 ビジネス用電動三輪スクーター「ジャイロ e:」を発売
- ^ a b 『「Honda e: ビジネスバイク シリーズ」の一般販売開始について』(プレスリリース)2023年6月1日 。2023年6月2日閲覧。
- ^ a b “【新車】電動ジャイロキャノピーe:が一般向け販売開始! エンジン版よりも高性能!?”. Webike+ (株式会社リバークレイン). (2023年5月23日) 2023年5月31日閲覧。
- ^ “Honda e: ビジネスバイク シリーズ第三弾 新型交換式バッテリーを採用した屋根付き電動三輪スクーター 「GYRO CANOPY e:」を発売”. www.honda.co.jp. 2021年11月3日閲覧。
- ^ “「原付のジャイロを水色ナンバー(ミニカー登録)にする方法は?」|三輪バイクにまつわる疑問点、一問一答”. Motor-Fan BIKES (2021年5月30日). 2023年3月26日閲覧。
- ^ 1983年5月24日プレスリリース
- 1 ホンダ・ジャイロとは
- 2 ホンダ・ジャイロの概要
- 3 電動モデル
- 4 脚注
ジャイロ キャノピー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 02:21 UTC 版)
「ホンダ・ジャイロ」の記事における「ジャイロ キャノピー」の解説
2輪車の機動性や駐車性の良さを活かしながら、2輪車にはない新しい機能とファッション性を追求し、都市交通環境の変化や宅配・巡回サービス業などの新しいビジネス形態に合せて開発。さらに天候を選べない業務向けにも対応させた屋根付スリーターであり、2017年現在でも日本国内で製造販売されるオートバイでは唯一屋根を標準装備する。また屋根を装備したことから、ワイパーおよびウインドーウォッシャーを標準装備するフロントスクリーンも装備。フロントカウルもX・UPとな異なった曲線基調のタイプになり、ヘッドライトも1灯式から2灯式に変更された。
※この「ジャイロ キャノピー」の解説は、「ホンダ・ジャイロ」の解説の一部です。
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